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| 2006年02月13日(月) | セリフの由来と遊戯王再放送第９７話「ONE TURN KILL」 |
万丈目さんがオベブルのカワイコちゃん達に言った「青白い馬」について、ホワイト寮生Ａ様から情報をいただきました。
「青白い馬」の元ネタは、「ヨハネの黙示録」です…ということで調べてみましたが、この黙示録の内容自体がアレなので、昔からこの馬（４色）たちはいろんな比喩として引用され、なが〜く繰り返し使われてきたようです。
まぁ…この黙示録自体も、「ゼカリア書(旧約聖書）」からの引用が多いので、古い本にも元ネタはある！という見本となる例だと思います。
で、この「青白い馬」については、ＧＸ質問箱にＵＰしましたが、最近のＧＸは「元ネタはアレ！」みたいなセリフが多いように思います。
たとえば、万丈目さんが言っていた、「もっと光を！」はゲーテの死に際の言葉だったり。
それと、ナポレオン教頭のセリフ
＜我が輩はホワイト寮を認めてもいいので 麻布十番！＞
この麻布十番、フランス語の「駄じゃれ」ですよ！ という情報をいただきました。
「あざぶ・じゅば〜ん →Je viens(ジュ・ヴィアン）」 は「私は来る」という意味の駄じゃれで、フランス語をやっている人達の間では有名なんだそうです。
これはジョン・万次郎の 「ほったいも いじるな→ほぁったいむ いず いっと なう（今何時？）」と同じようなモノですね。
その他、「駄じゃれ」ではありませんが、私が気になったのは、クロノス先生とナポレオン教頭のデュエルの回。
ナポレオン教頭が、クロノス先生のライフが減った分だけ寮を破壊していった時、クロノス先生が、
＜ナポレオン教頭が破壊するのな〜ら、私は直し、再び作りあげるのーネ！＞
と言いましたが、これって、古事記が元ネタでしょうかね…。
黄泉の国から逃げてきたイザナギ命。現世と黄泉の境（黄泉比良坂）で追いかけてきたイザナミと交わした言葉…
- イザナミ 「これからはあなたの子どもを毎日、千人ずつ殺すのでアール」
イザナギ 「それなら私は毎日、千五百人の子どもを増やすのーネ」
…という会話を思い出しました。
問題はスタッフが分かっていてやっているのか、それとも偶然なのかが気になるところであります。
遊戯王再放送第９７話「ONE TURN KILL」
今日のお言葉−闇マリク ： ワンターンあれば、十分だ！！ ｱｯﾋｬｯﾋｬ!ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ
- 勝ちを確信した闇マリクの余裕…見ているだけでゾクゾクしました。
あいだに入る社長の分析が、さらにラーの持つ特殊能力のスゴサを増幅させるので、ラーが闇マリクの場に召喚された瞬間は、「＜＜＾(゜¢゜)＾＞＞ ←ラーが出たぁぁぁあ！！」と叫んじゃいました！
闇マリクの言葉通り、ワンターンで吹っ飛ばされてしまった闇バクラと表マリク…。
「オレはもともと闇そのものなんだからよ…」という捨てセリフもカッコ良かったです。
■杏子と表くんが二人でエレベータに乗ってきたシーン…会話がないのが気になりました。
その後、表くんと王様がチェンジした瞬間、杏子が堰を切ったようにシャベリ出したトコロは、やっぱりアレですね…。
この３人の微妙な人間関係が垣間見えて、杏子が可哀相に思ったり、表くんの気の使い過ぎに(´Д｀) ハゥーと思ったり、王様の困ったような表情も可愛かったり…。
昔は杏子に対して「なんでこのシーンで王様を責めるような事、言うんだよ…(｀ヘ´；)」という気持ちもありました。
消灯時間前、杏子はイシズさんから王様の魂の行く先について、トドメの一言をもらい、かなり精神的にはダメージが大きかったんだけど、それを誰にも言えずに胸にしまい込んでいたワケで、そんな時に王様と二人っきりになれたんだから、当然、思いが爆発して王様に対してキツイ口調で迫ってしまうのも仕方ないか…と今ならそう思えます。
- 「あなたの力になりたい」っていうセリフは、自分が参加することで、ひょっとしたら王様が自分の元にいられるようになるかもしれない…という彼女なりの賭けだったのかもしれないが…。
杏子が必死な分、王様は自分のことばっかりしゃべっている。
杏子の気持ちをどう受け止めたのか、言わないところが鈍感っつか、無神経というか…、ファラオというか…。
やっぱり「心配してくれてありがとう」のセリフが欲しいところですね。
■口ゲンカをする闇バクラと表マリクですが、意外と相性が合うっていうか、対等にケンカする表マリクを見て、「ひょっとして始めてのケンカ友達！？」とか思っちゃいました。
リシドとは、こんな風にケンカできないもんね…。
この回でコンビ解消しちゃったのが残念です。
■当時、マリクの服が先に燃えてしまって、裸体まるだしになったことが話題になりました。(笑)
