婦長さんの手術。 手術室の入り口でお迎えすると 涙を浮かべられていた。 やはり不安と必死に戦っておられたのだろう。 なんだか言葉に詰まりそうだった。 それでも、笑顔で あらためて担当看護婦であることを告げた。 婦長さんは、笑顔を見せてくれて 「よろしく」と、言ってくださった。
麻酔導入された後、 担当医師が胸部のCTをシャーカッセンにかけて 麻酔科のドクターに話しかけた。 「このかげどう思われますか?」 見ると、本当に小さな影が映っていた。 肺にも病変…?!
昨日、婦長から 「今日、肺のCTをとったけど…肺にメタがあったら、手術できんね…」 という言葉を聞いていた。 この写真の結果は、婦長さん知っていたのだろうか…。 つらい…。
それでも、予定の手術は始まった。 今は、よけいなことは考えず 今日の手術が無事終るように努めた。
最期まで介助したかった。 でも、今日17時15分から講義の予定があって みのむしはこの手術の続きを他の人に託さなくてはならなかった。 本当は、講義の方をキャンセルしたかった。
講義が終ってから手術室にもどったとき 婦長さんの手術もちょうど終ったところで 退室される様子を見ることが出来た。
とりあえず予定の手術は無事終了。 あと、肺の方はどうなるのだろうか 気掛かりだ…。
|