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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2004年04月07日(水)
Vol.461 帰っておいで

おはようございます。りょうちんです。

春は引っ越しのシーズンでもある。4月になって新しい場所に移り、そこで新しい生活を始める人も少なくない。高校時代の友人Kくんから、引っ越しの連絡が届いた。結婚して子供が生まれても今までずっと地元の千葉で暮らしていた彼だったのに、仕事の都合上どうしても引っ越しをしなくてはならなくなったようだ。
彼が引っ越しをして、いつも仲の良い高校時代の友人5人の中で、これで千葉に残っているのは俺だけになった。結婚やら転勤やらで、実家を離れみんなそれぞれ県外の違った場所で暮らしている。そういう俺だって、実家からはすぐそばの距離に住んでいるはのだけれど、一応ひとり暮らしをしているわけだし。
みんなが遠くに離れて、やっぱりちょっとだけ寂しい気持ちもする。最近はホントに忙しくて、年に1度集まる程度だったけど。これからみんなで飲むことがあっても、集合場所は都内とかになっちゃうんだろうな。でも、千葉が嫌いになったとか実家が嫌いになったとか、そんな理由で千葉を離れていったんじゃない。懐かしい思い出がつまった地元千葉を胸に抱いて、それぞれの場所でがんばっているんだ。
俺だって、大学の時と初めての就職先は千葉県外だった。住民票も2度、千葉から離れている。それでも、いつだってココロの中では俺の故郷は千葉だと思ってたし、俺自身の基盤となるホームタウンは地元の街だと思ってたし、何かあればいつかは千葉に帰ろうとも思っていた。そしてその思いの通り、人生の流れの中でいつのまにか俺は再び千葉に舞い戻り、今はこうやって千葉で暮らしている。やっぱり生まれ育ったこの街が、俺はいちばん落ち着くんだよな。だから高校時代のみんなもこの先何かに立ち止まることがあれば、いつだって千葉に帰っておいで。
新しい生活にも慣れた頃になったら、高台から街が一望できるというKくんの新居にも、近いうちに遊びに行かなくちゃな。