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2009年06月18日(木) 遊戯王5D's感想−第63話 「最強の地縛神!ウィラコチャラスカ!」


遊戯王5D's感想−第63話 「最強の地縛神!ウィラコチャラスカ!」
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【今日のお言葉】  

    龍可 : あんな人が敵だなんて!…ドキドキ (´Д`)

いやぁ〜おしゃべりな長官でした。
以前の寡黙さはどこへ行ってしまったのでしょうね。
笑うときはクチビルの端を2ミリしか持ち上げなかったような人が、大口開けて笑ったりするのですからクールな長官ファンとしてはツライものがあります。(´;ω;`)
もうちょっと以前の面影を残してくれた方が、こちらとしても「あの長官と闘っている!運命とはいえ、なんとツライ闘いなの
だ!」と思えるんですが、これだけ外見も内面も変わってしまうと、通りすがりに因縁つけられて悪人顔のおっさんと闘うことになってしまったような場当たり的な展開に見えてしまうのが残念。
カーリーとジャックの時は過酷な運命に同情出来たけれど、今の闘いはそういう身に染みこんでくるような情感が感じられず、ただただ時間だけが流れていくようです。


私はおしゃべりな男の人は苦手なので、長官の多弁にはガッカリです。(つД`)
相手を言葉で翻弄する作戦なのかもしれませんが、ただ偉そうなだけで、あれを戦術などとはとても呼べません!


ブラックローズとフェアリードラゴンが、ゴミ掃除していて悲しくなりました。
かりにもシグナーのドラゴンなのに雑魚相手とは…(´Д`) トホホ…
ウィラコチャラスカが召喚されたことを邪神も喜んでいるみたいなことを長官が言っていたので、私は邪神とウィラコチャラスカって夫婦なのかなと思ったのですが…似てないか…(つω`*)テヘ


アンジェラが生贄にされましたね〜。
友だちのカーリーが死んじゃったなんて思いもしないでしょうね。
アンジェラとカーリーの女の友情も好きでした。
お互い、真のジャーナリストを目指して切磋琢磨していくのかと思っていたのですが、あまりエピソードがないまま終わってしまったのは残念でした。


【絵とか脚本とかデュエルとか】


ついに出た『ウィラコチャラスカ』!
最強ってことなので、もっと毒々しい感じかと思ったら意外にサワヤカさんでした。
なんかボーっと浮いていただけなのが残念! もうちょっと尻でも振ってくれたらいいのに。


今回の鬼は遊星の『ジャンク・アーチャー』ではないでしょうか!
1ターンに1度、ターンのエンドフェーズまで相手モンスターをゲームから除外できる効果を持っていて、その攻撃力はなんと、2300!
これはヒドイでしょう。無条件で除外出来ちゃうんですよ。
で、場がガラ空きになったらプレイヤーにダイレクトアタック!!!
2300もライフを削られるのはキツイです。


長官の太陽と月のモンスターもしつこかったですね。
片方を倒せば、片方が復活してくる…。
うざったさも頂点でした。


1vs3のデュエルでしたが、分かりやすかったと思います。
クロウが1ポイントのライフが残ったまま戦線離脱したのが気になりますが、Dホイが壊れたら退場というルールなので仕方ないですね。
その1ポイントのお陰でセットした罠カードが生きるという展開は意表をついていて面白いなと思いました。


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★クロウの魂を支えるモノは熱き男の伝説!★

    遊星を追いつめるレクス! だがクロウがそれを阻止しようと前に出てくる!

    クロウ:悪いがサテライト育ちのオレ達はそんなもの感じやしねぇ
    どんなに辛くともオレたちは風を切り前を向いて走る!
    それを教えてくれたのは伝説のDホイーラーだ!

    不可能と分かっていても現状をうち破ろうとするあの人の…
    かつてのお前の思いにオレたちは心を打たれたんだ!
    ゴドウィン…お前がどう思おうと、そのスピリットはオレや遊星、ジャック、サテライトのみんなによって受け継がれているんだ!
    絶望なんかしてたまるかよ!


    クロウが伝説のDホイーラーに心酔しているのは分かるのですが、デュエル中に何度も強調されるので、ちょっとクドイなーと思いました。
    でも確かに『第32話 自由の象徴 ダイダロスブリッジ』で語られた男のエピソードは味があったし、ナーヴたちもあの男に憧れを抱いている様子が伝わってきたので、クロウのセリフにクドサを感じながらも、その熱さが微笑ましいと思いました。
    あまりに強調がすぎるので、32話を書いたのは鈴木さんなのかと思ったら彦久保さんでした。
    彦久保さんは記憶に残る人物を書くのが上手なのだなと思いました。
    隠れた人気回「ワンターンキルの死神」の一角さんも一回しか登場していなかったのに、印象深いデュエリストとして人の記憶に残っているし。
    これって一角さんもダイダロスブリッジの男も、何かに対して真剣な想いを抱えていることが視聴者に伝わってくるから印象に残るんでしょうね。
    あの回はダイダロスブリッジの男のエピソードだけじゃなく、その男の話をするクロウの純粋な憧れの気持ちも伝わってきました。
    たき火を囲みながらマッタリとした時間を過ごす遊星やナーヴたちの様子も良かったし、あの32話がしっかり描かれていたからこそ、この63話が生きてくるんだと思うと、やっぱ彦久保さんはスゲーとか思っちゃいます。


★ジャックがついに開眼! これがオレの絆だ!!★

    レクスが言葉巧みにジャックを誘導する! だがジャックには秘めた想いがあった!!

    レクス:ジャック…仲間を持たず、絆にも頼らない…その孤高の精神はまさにキングに相応しい
    しかしキングではダメだ…神にならねば!
    神が! 我がこの世界を作り上げるのだ!!

    ジャック:忘れてもらっては困る! オレはキングではない!
    絆、仲間、確かにオレが捨ててきたモノだ
    そしてオレはキングを捨てることになってしまった…
    だがすべてを捨てた時、オレはちっぽけな…たった一つの物を得た!(カーリーの姿が!)
    この想いがあるからこそオレはここにいる!
    ゴドウィン、悪いがオレは孤独じゃない!
    興味もなかったが、気がつけばうるさい連中のただ中にいる!
    どんなに否定しようと絆というモノからは逃れることは出来ないらしい
    それを分からせてくれたのは、一人の女の愛だ!
    ゴドウィン、人はそう簡単に孤独になどなれないのだ!

    レクス:皆が皆、結局はそのような生ぬるい結論にすがりつく
    だから我がこの高みに到達するしかなかったのだ!


    ジャックが皆の前で 『愛』 を口にするとは!!(ノ∀`*)キャー♪
    聞いた時は私もドキドキしましたが、遊星も「へっ?」と思ったでしょうね。
    「その女って誰?」ってみんな思っただろうな〜(´ω`*)
    っつーか、狭霧さんはどう思ったのか知りたいです。


    長官がジャックの「愛」発言を聞いた後、それを「生ぬるい」と評価したのを聞いて「大人気ない評価だな」と思いました。
    若者が愛を知ったことで自分を変えることが出来たと言っているのだから、それはそれで認めてあげれば良いのになと思いました。
    長官は2年もジャックの面倒を見てきて、彼がどういった人間だったかを十分に知り尽くしているはず。
    ある意味、親代わりのように接してきた長官なのだから、愛を知ったジャックの変化をちょっとは認めてあげて欲しいと思うんです。
    それとも長官はジャックを本当に崇拝していたのに、それがあっけなく女に転んで孤高の高みから下ってしまった事で、「見損なったぜ!」な気分になってしまったのだろうか?

    カーリーが見せた夢の世界でジャックはダーク・シグナーになっていた。
    案外、あれは長官が仕掛けた夢で、実はカーリーだと思っていた人物は長官で、ジャックと一緒にこの世界を支配したいという長官の願望だったとしたら、万事に控えめで孤独を抱える長官らしい作戦だなと思います。


「次回予告」
    ジャック:遊星! Dホイールが走れなくともその想いはお前と共にある!
    クロウ:たとえライフが「1」であろうとオレたちの想いは1万ポイントだぜ!
    レクス:不動遊星…貴様にも味あわせてやる死を目前にした絶望と孤独を
    遊星:オレは屈しない! 希望があるから決して絶望はしない!!
    そしてその希望を支えるのは仲間たちの絆だぁぁぁぁぁ!


    遊星:次回 遊戯王5D’s 『オレたちの未来へ!』

    遊星:ライディングデュエル、アクセラレーション!


    ジャックが転がっていく!!! それもかなりド派手に!!!
    あれでは複雑怪奇骨折になってしまう〜と心配しつつ笑いが止まらない・゚・(つ∀`)・゚・
    糸が切れた操り人形みたいに、関節をカクカクさせながら転がるのはやめてくれ〜!


    いよいよ決着がつくのか?(´・ω・`)?
    クロウが仕掛けておいた、『BF・アンカー』の効果が遊星に勝利をもたらすとしたら、ちょっと複雑な気分。
    シグナーじゃないクロウの機転で勝利を得たら、なんかシグナーの存在が薄くなってしまうような気がするからですが、でもクロウの頑張りは十分評価しているので、もし勝てたなら素直に祝福したいです。



【今日のクロたれとノスたれ】

    最強の地縛神『ウィラコチャラスカ』が出るらしい!
    予告を見てワクワクしてしまうクロたれとノスたれ!
    ノンキにネオ・ドミノシティへ見物に出かけてみたら
    おおっと、地縛神召喚の生贄にされそうだ!


    クロたれとノスたれ

    吸い込みがすごくて天空に舞い上がってしまったクロたれとノスたれ
    これはマズイと焦るのだが、助かる方法が見つからない!
    だが運良くダーク・スプロケッターが通りかかった!
    その鎖を飛ばして引き戻して欲しいと思う2匹だが
    飛んでる様子が楽しそうで自分も飛ぼうとしているスプロケッターであった…


作画監督=武藤公春
脚本=鈴木やすゆき
絵コンテ=飯島正勝
演出=武藤公春


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