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「クインス」 「父上、これは…?」 部屋に入って来たアントーニオは、まずはその香りに気がついて僅かに眉を動かし、次いでテーブルの中央に飾られた美しい花に目を向けた。 「庭の薔薇園で摘んできたのだ、気に入らなかったか?」 「いえ、そうではありません。が、何故急に花などを」 「それはだ、アントーニオ」 音もなく近づいたクインスが、伸ばした指に捕らわれてはじめて、アントーニオはその意図に気が付く。声に出す前に唇を塞がれて、抗う気もなく瞳を閉じた。触れるだけの唇はすぐに離れて行って、名残惜しそうに目を開けたアントーニオに、クインスは透き通るような美しい笑みを浮かべて、 「淫靡な薫りを、薔薇の香りに消してしまおうと思ったのだ」 言えばアントーニオは昨晩の情事を思い出し、本物の薔薇に負けないくらいその頬を鮮やかに染め、口篭もってしまう。月明かりに裸体を晒し、父の前で痴態を晒した。陽の光の下、衣服を着込んで執務室を見遣れば、その空々しさに余計に気恥ずかしさが火のように噴き出す。うぶなその様子がクインスにとっては可愛くて、意地が悪いと知りつつつい、からかってしまう。その心を知ってか知らずかアントーニオは、照れ隠しも手伝ってわざと父の胸に顔を埋め、甘えるような仕草をした。父はそれがやはり可愛いと思ったから、手を回してその体を抱き締める。甘い栗毛の髪を撫でてやると、気持ちよさそうに顔を擦り寄せる様が、やはり可愛くて仕方がなくて、その髪にも音を立てて口付けた。 「…父上に抱き締められると、薔薇の香りがします」 うっとりと呟いた息子の言葉にクインスはまた、美しい微笑みを浮かべて。 「それは先ほど薔薇を摘んできたから、匂いが移ったのだろう」 言った言葉に「いいえ」とアントーニオは僅かに体を起こし、 「父上から薔薇の香りがするのです」 大真面目に言うからクインスは笑みを浮かべたままさらに優しく、甘くその体を抱き締めた。その体温や、力加減や、なによりむせ返る甘い香りに包まれて、アントーニオは思う。 まるで天国にいるようだ、と。 ▼2:13 ビスカリアの英名はローズオブヘヴン。天国の薔薇!と言うのだそうです。 聞いた瞬間になんだそりゃ!とひっくり返ったので(笑)そんな感じの父上です(どんな感じだ)。鼻息だけで書いたので何だかよく分かりませんが…王様を混ぜたのもまぁ、趣味?みたいな。父上はそこは年長者の経験と勘で王様の動向などお見通しなんでしょうけど、分かっていて楽しんでいる風…美しいばかりではない薔薇には、棘があるのです。それはまぁ、息子に関して絶対の自信があるから、というあたりがなかなかどうして意地が悪いです(笑)。だって父ちゃん絶対性格悪いぜ!的なね。そして息子溺愛なんだぜ…とかそんな話もしてました。や。息子も父溺愛だからもぅ、勝手にしてって感じなんですけど(笑) そんな訳で今日は仕事終わりにやっと「☆になった少年」を見て来ました。 柳楽くんは翼さんに酷似だと思う…声まで似てると思う。ああいう顔に生まれるとああいう声になるんだろうか。んな訳ねー。とかそんな一人ツッコミをしながら見ました(内心で)。や。面白かったです。普通に泣きました。動物ものは卑怯ですよ、ね!(でも柳楽くんて正直大根(略)) で、遊び惚けてる間にトリプル来たー! レコメンで好きやねん初OA来たー! そして何より、 �´�部パターン逆入れ替え来たーーーーーー!!!!! これで我々、ブブブ(@千年)で千秋楽を迎えられますよ!と大喜び(笑)! そんなに喜ぶあたり、我々もまごうことなきアイツ担だったんだね…とか、とか。 そうそう、アイツと言えば今日の��スポは待ちに待ったアントーニオ来た!そして東に送ったメール。 『ちなみに掴みは「いつも司会者のようなポジションで、メンバーをさわやかにつっこみまくる。そんな好感度が高いキャラクターの村上信五(23)が、初めて悪役に挑戦している」でした。 さて、いくつ間違いがあるでしょう(笑)?』 区切りは当然、「好感/度」ではなく「好/感度」に違いない(笑)
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