いぬの日記
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りー。さんと銀英伝祭。 本日のビデオはvol.23『嵐の予感』、vol.24『ウルヴァシー事件』、vol.25『双璧相打つ!』。
朝10時、りー。さんからメールで30分遅れるとの事。 二度寝。 10時半、りー。さんが鳴らしたチャイムで目覚め、寝巻き姿で布団ひきっぱでドアを開ける。 「腐海が進行してる」と言われる。 すすすすいません!ごめん人を部屋に入れてから着替え始めたりして!!!
ヤンの死に気力を奪われ、根性で残り6本のビデオを見ることにした我々ですが、今回でさらにダメージを追いました。ううう。次回の祭が終わったら、次は外伝だ!ヤンにまた会えるよ!それまで頑張ろう!!
ラインハルトがヒルダに手を出して求婚する話から、ハイネセンで仕事してるロイエンタールが、陰謀でカイザーへの謀反ありと見なされて、敬愛し奉るカイザー・ラインハルトと陣を構え、無二の親友ミッターマーヤーを闘って、ロイエンタールが死ぬ話です。みもふたもないな。
りー。さんのお言葉ですが、ラインハルトはまじで生娘のようでした。対して、「今夜は独りでいたくない」とすがられたヒルダさんの凛々しいこと。 うわあっ、ラインハルト様、ちゃんとできたのか?!下品ですみませんが、これはヒルダ・パパだけでなく、ほとんどの視聴者が思ったことだと思います。 翌朝、「お嬢さん(フロイライン)を私に下さい」とヒルダの屋敷に参上したラインハルトの乙女なことといったら、エースを狙え!のひろみちゃんも裸足で逃げ出すでしょう。いやむしろお蝶婦人か。 大輪の薔薇の花束を抱えて頬を染めるラインハルト。伏せたまつげはあくまで長く、繊細な鼻梁は、大輪の薔薇に負けないくらい華やか。エフェクトかかかってキッラキラ。 秋田いぬとリー。さん大爆笑。 いやー、久々にハイテンションでした。どうしてくれようこの兄ちゃん、2@歳! ヒルダ・パパは、そんなラインハルト様に対して、至極常識的に呆れてました。でも、皇帝に娘が求婚されたのに、彼をただののぼせた若者として扱えるのって、どんな常識人だよ。その後の進退の処しかたといい、さすがはヒルダを育てたパパだなーと感心しました。変わり者の娘にため息ついてるけど、多分パパもある意味変な人。ただ単に無欲だって話ではなく、権力とか野望とかの世界もちゃんと見えていて、それでも目をくらまされること無く判断できる。おおかっこいい。
ルッツの死に方が見事で、でも死に方が見事って何の意味もないよ!どんな無様でもいいから生きてて欲しかったよ!死ぬと思ってなかったので、意外なダメージでした。二人で悲鳴上げてました。
ロイエンタールは、自分の身に関しては無防備な点があると思います。自分を大事にしてない。それは、ラインハルトにも言えることだけど。 前しか見えてないラインハルトの後ろをキルヒアイスが守っていたように、能力も野望もあるくせに自分を粗末にしがちなロイエンタールには、ミッターマイヤーがついていたんだろうなあ。ミッターマイヤーも悪意には鈍感そうだから、彼の後ろはロイエンタールが守ってたということで。二人は背中を合わせて闘う仲でしたから。 だから、ロイエンタールがハイネセンに駐在にならなければ、絶対にここまで壊滅的な事態にはならなかったと思うのですよ。どんどん孤独を感じていくロイエンタールが見ていてかわいそうでした。まあ、自業自得といえばそうなんですけど、あれだけ好きな人たちと最後に敵対してしまうのは、やっぱり見ててたまらんです。うあー。 メルカッツが、「罠にはまってしまったのではなく、自分の意思でカイザー・ラインハルトに反旗を翻した。彼は自分にそう思い込ませようとしていたのではないか」というようなことを言っていて、ああそれは一面の真実かも、と思いました。ロイエンタールはもちろん、ラインハルトとずっと正面から戦ってみたいという願望があったし、目指すならば頂点だという野望もあったでしょう。でも、彼がカイザーに対して起ちあがった時に私が感じたのは、絶望と孤独と寂しさの影でした。彼の行動は勇猛で迅速だったけど、自分が勝つとは信じていない感じがして。だって、ミッターマイヤーと闘えば、勝敗に関わらず、相当消耗することは分かっていたはずです。そのままラインハルトと戦って、勝てるわけは無いのです。ロイエンタールは、負けるつもりは無かったけど、勝つとは思ってなかったのではないかな。 彼の死に方は、強靭な理性と自制心を最期まであらわしていて、泣けました。子どもとは会えたけど、ついに彼は子どもを抱くことはなかったですね。ちょっと気になった。でも、あの女の人の中に、彼に対する憎しみ以外の感情が確かにあった気がして、少しは良かったなと思いました。性格悪い者同士、もっと違う形で付き合えればよかったのに。 ロイエンタールの死に方は、さすがに重要人物だけあって、下手したらヤン以上にドラマスティックで、ラインハルトやミッターマイヤーのこととかも考えると、泣けてしまいました。ミッターマイヤーは本当に辛かったと思う。あーもう何でそんなことしたんだよーロイエンタール!自分がこれほどロイエンタールに肩入れすることになるとは思いませんでした。 ヤン亡き後、もうどこも泣いたりするシーンはないさと思っていたのに。 この分だと、オーベルシュタインとメルカッツ提督とシェーンコップの死にも泣きそうで怖いです。ラインハルトの死なんて号泣しそう。帝国の軍人さんのうち、あと誰が死ぬかも覚えてないし。あう。 あ、ヨブ・トリーニヒトがロイに殺されたのも意外でした。そんなこと覚えて無かったよ。そうかー、もっと生き残るかと思ってた。彼は一種の天才というか、化け物でした。権力に寄生するだけでなく、宿主たる国家と思想を枯死させる怪物。悪役として申し分ないくらい憎み甲斐のあるキャラで、田中芳樹は上手いなーと思います。
残り3本の楽しみ。 オーベルシュタインの犬。(りー。さんにどーでもいい扱いされたけど、私はオーベルが本当に好きなんです) 皇帝の結婚式。(さぞかし華やかなことだろう!ヒルダのドレス姿楽しみだー) 皇妃の出産。 アンネローゼ様の御武勇。 あとなんだっけ、まだあった気もする。 とりあえず、同盟側はあんまりぱっとした記憶が無いです。寂しいなあ。でも、ユリアンとポプランとシェーンコップとアッテンボローがわいわいやってるのは本当に好きなので、同盟側ももっと出して欲しいです。ユリアンとカリンちゃんが仲良くしてるのも微笑ましくてたまりません。カリンちゃん意地っ張りでかっわいいなあ。何を言っても挑戦的な物言いになるところなんか、お父さんそっくり。
キャラクターの死に泣いたり叫んだりするのはとても疲れるのですが、ここまで物語を体験してきたからこその今で、間違いなく魅力的な物語で、本当に楽しかった。 だから、こんなんなら最初から見たり読んだりしなきゃ良かった、とは思わないのですが、でも、ヤンの死を二度も体験するのはそれなりに凹みます。 私はビデオ観終わったらまた小説読みたいと思ってるのですが、そこでもヤンの死や他のキャラクターの死をまた見ることになると思うと・・・。うー。 でも、アニメはやっぱり視覚と聴覚で入れるので、小説だけ読むよりもキャラクターを把握しやすいです。小説読んだ時は正直登場人物多すぎで、特に帝国の軍人さんなんて、個別認識できてるキャラのほうが下手したら少ないくらいでした。今ビデオを見ると、帝国の軍人さんたちはどなたも個性的で魅力的で、美味しいです。 田中芳樹はつくづく、本当にすごい。毎回ビデオ観るたびに思ってます。そろそろ、愛が憎しみに変わりそうです。
今回はキスリングが大フィーバーでした。 カイザーの親衛隊長。どこでも一緒。カイザーと一緒。黙して語らず、猫のように足音を立てない男。 だってね、カイザーの寝室からヒルダがそそくさと出てくるときも、カイザーが薔薇の花束抱えてヒルダに求婚しに行くときも、ウルヴァシーでテロに襲われるときも、カイザーがどこに行っても何をしてても影のように側にいるのですよ。軍人なんて普通に守秘義務あるだろうけど、彼は特別に一筆書かされてるんじゃなかろうか。ラインハルトも彼の存在はもう気にならないのだろうな。ヒルダの屋敷から帰るときに、カイザーのためにさりげなく扉を開けている彼を見て、りー。さんと秋田いぬは大興奮。美味しい!美味しいよキスリング!!彼の視点の小説なんてどっかにないかしら、よし探してみよう、キスリング変人説が同人常識らしいよ、うわそれは美味しいね!あの変な長いコート見たいな軍服もかわいく思えてきました。今後もキスリング大注目です。
あー、長い上に知らない人には心底どうでもいい日記ですみません。 しかも長いね!長すぎだね!語りすぎだと思います。
夜はジャガイモのパンケーキ作って、カラシとケチャップ塗って食べました。美味しかった! あと、かとり犬さんと茜さんとメッセで喋りました。昼間りー。さんと騒いだ分、夜独りはちょっと寂しかったので、楽しかったです。うへへ。雨風強風のため、遊びに行くのはあきらめました。
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