遊戯王感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
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2004年06月24日(木) 第210話 「盗賊王バクラの最期」


第210話 「盗賊王バクラの最期」

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【今日のお言葉】

    バクラ 「何だ? 何が起こってやがる!?

          …テメーら、こいつらへの恨みを忘れたのか?八つ裂きにするんじゃねぇのか?」

…うううううむ…(-_-;)
アクナムカノン王の登場が唐突すぎて、申し訳ないが 「誰か説明してくれよぉぉぉぉ」 と絶叫しちゃったよ…


    マハード:アクナムカノン王の魂がさまよえる死霊たちを冥界に導こうとしている…
    王様:父上の嘆きと哀しみが最後の救いを…


なんか納得いかないよぉ…。
クル・エルナ村の虐殺をアクナムカノン王は知らなかった…だから「カノン王は悪くない」というのが王様の言い分。
そして王様は言う…。「知らなかったとはいえ、罪は罪。その代償はオレの魂で償うぜ!!」
↑ここまではすっごく良かったんだよね…。

でもその後がねぇ…(-_-;) 
いきなりカノン王と共に死霊が成仏しちゃうんだもの…(タメイキ)

バクラが言うように村人にとって、もっとも憎むべき相手は軍を差し向けたカノン王であることにはなんら代わりがない。
だからカノン王が目の前で土下座しようが、なんだろうが、死霊は断固としてカノン王を許してはいけないはずなのだ!!
し・か・し!!! カノン王は微笑みだけで死霊を折伏してしまったよぉ…
なんというか…これはいくらなんでも都合が良すぎないか?

3000歩譲って、死霊を冥界に導くことが出来たとしよう…なら、地下へ落ちて行けよ!
冥界とは天空にあるのではなく地下にあるんだから。
カノン王は自分の魂を死霊に差し出したんだから、二度と甦ることのできない闇へと落ちろ。
自分の魂を死霊に喰わせて、過去の恨みを精算してもらえ!
まさかカノン王は死霊の魂を浄化させるほどの慈悲があるとでも言うのか?

王様が言った「最後の救い」というのも気に入らない。
一体、死霊たちの何を救済したというのか?
こういうあやふやな言葉を使って、視聴者を煙に巻くような展開はいかがなモノかと思ってしまう。


ディアバウンドの石版に骸骨がひっついているのは壮観でした(*^_^*)
でもよく見ると頭蓋骨だけじゃなくて背骨まで描いてあったのがちょっと残念…。
あの場合、頭の骨だけで埋め尽くされている方がインパクトあるんだよね〜。
海外には頭蓋骨を使って壁に装飾を施したり(イタリア)、地図を描いたりしているモノ(カンボジア)があります。
旅先で本物を見ましたが、頭蓋骨って古くなればなるほど艶が出て良い感じの飴色になるんですよ。

しかし骨も千年アイテムを作るために煮られたと思っていたので、こんなにたくさんの骨が残っていたのは不思議です。
いったい、クル・エルナ村にはどれくらいの村人がいたのかな…。

★最近は渋い感じに聞こえる王様の前説!★
    バクラを追ってクル・エルナの地下神殿へと
    やってきたオレは…
    千年アイテム誕生の秘密を知ってしまった…
    平和のために作られたはずの千年アイテムに
    そんな秘密が!!
    復活したマハードは死霊のチカラを得たディアバウンドに
    追いつめられてしまった
    このままでは…
    おぉっ! あれは!? マナ!!


    今日は”アクナムカノン(観音)王登場シーン”以外はすっごく良かったと思います。
    演出も構図も絵も良かった〜。
    観音王の絵が素敵でした。男前! 
    本当なら王様もあんなダンディーな大人になってたのかな…。
    あ…でも王様はシモン似だから…えっと…その…それなりか…(^_^;)
    声優さんのガンバリも嬉しかった。
    特にアク爺がイイですね〜(*^_^*)。ますます声に感情が入ってきて、演技とは思えないくらいです。
    マナの声もすごく自然だし、マハードと息もぴったりでした。

    今日はカリムが頑張りました(^_^)/
    でもすぐにやられちゃった…(/_;) もっと活躍させて欲しかった…
    でもヘタレな子ほど可愛いんですよね

    攻撃を受けた時は吐血して欲しいなぁ〜。
    吐血もNGなのかな…。

★師匠の危機を救う弟子登場おおぉ〜!!★
    マナ:お師匠様!!
    マハード:マナ…お前に助けられるとはな…。私の居ぬ間も怠けずに修行を積んでいたようだな…
    マナ:ハイ!!

    精霊になったマハードを重そうに引っ張り上げるブラマジガール…
    先週から気になっていたのですが、「カーって重いのか(笑)?」

    マナって可愛いな〜って改めて思ったのは、この「ハイ!!」を聞いたから。
    明快で元気の良い答え方が彼女の魅力ですな!

 
★マハードとアイシスの恋物語…まさに”エジプトのソナタ”★
    バクラ:これはこれは…神官団御一行様!
    シモン:ご無事でしたか!(王様の傍らに寄り添って…)
    王様:ああ (でもちょっとビビったぜ!)
    アイシス:マハード♪
    マハード:アイシス…(めちゃくちゃ目が優しいよぉ〜(*^_^*))
    アイシス:甦ったのですね…(瞳がウルウル〜)
    マハード:ああ…肉体は死すとも私の魂は永遠にファラオをお守りする
    シモン:あっぱれ! マハード!! さすが我が国最強の魔術師


    死んだと思っていた人が姿を変えて戻ってくる…。
    流行のドラマに似ているなぁ〜と思いました。
    マハードが甦って喜んでいるアイシスさんには悪いけど、肉体がないと恋愛してもつまらないだろう!?とツッコミしたい!!
    またマハードも「ファラオ、ファラオ」って照れ隠しもいい加減にしなさい!
    キミは気づいていないかもしれないが、その目は恋をしている目だぞ!(笑)
    しかし…どうしてマハードはアイシスさんへの気持ちに気がつかないのかな…。
    あれだけの美人よりファラオを選ぶとは…王様の美貌も罪だよね。


★アク爺大暴走! レンガで可愛い頭を殴打されるシャダ! この場面は面白かった!!★
    クル・エルナ村を一人さまようアク爺…髪は乱れ、顔つきがすでに尋常ではない

    アク爺:はぁ…はぁ…うっ…あぁ…甦る…あの忌まわしい記憶が…

      (クル・エルナ村を襲撃した当時を思い出すアク爺…)


    だがここは我が子セトが王となる場所
    (地中から亡者が湧き出て、アク爺に襲いかかろうとする!)
    うわぁ〜寄るな!! クル・エルナの亡者共! (足がもつれ、ドシンとしりもちをつくアク爺!)

    シャダ:アクナディン様!! アクナディン様大丈夫ですか!?
    アク爺:だっ大丈夫だ…
    シャダ:ファラオたちはすでにバクラの元へ向かいました!
    我々も…(シャダの千年錠がガタガタと大きく震える)
    アク爺:どうした? シャダ!!
    シャダ:何だ? このチカラは…アクナディン様…ここでしばしお待ち下さい
    アク爺:シャダ!!
    (地下へと続く階段を下りるシャダ…奥へ行くに従って更に震える千年錠) 
    シャダ:この先に何があるというのだ…

    暗い最奥部の部屋にたどり着いたシャダ! 持っていた千年錠で室内を照らそうとする!

    千年錠よ!!(かけ声と共に鍵が光る) ピカー(シャダの頭の光じゃなく、千年錠が光りました)
    シャダ:これは…

    光に照らし出されたのは巨大な石版に浮かび上がったディアバウンドとその回りを取り囲む数え切れないほどの人骨…!

    アク爺:これが…ディアバウンドの石版か…
    シャダ:アクナディン様!(いつの間にうしろに!!)
    アク爺:ディアバウンドはこの村の死霊が作りだしていたのか…
    その怨念を消し去らぬ限りディアバウンドは不滅…
    シャダ:ですが…この石版さえ壊せばディアバウンドは! 『双頭のジャッカル戦士ぃぃ』

    うっ!! アクナディンさ…ま…(アク爺に後頭部を殴打され、倒れ込むシャダ!)
    アク爺:貴様などに私とセトの未来を変えさせはしない!!


    ディアバウンドの石版!! 人骨付きとは意外でした。
    ディアバウンドはクル・エルナ村の人たちの怨念で出来ているらしいので、そうなるとバーの容量も大きそうですねぇ。

    セトをファラオにするため、アク爺がどんどん壊れていくのは見ていて楽しいです。
    でも亡霊に襲われそうになって、しりもちついてしまうシーンは可愛かった。
    セトには「キサラを殺せぇ〜」なんて非道な事をいうけれど、実は恐がりな性格っていうのもポイント高いです。

    今日はシャダが活躍しました。
    そういえばセトさんを助けてたな…。セトさんもめずらしく礼を言っていたっけ。
    シャダの双頭のジャッカル戦士ってカッコイイと思う。


★なんと! バクラは本田に種を植え付けたんですね★
    バクラ:こいつらはオレ様が始末するとして…もう一匹の遊戯たちには早いとこ8番目の鍵を見つけてもらわなくちゃな…

    (崖上で本田の首を押さえつけているシーンが流れる…色調が一瞬変わったあの時にパラサイトマインドされたらしい)

    バクラ:偶然とは言え、やつらにオレ様の分身を植え付けておいて正解だったぜ

    ボバサ:ボバサお腹減ったよぉ
    城之内:言うなって…。…にしてもブキミだぜ、あいつら…
    杏子:ぜんぜん襲ってこなくなったわね
    表くん:もう一人のボクと別れて僕たちを襲うチャンスはいくらでもありそうなのに…
    城之内:えへへへ…この城之内様に恐れをなしたか? なんてなぁ!あはは どうした?本田!!
    本田:えっあぁ… 遊戯!そんなことより早くオレたちのやるべきことってやつをやろうぜ
    城之内:へぇ? 珍しく積極的じゃねぇか本田!
    本田:まぁな
    杏子:本田の言う通りよ!それを探さなきゃあたし達、もう一人の遊戯に何の手助けもできない
    本田:オレぁ…思ったんだけどよぉ…オレたち役目を探すっつーより何かを見落としてるだけじゃねぇのか?
    表くん:見落としている…!? 本田くんの言う通りかもしれない
    何故もっと早く気づかなかったんだ? いや!! 気づいてたんだ最初っから!!
    けどそれがそんなに重要な事だなんて思わなかったんだ!!
    本田:ほぅ〜 (悪そうな顔〜(/o\)ちょっと素敵ぃ〜)
    表くん:ボクたちはこの世界に来てから…いや、そのずっと前から決定的に知らない事が一つだけあるんだ!
    そう…もう一人のボクの名前だ!
    思い出して!…どうして記憶の石版からもう一人のボクの名前は消されていたんだろう…
    本田:そりゃぁ〜消す必要があったからだろうな…
    そうさ…この世界はもう一人のボクの記憶を元に3000千年前のことを再現している
    シャーディーが言ってた…もう一人のボクの本当の敵「ゾーク」
    もしこの世界で3000年前と同じようにもう一人のボクがゾークと闘うよう運命づけられているとしたら…
    城之内:まさか…もう一人の遊戯の名前って
    表くん:うん、きっとそれがゾークを倒す鍵なんだ!


    本田がバクラを殴ろうとした場面の種明かしがこんなトコロで出てくるとは…。
    ちょっと予想外でした。でもワクワクしますね…こういう伏線は!!
    本田がバクラに殴りかかったシーンはちょっと浮いていたので、「なんなんだ? このシーンは!?」とその時は思っていました。
    まさかあの瞬間に種付けされていたとは…(^_^;)
    バクラに心を乗っ取られている本田はカッコイイですね〜。
    目が金色だし凄みも増していて、ちょっと惚れてしまいそう!

    表くんは王様の名前が8番目の鍵であると推理しました!
    「真実はいつも一つ!!」
    まぁ…本田(バクラ)の誘導が上手かった証拠ですが、この辺の本田の存在感は見事でした。
    いつもは「見えるけど、薄くしか見えない」人だったので、来週からの活躍に期待したいです。


★カリムのセリフ!★
    ディアバウンドに集中攻撃をしても効果が上がらず、困っていると…★

    セト:我々のカーの攻撃ではディアバウンドはビクともしない!
    カリム:セト! 私の持つ千年秤のチカラを使うのだ!
    王様:カー融合!!
    カリム:ハイ! 皆のカーを合わせ、結束のチカラで立ち向かうのです
    千年秤よ! 今こそ我らのカーを束ねよ! 出よ、竜魔騎士ディオスドラゴン


    カリムもマナと同じ「ハイ!!」の人なんだよねぇ〜。
    カリムも幼い頃はマナのように愛くるしいお坊ちゃんだったと想像。
    壺に入ってはしゃぐチビカリムは可愛らしいだろうな…(*^_^*)


★起死回生の鍵となったアクナム観音王のご光臨を一気に紹介★
    バクラの巧みな戦術に翻弄される愉快な神官団!
    攻撃を受けたカリムは倒れ、千年秤はバクラの手に渡ってしまう


    バクラ:テメーらにこの死霊たちの怒りを静める術なんてあるはずがねぇーんだよ!
    王様:死霊の怒り…
    バクラ:どうやら本当に決着がついたようだな…遊戯…
    テメーのトドメは死霊たちが刺してぇってよ
    王様:オレを…裁け! 死霊達よ…(←またそんなカッコつけて…(^_^;))
    シモン:ファラオ…何をなさるおつもりです
    王様:たとえ我が父、アクナムカノンが知らぬ事とは言え、千年アイテムのために多くの人が犠牲になったことは事実!
    オレも仲間が同じ目に合えばきっと同じ憎しみを持ったに違いない!
    その裁きを受けることがオレの呪われた王として消えることのない宿命

    バクラ:ふっ! 望み通り、ファラオの魂を喰らえ!!死霊ども!!
    王様:ぅおぉぉぉぉ(王様の胸に死霊たちが突撃する!!)
    バクラ:悶え死ね遊戯!!

    死霊が王様の心の奥を目指して爆走!
    最奥部にアクナムカノン王と父にすがる王様が!
    アクナム観音王の瞳から涙があふれ、波紋が王様を包み込む…

    悶え苦しむ王様の身体が光り始め、その光はやがてアクナム観音王の姿に変わった!
    両手を広げ、死霊の魂を向かい入れる姿を取る観音王
    その胸に死霊達は吸い寄せられ、ディアバウンドを構成する死霊たちも吸い込まれていった…

    バクラ:何が起こってやがる…ディアバウンド!

    …振り向く観音王…積年の悩みが解消されたかのようなスッキリとした表情をしている

    王様:父上
    マハード:アクナムカノン王の魂がさまよえる死霊たちを冥界に導こうとしている…
    王様:父上の嘆きと哀しみが最後の救いを…

    バクラ:テメーら、こいつらへの恨みを忘れたのか?八つ裂きにするんじゃねぇのか?

    王様:父上!  (光の泡となって天井に空いた穴から天へと登っていく)
    王様:今だ! マハード!! チカラを失ったディアバウンドなら
    マハード:この日を待ちわびたぞ! バクラ!!魔導波!!!!!!
    バクラ:うわあぁあぁぁぁぁ(ダメージが大きそう…)
    王様:千年の闇に眠れ! バクラ!!


    まぁ…上で散々書いたので簡単にしますが、なんで観音王は泣いたのかな…。
    っつーか、どうして観音王と王様(それもチビファラオのまま)が王様の心の部屋にいたのかな…。
    ああぁ〜!!意味がわからないよぉ〜(床をドコドコ叩いてみる)
    これじゃぁ雰囲気アニメだよなぁ〜! もっと骨太の理屈っぽい内容になって欲しい…(-_-;)

    嬉々としてディアバウンドに杖を刺しこむマハードに苦笑!
    よほど嬉しかったらしい(笑)
    この瞬間のために冥界で修行したんだものねぇ…。まずはおめでとう!!

    ディアバウンドの石版から解放されたシャダ…。
    なんで石版に取り込まれていたんだろう…。
    っつーか、人間を石版に取り込めることが不思議…(^_^;)


★★★次回予告★★★
    やったぁ!! とうとうバクラを倒したのね!
    だけどそこに現れたアクナディンは
    何か…様子がおかしいわ
    一方…ファラオの名前を探しに
    王宮へとやってきたあたしたち
    今度は王宮内に入れたんだけど
    何もさわれないし、ヒエログリフは読めないし
    一体…どうやって探せばいいの?
    ああぁ〜ん、何!?
    身体が動かない!!


    次回 「新たなるステージ」
    おたのしみに!


    ★★★次回予告★★★

    神官団とバクラが激しい闘いを繰り広げている中
    一人クル・エルナ村を探索するシャダ
    千年錠が激しく反応する原因を突きとめるため
    民家の地下室へと下りてみると
    そこには骸骨がはりついた巨大な石版が!!

    最初は驚いていたシャダも
    石版の正体を調べるために
    怖いながらもあれこれ見ていると
    適当に並んでいると思っていた骸骨たちが
    2体一組でポーズを取っていることに気がついたの!

    その中で自分によく似た背格好の骸骨が
    これまた神官セトによく似た骸骨に
    ちょっとエッチなポーズで迫っているわ!

    ジッと見ているうちにかなり過激な妄想が湧いてきて
    思わず頬を紅くしてしまうシャダ!
    その時、突然、背後から
    千年眼を光らせながらアクナディンが現れて!


    次回 「シャダよ…お前の妄想、スゴすぎる…(鼻血…)」
    おたのしみに!



作画監督=武藤公春
脚本=吉田 伸
絵コンテ=葛谷直行
演出=武藤公春


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