妄想暴走オタク日記


2003年06月27日(金) ボケと介護。

■0:29


動物のお医者さんを見てダンベルやって、さー風呂に入るかと思ってたら始まった難波壱番館(関西ローカル芸人列伝)がランディーズ(吉本若手)で、入れなった。最後まで見てしまったよ。

もう5・6年前になるのかな?私には一時期お笑いにハマってた時期がありまして。
今はもう劇場に足を運ぶこともなくなりましたが、その時期熱心に見ていた芸人たちは、今もなにかで見かけるとつい手を止めて見てしまう。元来お笑い好きなんだよな。関西育ちだしね。で、ランディーズは私が見てた当時、NSCを卒業したばかりの駆け出しの若手で。まだ2丁目劇場があった時代の、いわゆるCランクの子たちだったのですな。それがこんな、特集を組まれるほどになっているとは。ハリガネが出てきたときも驚いたけど、まさかこの番組でランディーズを見るとは思わなかったヨ。時間は流れるし、人は成長して行くのですねー。今バカ売れ(らしい)のウエストサイドとやらはよく知らないんですが、過去の天素やフルーツみたいなもんかな?歌って踊れる芸人って、結局のところ、時代は巡ってるんだなあと思います。そう思うと天素ってスゴイね。開拓者だね。

まあそんなことはさておき、それでランディーズの愛と涙(笑)の列伝を見てたんですけど、海外武者修行(パクリ風)中に胃潰瘍で倒れた高井くんのために見知らぬ土地を走り回って薬を調達してきたらしいヘタレ中川くんに感動して、「こいつの一生、俺が面倒見たる」としみじみ決めたらしい高井くんがツボりましてね。芸人って。コンビ愛って。とりあえず笑いましたが、たまに笑えないよね。純粋すぎてね。往々にしてコンビ愛の基本はヘタレでダメなボケを、チャキチャキのツッコミが「面倒見る」という図式じゃないかと思います。そこで、ふと考えるわけです。この図式はどこかで見たことがある。


・・・ヒナがヨコの「一生を面倒見たる」と思っていたらどうしよう(笑)



―――――さ。風呂入って来ようかな。
高井くん曰く、「俺的には『ボケとツッコミ』というより『ボケと介護』て気分なんです。いつも」と言ったその表現に純粋な愛を感じたのでした。いつまでもおしあわせに。(笑)



本日読了。『鳩笛草』宮部みゆき。
長らく相方に借りていた本をやっと読了(すまん)。私はこの人の本は長編のが好きなんだけど、この本は短編だからと括るには、ページの割に内容は厚いんじゃないかな。「燔祭」は「クロスファイア」の前身になるんだけど、モノローグ風で新鮮だった。で。表題の「鳩笛草」は、私、好きな話5指に入るかもしれない。宮部みゆきは激しい話を書く人ではないけど、かといってこんな穏やかな話を書くという印象もなかった。作中出てくる大木刑事は、きっと岸谷五朗をモデルに書かれたに違いないと思う今日この頃(笑)



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