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2004年09月09日(木) 第221話 「運命のラストデュエル」


第221話 「運命のラストデュエル」
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【今日のお言葉】

    表くん 「(王様:グリーンガジェットでダイレクトアタック!)…読んでたよ!!リバースカード・オープン!」


今日のデュエルは面白かった…。スゴク、スゴク面白かった!
その最大原因は、やはり心を共有しあった二人が知力と死力を尽くして『心理戦』を行っているからだと思います。
双六さんは、「1手先を考えておるわ!」と言ってましたがトンでもない!!互いが互いの3手先くらいを読もうと必死になっている…
相手をねじ伏せ、自分の方が強いんだ! 凄いんだ!!と見せつけてやりたい!!!…と必死になっている!

こうやって見ていると、冥界に送るためとか、自立するためとか…そんなまどろっこしい理由はもうどうでも良い!って感じです。
二匹の動物が本能のままに闘う! まさにそんな感じを受け、これこそ究極のデュエルだと思いました!
特に王様が素晴らしい!
手加減なしに三幻神を召喚したのには笑ってしまいましたが、この堂々としたプライド!
これこそ3000年前、国を守るために自分の命を惜しまず犠牲にしたファラオならではと思い、心の中で拍手喝采でした。

だからこそ、腹が立つコトが…
怒ってばっかりですんませんが…

次回予告の一言には怒りが!!!

    杏子:もしかして…アテムは最初から冥界に帰るつもりなんてなかったんじゃ…

先週から今週の話の流れを見ていれば、王様が冥界に帰りたくないなんて一言も言ってないし、思ってもいないことがわかるだだろうがぁぁぁ!!!(怒)
この予告の一言で、二人のデュエルを汚された感じがしましたよぉ…(/_;)
杏子が言うか!? …こんな言葉を?
劇中で野郎どもに言わせるのは構わんが、杏子の口からはこんな言葉を聞きたくなかったよ…。


王様が「ヒエラティック・テキスト」を唱えたのには驚き!
今まで簡単に『ラーの翼神竜』を召喚していたので、もうテキストを読み上げる必要なんてないんだ…と思っていました。
し・か・し…なんですか…あの声は…。

     まるでウシガエルが風邪でも引いたみたいな声でちょっとガッカリ。

私は王様ならきっと、『カナリヤ』のような美声で読むんだろうな…(´∀`) うふふ! …なんて想像していたので。
マリクのテキストよりセリフが少ないような気がしたけど、同じ言葉を読んでいるのかな…。


個人的な事ですが…今回、ビデオデッキの調子が悪く、時々画像が消えるのさぁ〜(T_T)
一時停止してすぐ再生を押すとちゃんと映るんですが…もう寿命みたいです。
ずっとこの感想を読んでいる人なら覚えているかも知れませんが、デュエルタワーに到着した回でテープがリールに絡まり、ここで大騒ぎしましたね…懐かしい。
あの日が2002年9月3日だったので、ちょうど2年ですか…。
一般家庭の3倍は使い倒しているから、ちょうど寿命なのかもしれませんね。

★やっぱり前説好きだぁ〜(゚∀゚)ノ 王様ガンバレ!★
    ゾークを倒し、現実世界へと戻ってきたオレに課せられた最後の試練
    「闘いの儀」
    オレの運命を決める最後のデュエルの相手に名乗りを上げてくれたのは
    …相棒…お前だった!! ありがとう…相棒!((・∀・)ノサンキューベラマッチャ)
    やはりオレの相手はお前しかいないぜ!! 
    お互い持ちうるチカラの全てを出し切って闘おう!!


    津田さんの役名がまだ「セト」になってますよ…(-_-;)
    2週続けてって…大丈夫なのか!

    王様が三幻神を召喚した時、「うわぁ〜三幻神で押しくらまんじゅう!?」なんて思ったが、ウマイ具合に寄り添いあってました(*^_^*)
    表くんの『機動砦』は原作で見た時からおもしろいなぁ〜と思っていたので、アニメになって動きがついた姿はすごく気に入りました。
    ガジェットがギヤになるトコロも可愛いなぁ〜。

    今回は演出も絵コンテもとっても良かった!
    表くんと王様が分裂するシーンは身長も同じになっていて、ホッとしました。
    ウジャトの光に臆せずデュエルディスクを開く表くんがカッコよかった!
    光によって分離した二人が言葉も交わさず、横目でチラッと相手を見ただけで離れていくシーンは、まったくカッコ良すぎるぜ!
    まさに『闘う事を決意したデュエリストには沈黙しかない』ですね…(/_;)でもツライよ…

    今日は大型のモンスターや小型のモンスターがウジャウジャと出てきましたが、高橋先生が「僕の絵は2次元的でアニメーターには苦労をかける…」って言ってたけど、今日みたいなデュエルシーンを演出するのは大変なのかな…。
    私は先生の絵が「2次元的」とは思わないけど、本人がそう言うのならそうなんだろうな…きっと。

    風間くん…見事に王様と表くんを演じきってました!(/_;)ありがとね! 嬉しいよ!
    初期の頃はウマイとかヘタとかいろいろ意見も出てたけど、私は演技力より声の質が合っているかが気になるので、風間王の硬質でありながら、わずかに湿めり気を帯びたような声がスゴク王様に合っていると思う。
    なにより天然の品がある!
    そこにグッときてしまう。


★荒涼とした岩肌をさらす大地、複雑に削られた谷間の奥に冥界の神殿があるらしい…★
    イシュタール一族が冥界の神殿へ愉快な仲間たちをご案内!

    イシズ:ここです…

    イシズ姉さんが示した扉の奥には地下へと続く階段が伸びている!
    ほたほたと階段を下りていく愉快な仲間たち
    …杏子の足が途中でとまる…


    城之内:(急に足を止めたのが気になって…)…杏子?
    杏子:なんか…どうしてこんなに急がなきゃいけないのかな…って
    もうちょっとみんなで一緒にいて…せめて今日だけでも!!
    本田:杏子…今頃何言ってんだよ…オレだって…(/_;)
    表くん:杏子…
    イシズ:杏子…ファラオを冥界に送る「闘いの儀」は二人のデュエリストの気力がもっとも充実した時を選び行われねばなりません!
    それは大邪神を倒し、ファラオが記憶を取り戻したこの今をおいて他にはないでしょう
    この日を逃せばファラオの魂は永遠に現世をさまよう事になります! それでも…いいのですか!?
    表くん:ボクもツライんだ…でもこの闘いはぜったいにやり遂げなければならない!
    もう一人のボクが決めたことなんだから…
    杏子:うん…ゴメン! そうだよね!!
    城之内:そんな事は分かってるんだよな…杏子! でもよ…でも言ってみたくなっちまうよな…
    こう…土壇場に来ちまうとさ…
    御伽:そうだね…分かる気がする…
    本田:ああ…オレたち全員の想いが杏子の口を借りてきっと出てきちまったんだ
    社長:ふん! もとよりこの闘いにキャンセルも延期もありえない
    このオレがわざわざ出向いて来た以上はな…

    <表くんと社長が見つめ合う…>


    杏子の気持ちが痛いほど分かる!!
    もっともっと一緒にいたいと思うと足も止まるよね(/_;)
    私だったら表くんを小脇にかかえて、ナイル川を泳いで渡っちゃうかも…
    いやいや、本当は杏子もそうしたいだろうな…。
    でも王様の事、本当に想っているからこそ我慢しているんだろうし…。
    まわりの野郎どもも同じ気持ちっていうのが嬉しい。

    一番の『やせ我慢王』は社長だろうな。
    宿命のライバル、「永遠に闘いのロードを歩むと誓い合った花嫁」が冥界に行こうとしている!
    嫁の最後を見届けるために、ここまでやってきた愛にはやっぱり感動する。
    ただ社長にとってこのデュエルはどんな意味を持つのだろうか…その辺がまだ説明不足な気もする。
    単純に頂上対決を見たいだけ? それじゃぁツマラナイよね。
    イシズさんが社長にも最後を見届けて欲しいって言ってたけど、それを自分の口から発言して欲しい。
    友としての想いをね…


★さぁ…ついに千年アイテムを石盤に納めるぞ!!★
    記憶編で盗賊王に割られたはずの記憶の石盤がなぜか安置されている!!

    イシズ:遊戯…(呼ばれて、イシズ姉さんの隣にひざまづく表くん)
    (腕を交差しながら…(オシリスのポーズだね♪))

      いにしえの7つの秘宝を記憶の石盤に納めよ
      ファラオの名を掲げよ
      さすれば『冥界の扉』は開かれる
      ファラオの魂を向かい入れる
      ただし「ウジャト」の目は真実を見極める
      ファラオの剣を奪い魂を沈める者の存在を


    イシズ:「闘いの儀」を受け入れるのであれば石盤に7つの千年アイテムをお納めください

    千年アイテムを丁寧に納めていく表くん

    双六:思えば…遊戯があの千年パズルを組み立てた時からすべてが始まったんじゃな…

    表くん:(パズルを見つめながら) あの時ボクは…「ボクは…友達が欲しい!!」
    その願いをこの千年パズルは叶えてくれた!(後ろを振り向き、愉快な仲間たちを見る)
    ありがとう…千年パズル

    表くんが千年パズルを窪みに納めた途端、アイテムは光り始め、石盤から強風が吹き上がる!!

    城之内:扉の目が光ったぞ!
    イシズ:ウジャトの目が「闘いの儀」による魂の真実を見極めます

    その目に挑むかのようにデュエルディスクを開く表くん!

    本田:見ろ! 遊戯の影が!!
    城之内:遊戯が二人に!
    双六:あれがもう一人の…

    王様と表くん、何も言わずに別れそれぞれの立ち位置へと向かう…(/_;)うるる

    本田:始まっちまうのかよ…二人の闘いが!
    杏子:アテムが勝ったら…今まで通り仲間として一緒にいられる
    城之内:オレは遊戯を応援するぜ! アテムを冥界へ旅立たせてやるためにもな
    杏子:そう…分かってる…ツライけどアテムの魂を解放してあげなくちゃ!! だから私も遊戯を!!
    マリク:姉さん…
    イシズ:この試練は二人の運命を決める闘い! その答えは彼らにしか出せない!

    王様(心の中で):相棒! よくぞこの闘いを受けてくれた…礼を言うぜ!
    だがオレもデュエリスト! 目の前に立ちはだかる者は全力で倒す! それがオレのプライド!!!

    表くん(心の中で):もう一人のボク…ボクが強くならなければキミはずっとボクの心の中から自由になることは出来ない!
    だから…(千年箱からデッキを取りだし、ディスクにセットぉぉぉぉ!)
    キミを倒す!!!

    社長:デュエルキングの称号を賭けた究極の闘いが今始まる!!

    王様:いくぜ相棒!
    表くん:いくよ! もう一人のボク

    W遊戯:デュエル!!


    一気に書いてみました。
    この中でちょっと印象的だったのは双六さんの発言ですね。
    <思えば…遊戯があの千年パズルを組み立てた時からすべてが始まったんじゃな…>
    いや…そうじゃないだろ!? あんたがエジプトに行った時からすべてが始まったんだろうが…
    そんなツッコミしてもしょうがないんですが、双六さんは初めてもう一人の遊戯を見たんですね。
    双六さんは王様の事…どれくらい理解していたのかな…なんて思いましたが、ホプキンス教授が『名も無きファラオ』と双六さんの前で呼んでいたから、いくらかは理解していたんだろう。
    でもどうせならもう少し驚いてくれた方が演出的には良かったんじゃないかな…と思ったりしました。

    記憶の石盤にアイテムを納めるシーンが印象的でした。
    本来、あれは7人が分けて持つんじゃなくて、一人の王が所有するべきものなんでしょうね。
    千年魔術書を書いた魔術師はきっとそのつもりだったと思います。
    それをアク爺が勝手に変えてしまった! その理由は千年眼を手に入れるため!!
    まぁ…そんな事を考えてみました。


★二人のデュエル! 最初の方だけ抜き書き! でも後半は面倒なのでナシ★
    王様:オレの先攻! 手札を一枚伏せ、『ザ・トリッキー(攻2000)』を攻撃表示で特殊召喚
    さらにリバースカードを一枚セットしてターンエンド

    表くん:魔法カード『光の護符剣』
    さらに『グリーンガジェット』を攻撃表示で召喚
    『グリーンガジェット』の特殊効果! 『レッドガジェット』をデッキから手札に!
    リバースカードを一枚セットしてターンエンド

    王様:オレのターン! 手札より魔法カード発動『造反劇』
    対象モンスター1体をそのフィールド上のプレイヤーを攻撃する
    対象モンスターは『グリーンガジェット』 相棒へダイレクトアタック!!

    表くん:読んでたよ! リバースカードオープン!! 罠カード『機動砦・ストロングホールド』!
    このカードは発動後、モンスターカードとなり守備表示で特殊召喚される!!

    『機動砦・ストロングホールド』が『グリーンガジェット』をはじき飛ばした!

    王様:だがモンスターのダメージ計算はその持ち主に適応されるぜ! ターンエンド!!
      ライフを奪うことは出来たが…このカード…相棒の今までのデッキにはなかった!
      これが相棒の作り上げたオリジナルデッキ!


    表くん:もう一人のボク…ボクの手札にはすでに『必殺のコンボ』が完成しつつあるよ!
    王様:良いだろう…相棒の持てる最大限のチカラを見せてくれ!
    だがその時こそオレのデッキに眠る神のチカラが発動する!!

    表くん:ボクのターン! 魔法カード発動『同胞の絆』ボクはライフを1000ポイント払い、フィールド上のモンスターと同じ種族のレベル4のモンスターを2体まで特殊召喚する!
    「出よ! レッドガジェット! イエローガジェット!!」 守備表示で特殊召喚!
    王様:相棒! ガードを固めるだけじゃオレを倒せないぜ!!
    表くん:それは違うよ 行け!ガジェットたち!! 砦のギヤとなれ!! 「ストロングホールド」
    フィールドに3体のガジェットが表側表示で存在する時、『機動砦ストロングホールド』は攻撃力3000のモンスターとして機動する!
    城之内:遊戯の奴! こいつを狙っていやがったのか!
    表くん:『機動砦ストロングホールド』の攻撃!!「スティールギヤクラッシュ!」
    王様:マジックカード、『魔法写し』を発動!
    『光の護封剣』はこの時点から3ターン、お前のモンスターを封じる!
    おしかったな…だがまだまだ甘いぜ! 相棒♪♪(チッチッチッ)
    双六:さすがはもう一人の遊戯!1手先を考えておるわ!
    獏良くん:強いなぁ…
    御伽:うん!

    表くん:震えているのは怖いからなんかじゃない!
    キミが本気でボクと闘ってくれていることが嬉しいんだ!
    ボクは『グリーンガジェット』を守備表示にしてターンエンド
    王様:その目は相棒…まだ諦めていないな…((´∀`)/嬉しいぃぜ)
    だがオレは更にその上を行く!!


    いやぁ…これは書いたモノを読んでも意味が分からんだろうな…。
    緊迫したデュエルはやはり目で見てこそって感じです。
    表くんのデッキに驚く王様が良いですね。
    王様の知らない”もう一人の表くん”の存在が王様に驚異を感じさせる…。
    常々、表くんブラック説を唱えていた私ですが、こうやって”もう一人の表くん”が前面に出てくると、彼の深い闇にまた目が行ってしまいます。
    表くんの闇に比べれば、王様なんてチョロい感じがします。

    王様が偉そうに発言するお言葉にクラクラです。
    「まだまだ甘いぜ! 相棒」←うひょぉ〜って感じですね!(*^_^*)
    王様の攻め顔、言葉責めにドキドキです。デュエルタワーでの海闇戦を彷彿とさせます。
    こういう強気の発言が王様には良く似合う!
    バカな子ほど可愛いというか、本当に天然なところが好き! 惚れたぜ!!


★城之内が良い事、言ってくれたよ〜★
    王様:オレのチカラを…本当のチカラを見せてやるぜ!
    『トリッキートークン』3体を生贄に捧げ『オベリスクの巨神兵』を召喚!
    オベリスクの攻撃! 『機動砦ストロングホールド』を粉砕せよ! 「ゴッドハンドクラッシャー」

    オベの拳がストロングホールドの腹を貫き、撃破!! ダメージで表くんも苦しそう!

    王様:リバースカードを一枚伏せてターンエンド
    城之内:遊戯! 諦めるんじゃねぇぞ!
    御伽:でも神が召喚された上に遊戯くんのモンスターは『光の護封剣』で攻撃も出来ない!
    王様:(うずくまったままの表くんに向かって) 相棒、どうした!? そこまでか??

    笑みを浮かべながら立ち上がる表くん…その表情にちょっと驚く王様!!

    モクバ:この状況でまだ余裕があるのか?
    双六:いや、遊戯は後がないほど追いつめられているはずじゃ
    獏良くん:もしかして遊戯くんもアテムくんと離れたくないんじゃ…

    城之内:バカ言ってんじゃねぇ! 奴は負けを覚悟してへらへら笑うようなデュエリストじゃねえよ!
    アイツは楽しいんだよ! もう一人の遊戯と闘っていることが楽しくてしようがねぇんだ!
    もう一人の遊戯に初めて向かい合い、互いの心と心をぶつけ合ってよぉ…
    いつも背中しか追いかけられなかったアイツが今、こうして正面から闘っているんじゃねぇか!
    遊戯…見せてやれ! お前の強さを!!


    獏良くんがさりげなくキツイこと言ってました(^_^;)
    友達としてこのセリフはやっぱり微妙でしょう。

    城之内のセリフはデュエリストじゃなきゃ出ないセリフですね。
    バトルシティ最後のシーン、王様とデュエルした時の事を思い出しながらこのセリフを言っているように思いました。
    城之内にとっても表くんにとっても王様は”越えたい壁”なんですね。
    もちろん社長もだけど…。
    持って生まれたカリスマ性と運命が味方する引きの強さが、ちんまい王様を数倍、大きくさせているような気もしますが、可愛い子だもの、愛されちゃうのは仕方ないよね(*^_^*)

    城之内の言葉に今更ながらハッとする王様…(*^_^*)
    まさか表くんが自分とのデュエルを楽しんでいるなんて想像もしていなかったんだろうな。
    予想外だった表くんの余裕に王様が焦りを感じ、この後どんどん墓穴を掘っていく姿がちょっと泣けますね。



容量オーバーになったので、下に続けました↓


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