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| 2003年06月23日(月) ■ |
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| Vol.333 弟が書いたメッセージ |
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おはようございます。りょうちんです。
先日、鋸山に行った時の話。車は麓にある海岸が見下ろせる駐車場に止めたのだが、そこには小さな見晴台があり、海を一望できるところがあった。せっかくだからと俺らもその見晴台に上がり、穏やかな海を眺めていたのだが。ふと見晴台の手すりに目をやると、そこには無数のいたずら書きや落書きが残されていた。コインで削って記した相合傘や、歯の浮くような愛の誓いなどなど。 さて、俺はその中でも最も目立つ、ひときわ太いマジックで書かれた落書きに目が止まった。俺の地元からママチャリに乗ってここまでやって来たというメッセージ。この先、房総半島の最南端である白浜まで行く予定だと記されていた。俺の地元からママチャリなんぞに乗ってやって来たということに興味がわき、世の中にはいろんなことをしてるやつもいるんだな、なんてのんきに思っていたのだが。メッセージの最後に書かれた半年前の日付と名前を見て、俺は目が点になった。そこには、まさに弟の名前が書いてあったのだ。 そういえば。去年の12月、弟が突然いなくなったことがあった。両親も、弟は友達の家にでも行ってるんだろうと思ってたんだそうだが、数日後にひょっこり帰ってきた弟は、「友達とチャリンコで房総まで行ってきたよ〜」なんて言っていたらしいのだ。俺が直接弟から聞いたわけじゃないが、そういやそんな話を母が話していたことがあった気がする。 これは絶対、弟が書いたメッセージだ。そう確信した俺は、実家に帰った時にさっそく事の真相を弟に尋ねてみた。すると。「あ〜、書いたよ〜、鋸山が見える見晴台でしょ? うわ、見つけちゃったの? 恥ずかし〜!」。俺の予感は的中だった。あ〜、弟よ、お前もこんなバカなことをしでかしてたのか。あちゃ、同じ血が流れてるとはいえ、俺に似てなんてバカなことを。そう思ってみたが、そんなバカな弟が、やっぱりちょっといとおしくなった。 ただし。公共物へのいたずら書きや落書きは、絶対に止めましょう!
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