| 2002年01月26日(土) |
日本褥瘡学会… in 山口 |
新幹線に乗って、山口に行ってきた。 今日は、褥瘡学会に参加。 演題は、みのむしの仕事に関係あるものもないものも…。 でも、関係なくてもとても興味のもてるものも多かった。
印象的だったのは 食事と褥瘡治癒の関係。
超高齢者の痴呆症状のある女性が自宅で療養していたが 左右の大転子部に褥瘡が出来てしまった。
食事にいろいろと工夫をして栄養をとろうというケアーがなされていた。 劇的な変化は、抹茶味の飲料をすすめたとき… それまで何を口にしても苦虫をかみつぶしたような表情だった女性が 目を開いて、とてもかわいらしく生き生きとした表情をしていた。 実は、この女性は以前お茶の先生をされていた。
また別の男性は、 病院で褥瘡治療を受けていた。 食事の工夫もされ傷の状態もよいほうへ向かっていたので そろそろ退院へという話が出た。 ところが「このまま入院させてくれ」と食欲無くなってしまった。 栄養はチューブで補給されていたものの そのとたんに傷も広がってしまった。 入院していていいよということになったら 傷がまた小さくなっていった。
このどちらの症例とも、血液検査データに変化はなかったのに 褥瘡治癒の状態が変化してしまったのだ。
食事の内容や、その人の過去、気持ちの持ちようによって 自然治癒力に大きく変化が見られる。 これは、本当に科学的にどうのこうのというのは とても難しいことだろう。
それでも、 看護者は、患者の自己治癒力が最大限にひきだされるために アセスメントできるようにならなくてはいけない。
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