妄想暴走オタク日記


2007年08月24日(金) 虚実。

 結局、どっちでもええんやろ?と中間は言った。

 中田大智の事である。今、目の前にいる相手の腹の底を探ってみる。年若くして(自分だってまだ十分に若いのだが)関西ジュニアの中ではやや風格が漂いつつある未来の仕切り役は、目指すポジションに必要な表裏を身につけようとしていた。
 だからMCとして、中田が今一番尊敬してやまないという村上信五の事は、敬愛を感じているというが、尊敬なのだか愛情なのだかはっきりしない。その証拠に彼の言う”憧れの先輩”は時どきで呆れるほど変化して行くのだ。
 要するに、憧れはあくまで目標であり、越えるべき照準である。彼らは絶対ではなくて、だから移り変わりをしていくのかも知れない。中田の中で、確実な地位を築く事がないのだ。
 では、村上はどうだろう?と中間は思う。
 中田にしては珍しく、思いつめたような顔をする。必死な目線を向ける。それは、自分も同じだからよく分かる。例えば村上を挟んだ両端から、同じ目線を向けるお互いと視線が絡む。はっとすると同時に、安心もする。一蓮托生ではないけれど、恐らく手強い相手に挑む、自分達は一種、戦友のような。中間にとって中田は、そういう意味で認めた相手だった。
 けれど、と最近思う。
 中田にとっての”村上信五”は、どのような存在か。
 例えば、濱田崇裕。
 濱田といる時の中田は、不思議と雰囲気が柔らかい気がする。本人が自覚しているかは分からないけれど、何か険しい顔をした中田が、濱田の姿を視界に認めて、表情を和らげる。入所日も同じ、すぐに同じグループの初期メンバーとして現在まで、変わらず共にあり続ける。他より少し密接した関係が、彼らをそうさせているのかも知れない、と思うけれど。
 やや斜に構えて世の中を見ているイメージの中田が、濱田にだけまっすぐな目線を向けるのを、不思議な気持ちで見る。らしくないと言えばらしくないし、実はそれが一番らしい姿なのかと思えば、そうなのかも知れないとも思えた。
 だから、問うてみたかった。些細な興味であったけれど。
 中田にとってより大事なのは、村上なのか?濱田なのか?
 「そんなの、どっちでもええやん」
 淳太くんには関係ない話ちゃうの。と、突き放したような答えが返る。中間を前にして、機嫌がよければ笑うけれど、愛想笑いをする事はない。だから、中間の前にした中田は、常に素の姿を晒していた。
 「そう言ってしまえばおしまいやけど。単純に、興味が沸いたから」
 村上が今、中田の中で神聖視されているのは知っている。逆を言えば中田にとって、どれほど濱田が大事なのかを知りたかった。
 「さぁ…どうやろ」
 どちらだ、と言う事も出来たし、どちらでもない、と言う事も出来た。だから中田は、
 「別に淳太くんでもええんやけど?」
 そう言って薄笑いを浮かべてみる。そんな答えが中間を喜ばす気がして。
 「俺はお断りやわ」

 言葉とは裏腹に、中間は満足そうに笑って見せた。



▼8:51



腹が痛くて眠れないのでこんな時間に日記です(笑)←どうやら夏バテ

昨日は腹痛と戦いながら2度目の甘受紺に参戦してきました〜!千秋楽の楽前公演でした。2度目の今回も楽しくて、同行のSさんは初見だったんですが、やっぱり面白かったーと言っていたのも嬉しい。

構成に変化は全くなかったんですが、さすが公演も終盤になると流行ノリや悪乗りコーナー、アドリブ的なものも増えていたみたいで、まさに古き良きエイト紺の様相。さすがに日替わり漫才はしてなかったけど(笑)一発芸はやっていた模様。昨日は室兄と伊藤くんでした。あ、あと濱ちゃんの物真似か、あれもコーナー化してたのかな?個人的にはあそこは大智照史に濱ちゃんが絡む感がもっと大事に構って的で好きだったんですけど、それがなくなって残念。大&文のみそ汁(どうやら大智が味噌らしい)(文ちゃんがスープか…)との絡みも、新鮮味の問題か今回は薄め。濱ちゃんのよだれかけで口を拭いてる大智は慇懃無礼でかわいかったけど(笑)

あとはファイトマンがかなりフリーダムな感じで、室兄弟の豆っぷり(緑の全身タイツをフードまで被って兄弟で大暴れ)と文ちゃんのキティ(の被りものをして上半身裸体)(しかもえぇ体)はだいぶ沸いてたから初出だったんですかね。大智のハリセンも大活躍で、あーこういう時に仕切り好きだとおいしいーと思います(ちょっと違う?)。一部ボケキャラがみんな大智を笑わそうと思っているように見える、そんな勘違い。

特記はそれぐらいで、あとは別に何があった訳じゃないのにわたしはひたすら濱大萌えで、Sさんにも何で?と言われる始末。何でだろう…。



終演後はビアレストランでひたすら飲んで語って来たんですが、そこでももう、エイト甘受お笑い入り乱れて語る語る。特にテンション身振り高く語ったのが淳大だった気がするので、そんなのを書いてみました小話。別に淳太と何かそんな絡みがあったとかいう事では一切ありません。残念ながら。

そういう意味ではこちらも何があったという訳ではないんですけど、わたしの中で濱ちゃんと大智の関係性というか、空気感がとても良くて、そんなこんなをとうとうと語ったらSさんには濱ちゃんに夢みすぎと言われた訳ですが。夢なのかなぁ?でも、隣合わせになった時に、何となく微笑みあったりする(ように見えた)二人はすごくいい雰囲気だと思ったんですよ。あと、薄荷キャンディを手に持った濱ちゃんが周囲の様々ジュニアにそれを見せびらかして回った後、最後に立ち位置的に、後ろの一番高いところにいた大智に向かって高々とキャンディを誇示して見せたように見えたんだもん…ひょっとしたら大智の隣の中山くんにだったかも知れないけど(笑)細かい事はまぁいい(笑)

何ですかね、本当に漠然とした印象なので上手く伝えられないんですけど、そういう微妙な距離感だとか、イメージする関係性がいいな濱大いいなと思います。本当に上手く伝わらないみたいで、Sさんには分かってもらえなかったんですけど(笑)。あの人薫大淳大押しみたいで(笑)

それで淳大とかも語ってみたんですけど、それこそイメージ先行だよね、淳太腹黒ってどっから来たんだろ?と思ったら男前ラジオでした。あれの対村上への対処法があんまり見事だったので、それでこうなっちゃったんだな(笑)。村上さん的にも、淳太のそんなキャラはお気に入りみたいで、そういう意味ではやり方としては大智の方が先だったんだけど、仕方がないのは淳太の方が絶対顔が好きだと思うから(笑)。だからその辺が、色んな意味で内と被る、という話をしてました。淳太の方がもっと芸達者というか、キャラ立ってきてるとすら思える。

そうそう、昨日一番ハマったアドリブが、淳太の「俺は神戸の毒サソリって呼ばれてんねん」でした(笑)

毒サソリ!!!
しかしいざ刺そうとしても尻尾を隠してるので面倒臭がってろくに刺さず、挙句薄荷キャンディを尻尾に絡ませてました(笑)。すげー淳太!

何か、そんなこんなが駆け引き好きのイメージになったのかなぁ…。
だから、そういうところで照史は若すぎるし物足りないのかなって、そもそも淳太は照史にそういうものは求めてないよね、と。だから腹黒を晒してコミュニケーションを楽しむという意味で、似合うのが大智かなぁというイメージです。互いに一面だけではありえなさそうなので(照史なんかは一面性でしかないと思われますが)ひとつの側面を晒すという意味では、より深層に触れているとも言えるのかなと。

とか、そんなこんな色んな話をしたような気がするんですが、酔っ払いはやっぱりろくに覚えておりません…久々にいっぱい語って楽しかった事だけ覚えてるんだけどなぁ。あと、相変わらず酔っ払いに告られた事くらい(笑)。好きな人にはMなんです!と何度も言われても困ります(笑)!そんなわたしはどSらしくてすみません(謝るところ?)



と、いう訳でろくなレポにすらならずに送信しちゃえ。



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