ぶつ草



熊野南紀・圏外の旅 その1


こんにちは。嵐を呼ぶ原因の半分を担う「君」が、どうやら私のことだと判明した双葉。です。
てっきり某イノハラさんだと思っていたのに。
久しぶりに家族旅行記です。
前回は…3月の「富山立山の旅」でしたね。
…だったよね…
(確認中)
うん、そうです。
今回は近場で攻めてみるとは父上の弁。
なんとか3日の休みを取り付けて、いざ出発!


・猿谷ダム
まずたどり着いたのが奈良県のこのダム。
なぜにダム?
未だに父上の意図が分からなかったりするのですけれども
「猿」が付くだけにベンチには必ず可愛いお猿さんの人形がいるんですよ。
ベンチに腰掛けてバナナ食べてたり
お尻を向けていたり。
いやん、可愛いっ。
台風明けだからちょっとドロドロの葉っぱとかつもっていましたけれども、それもそれで可愛いのです。
台風明けだからダム放流中!で凄い勢いで吐き出される水にしばし見入ってしまいました。
ここだけ涼しいのねん。

・谷瀬のつり橋
曰く、「日本最長のつり橋」だそうで。
記憶に残っているつり橋は高知県の「かづらばし」(ごめんなさい、字が曖昧です)。
それもかなり小さいときだったのでなんとなくおぼろげ。
「最長」ったってたかが知れてるでしょ、と大きな気分で行ったのが大間違い。

…な、長い…


橋の終点が見事な一点透視図法!
感動と共に一抹の不安がよぎります。
(…つり橋ってゆー位やねんから揺れるんやろか…)
沢山の人が行きかい、走っているお子様もいます。
大丈夫!と決意を決めて足を踏み出して、10歩ほどで後悔しました。

…揺れてる…
揺れてるよっ。


聞いてないっ。
遥かなり一点透視図法の頂点…歩けど歩けどゴールは見えず。ほぼ真ん中でどうにも動けなくなったらしいゴールデンレトリバー君に遭遇。
座り込んでしまって…立てないのね、これが。
そんな私は座り込むことすら出来ない状態。
ようやくたどり着いて、ほっとしたのもつかの間。
往復だってこと、忘れていました。
そしてまだまだ遠いスタート地点…
あとから見たデジカメの写真には、へっぴり腰で半泣き(もう泣いていた)の私が。
削除よ削除っ。

・野猿(やえん)
今日二つ目のダム「風屋ダム」で涼しさを堪能してから野猿へ。
頭を駆け巡る某男性グループをなんとか追い払いつつ。
なにやら川にかかっているロープを手繰り寄せて移動する、橋がなかったころの橋代わりのものだそうで。
観光名所だとのことですが、実にひっそりとしたところにありました。
危うく通り過ぎるところでした。
双葉。一家の前には一組のカップル(夫婦?)と思われる方がチャレンジ中。
ぼーっと見ていたのがいつの間にか「がんばれっ」「もうすこしっ」「笑顔っ」などと応援することに。
いや、あかの他人なんですけれども、つい言いたくなってしまうんです。応援したくなってしまうんです。
「野猿」はそういうものだご想像いただきたい。
ここまで来たならやってみないとダメでしょう。
そんなわけでチャレンジターイム!
移動用箱に乗って、5回ほど綱を手繰り寄せたところで本日2度目の後悔。
この辛さはやってみたものしか分からないかも…
移動箱に座って手繰り寄せるから力が入らない。でも立つと危ない。
そして思ったよりも距離があるのですよ、川の対岸まで。やっぱり往復だし。
でも戻ってきたときの達成感はやみつきになります。

・熊野本宮神社
熊野三山の一つ。サッカー日本代表が胸につけているヤタガラスがシンボルになっています。
ひたすら階段を上って、そして降りたことしか覚えていませんが…
このあと少し離れたところにある大斉原(おおゆのはら)へ。
ここではめちゃでかの鳥居があるそうなのですが…
遠くから見たら「ああ、ちょっと普通より大きいかも」な程度なのですが、田んぼにはさまれてまっすぐに伸びる道を歩いていくと
予想以上に成長してみえる大鳥居。
「ちょっと大きい」どころではありませんでした。ほんとびっくり。

そんなところで本日の行程は全て終了。
本日お泊りの宿は和歌山・渡瀬温泉。
湯の峰温泉と川湯温泉の中間くらい?なところにあります。
目的はもちろん近畿最大規模の露天風呂!
うっひゃー!な広さに浮かれまくりすっぽんぽんで走り回る24歳…
ったくやめなさいって。(あとから考えると恥ずかしい)
本当は貸切露天風呂も入りたかったのですけど、タイミングが合わずに味わうことが出来ませんでした。
今日はこれまで。

明日は「どろきょう」の旅です。





↑あちこちで見ましたが…



2003年08月10日(日)




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