ぶつ草



三角座りで拝聴 その3・トリプル曲篇


で。

アルバム発売記念感想論述会もいよいよ大詰めです。
…大詰めってことで。(強制)
ここまでたどり着くのにかなりかかっていますね。一週間以上ですか。
…申し訳ないです。…もしかして期待してくださっていた方々。
前回書かなかった3人ずつのトリプル曲を今回MDに落としてリピートで聞いています。
(コンポのリモコン、未だ行方不明…TT)
この2曲はイヤホン経由で、静かなところでやや音量大きめがオススメなのは間違いない。


・君に会えない日も
  長野・井ノ原・岡田のトリオ。
  イントロを聞いて、この3人の声に合う曲だなと。 …まだイントロなのにf(^^;
  こやってイヤホンで聞いていると息継ぎの音まで聞こえてアレですな(ヲヒ)。
  それだけで悶えている私はただのアホです。てへ。
  こういうスローテンポな曲での井ノ原さんの声はべらぼうに色っぽくて好きです。
  低くて、艶があって。少し鼻にかかっていて。
  高音部に差し掛かると、やや苦しげに(絶対裏声にならないのよね)張る声も素敵。
  長野さんはとにかく甘いですね、声。耳元で囁かれている感じ。
  低音部になると掠れているその具合が「いやん」と。
  6人だったり、3人だったりすると消えてしまいがちな彼の声も、この3人だとちょうど良いスパイスになっている様に思えます。
  岡田さんの声はちょうど前の2人の中間かな?
  艶があって、甘いんだけれども、井ノ原さんのそれより、長野さんのそれより度合いが少ない。
  以前から岡田さんの声って表現しにくいんですけれども、まっすぐ、なのかな?
  変に色っぽくも、変に甘くもない(あ、前者の2人がそうだというわけじゃないんですよ)って言うのでしょうか。
  そんな声に「個性」を持つ3人がうまい具合にうまいように行った、そんな感想です。
  何度も聞いているとその感が強いです。


・UNLIMITED
  坂本・森田・三宅のトリオ。
  正直。本当に正直、全く予測不可能な組み合わせで。
  バラエティでは分かる組み合わせでも、こうやって歌うとなると、どうなるのか本当に分かりませんでした。
  そして一言。
  坂本さんオイシすぎ。最後の最後でしてやられた、です。
  イヤホンで改めてじっくり森田・三宅氏の声を聞き比べました。違うんだけれども、似ていますよね。
  これもまた表現するのが難しいのですけれども。
  例えば森田さんの声が高くて甘い中にちょっとほろ苦いものがあったとしたら、
  三宅さんは高くて甘くて、その中にさらにとろける優しい甘さ。
  でも聞けば聞くほど同じ声に聞こえてきます…
  坂本さんは言うまでもないのですが、最後のサビ部分まで「本当に彼は歌っているのだろうか…」とかなり不安。
  コーラス部分は彼も、歌っていますよね?
  だとしたら天下の坂本様の声もダブルスイーツにはかき消されるということですか?…うーん(悩)
  不安だらけでしたけど、最後の独唱で声が裏返る(ファルセット?)の聞いて、もうそれだけでおっけー!
  安いといわれても、何と言われてもオッケーなんだよっ。


ってなわけで駆け足でめぐってまいりました今回のアルバム。
ひょっとしたらこうやって感想を書くのは今回が初めてかもしれないのですが。
文句いろいろ言いながらも結局なんだかんだで気に入ってるんじゃないですか?というシメで…


…いいですか?




↑小首を傾げて構えられた日にはもう…















別の意味で安いのかもしれない。

2003年08月17日(日)




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