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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2002年11月25日(月)
Vol.224 呼びこみのオヤジ

おはようございます。りょうちんです。

とある駅近くの路地にて。この道は駅から続く大通りよりもひとつ外れた裏通りにあたるため、細い道の両サイドにいくつものいかがわしい風俗店が軒を連ねている。午後8時。俺も、仕事帰りのサラリーマンたちの波に紛れて歩いていた。
それにしても、風俗店も競争が激しいのだろう。派手な看板を持った人やチラシを配る人、そしていちばん厄介なのがいわゆる「呼びこみ」と言われる通行人に声をかけてくる人など、ホントにいっぱいいる。そんな勧誘には、完全に無視することを決め込む俺。マジでうざったい。だからこの時間は、あんまりこの道は通りたくなかったんだよ。
そんな中、ひとりの呼びこみのオヤジが、ターゲットを俺にしぼったようで。俺に話しかけてきた。俺は相変わらずの無視。しかしこのオヤジ、どういうわけかかなりしつこい。いろんな誘い文句を俺に投げかけながら、もう50mくらいも俺についてきた。いくら仕事とはいえ、そんなにせっぱつまっているのか。
俺も負けじと、オヤジと目線を合わせることもなく歩くスピードを早める。「1万円で本番付きだよ。安いでしょ? お兄さん、どう?」。どうって言われたって、1万円だろうが10円だろうが、俺にはさらさらそんな気はない。そんなところでお金を払ってエッチなことをするくらいなら、とっととハッテンバにでも行ってるっつーの。それとも、俺ってそんなに性欲に飢えた顔で歩いてたか? 
あまりにもしつこいオヤジに、俺のイライラもマックスに。腹が立つというよりも、むしろオヤジがあわれに思えてきちゃったよ。きっと彼にも彼なりの苦労があるんだろうけどさ。今度あのオヤジが声をかけてきたら、すこしくらい話をしてあげようかなぁ。いやいや、お客さんにはならないけどね。