遊戯王感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
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2003年07月09日(水) 第163話−対決! 二人の遊戯

第163話 「対決! 二人の遊戯 」(7月8日放映分)
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    今日のお言葉

      表くん 「キミは心の底ではとても傲慢なんだぁ!」


      予告を観た時は、「待ってました! 二人のラヴ・デュエル…」って感じで感想で書けると思ったのに…実際は…(-_-;)
      こんなセリフ言わせて大丈夫なのですか!?
      っつーか、いつから王様のことを『傲慢な奴』って思い始めていたのかと、表くんに小一時間ほど問いつめたいですよぉ〜。
      王国編から? バトルシティ編から?

      私はこの『傲慢さ』ってデュエリストにとってとても大切な性質だと思うので、一般常識に当てはめて攻撃してはいけないように思いますが…。
      ただ今回のアニメの流れが「王様の闇」ということなので、こんなセリフが出ても仕方ないかなぁ〜とは思います。
      でも、本心はやっぱり違うような気もしたり…(^_^;)。

      オレイカルコスのチカラを得た表くんの赤い目…ファンの皆様、どうでしたか。
      攻め顔でさえも可愛く見えてしまいますね(*^_^*)。
      でもたった1話で終わってしまったのは残念です。
      ライフゼロになった時の表くんの「あぁ〜ん★」なポーズがたまりません(^_^)v。


★しょんぼりモードの王様が前説(でもじっくり読むとなんとなくエロっぽい(*^_^*))★
    相棒を失ってしまったオレは…
    その焦りから羽蛾の挑発に乗り
    つきあげる感情を抑えられないまま
    羽蛾を倒してしまった…
    こんなことをしたって相棒を取り返せるわけもないのに
    そして暴走する列車はオレたちを乗せたまま線路を飛び出し
    谷底へ転落してしまったんだ


    今回の作画監督さん…調べてみたら、
    「第117話−引き継ぎし山札 遊戯vs乃亜」の回を担当していた方なんですね。
    約1年ぶりの登場のようです。
    演出の方は初めて…かな!? もし初めてなら「ようこそ(^_^)/」ですねぇ〜。
    遊戯の初演出は大変だったのかな…。ちょっと苦労話でも聞いてみたいところですね(笑)。

    予告を観たときから気になっていたのですが、爺さんと少女の衣装…なんか違和感ありますね。
    アメリカだし、雰囲気からインディアンぽい設定にしてあるのかなと思うんですが、厚手のコートがどうも北欧系の衣装に見えてしまいます。
    それもすっごく古代世界の…(^_^;)
    少女の衣装もちょっとねぇ〜。直感的に浮かんだのは、ペルーのインディヘナ…それもチチカカ湖近辺に住んでいる、「アイマラ族」の少女にすごく似ています。
    帽子の頭頂部が丸いのはアイマラ族の特徴なんですよ。
    だから私にしてみれば、北欧系の老人と南米系の少女が一緒にいるというのが不思議で馴染まないんです…(^_^;)
    私だけが感じていることなので、いつものようにサラッと流してください(笑)。

    今回は風間くんのガンバリに拍手です(^-^)v
    うまくなりましたよ〜。ちゃんと演じ分けができてる! 風間遊戯にメロメロですね。

    さて、『石の荒野』について一言。
    じっくり見ればみるほど、面白い(^_^;)
    まず巨大な二重円上に置かれた石組みが面白い。
    鳥居のような組み方が、イギリスにあるストーンヘンジを想像させます。
    きっとモトネタはそこなんだろうけど…
    それと円の輪郭が土をちょこっと盛り上げて作られているのが面白い。
    たとえば一般的にストーンサークルの外輪って線があるように感じますが、実際は線なんてないんですよね。
    イギリスのストーンヘンジだと石組みのある場所は土台全体が盛り土されていて、おまけに草が生えていないので、境界線があるように感じてしまうんですよね…。
    あとは石が並んでいると、目が勝手に線を生み出す…ということもありますね。
    ナスカの地上絵のように線がしっかり残っているモノもありますが、あれも土を盛り上げたのではなく、平原上に転がる黒い石をどかし、地の白土を見せているだけで、盛り上げてあるわけではないんですよね。
    って、こんなに語ってどうする!! ですが、まぁ〜好きなネタなので(^_^;)


    相変わらずデュエル内容は放置となります。というか、オレイカルコスを使った意味はあるのか!?



★なんとなく、特別に仲良しな雰囲気のお二人さん(*^_^*)★
    海上の神殿からリモートビューイング(遠隔透視)をするダーツさん

    ダーツ:名もなきファラオの気配が消えた…
    ラフェール:まさか死んだのでは…
    ダーツ:イヤ…、何かが私からファラオの気配を隠している
    ラフェール:ならば、私がダーツ様の目となり、必ずや名もなきファラオを見つけだしましょう

    「気配を隠している」というセリフですが、
    「…そうか…ダーツさんは王様の気配を感じているだけで、見えている訳ではないのか…」ということが分かりました!!
    リモートビューイングしているわけではないんですね。ちょっと残念です。
    ものすごい能力者なのかと思っていたので…(^_^;)

    ラフェールさんが「ダーツ様の目となり…」なんて健気なセリフを吐いてくれたのが嬉しかった(*^_^*)
    本当にご主人様に忠実ですねぇ〜。こっそり人気者なのもうなづけます。


★夢見る王様★
    エアトスに攻撃を受けライフがゼロとなり、『オレイカルコスの結界』に魂を奪われる表くんを夢に見る王様…

    王様:(ハッと起きあがり…)夢?


    王様が夢を見る…(-_-;)
    変な話ですが、私は今まで一度も王様が夢を見るなんて考えたことなかったですねぇ。
    夢は脳が見せるモノだから、心の部屋で夜を過ごす王様が夢を見るなんてあり得ないとか思ってました。
    つまり、王様にとってこれが「初夢」になるのかなぁ〜なんてテレビ見て思ったんですけどね。
    でもこんな初夢は可哀相だな〜(*^_^*)。
    せめて「一富士、二鷹、三なすび」のカードを引く夢を見せてあげたかったな…。富士のすそ野でね…。


★崖から落ちて助かった理由って…★
    私はクリス…、そしてこの子(犬)はサニー!(犬に顔を舐められ、思い切り迷惑そうな王様(笑))
    無事で良かったわ! あんなトコロから落ちてケガひとつないなんて…奇跡ね


    「奇跡」の一言で終わってしまいました…(^_^;)
    あはは…そうか奇跡ね…、うん、最強の設定だ!! それで通ると思っているのかぁぁぁぁ!(怒)…はぁはぁ


★語る爺さんと変なコトを言う王様★
    爺さん:その昔、大地と人間は愛と知恵の元にひとつじゃった
    大地には優しさと善意が溢れ、孤独な人間などどこにもいなかった
    時は変わったのじゃな…
    キミにはどうしようもない孤独がただよっておるようじゃ

    王様:オレはかけがえのない相棒を失いました…オレは…その魂を探すをしているんです

    クククっ(*^_^*)、いつの間に王様は旅人になってしまったんですか!?
    もう笑っちゃうセリフでした。
    ペガサスの事もデュルモンスターズ界の事もストーンと抜け落ちて、相棒の事だけしか頭に残っていない…それだけ絆が深い証拠ですが、今はホプキンス教授が資料を残した博物館へ行くことが先決だったはずなのに…。
    魂を探す旅が最優先になっちゃうあたりが、やはり表くんに傲慢と言わしめるんですね。


★謎の霊域−石の荒野★
    この先に『石の荒野』と呼ばれる場所がある
    人の魂のカケラはいろいろなモノに宿る…
    その人が触れた木々や草花、踏みしめた大地…『石の荒野』…
    そこはこの世界にただよう魂が集まると言われている場所じゃ
    だがそこにはあらゆる悪霊も集まる
    一度足を踏み入れたら生きて帰れる保証はない
    それでも行くかね?


    石の荒野には懐かしいキャラが!!!

    闇のプレーヤーキラー/迷宮兄弟!!!/キース(会いたかったよぉ〜♪、でもあんたはちょっと違うような…)/エクゾディア使い−(実は惚れてました(^_^;))
    パンドラ/闇マリク−(久しぶり〜)/羽蛾っち(王様、完全無視してたよぉ〜(T_T))


★表くんと王様の会話をご紹介★
    (石の荒野のチカラで表くんの魂が実体化し、王様の前に現れる)

    表くん:もう一人のボク、どうしてキミはここにいるの?
    王様:オレはどうしてもお前に会いたかった…
    表くん:会いたかった? こんな抜け殻のボクに?(うわぁ〜言い方キツイぃ〜(>_<))

    王様:相棒、オレにはもう分からないんだ。何がイイコトで何がワルイコトなのか…
    相棒といた時は自然に感じられた、優しさも思いやりも今のオレには虚しいだけだ
    これ以上、戦い続けても人を傷つけるだけ…
    奴の…ラフェールの言ったとおりだ

      名もなきファラオ…お前にも眠っているはずだ、心の闇が…
      果たしてお前は本当に良き王だと言いきれるのか?


    オレの心の中には強大な闇が眠っている…
    オレはもう、自分の記憶を取り戻すことさえ怖いんだ

    さりげなく原作を意識したようなセリフ…。
    この巨大な闇って「あの方」のコトでしょうね。
    王様が心の闇に深くはまりこむのは、もう一つの闇が邪悪なため、本来、王様自身の闇は膝小僧くらいの深さしかないのに、あの方の影響を受けてグッと胸元まで沈み込んでしまう…という感じなのかな?
    でも、王様の闇ってやはり底が浅いと思うんだよねぇ。
    というか、表くんがいないと本当にこの人はダメなんだと改めて思っちゃったよ。


★表くん語録★
    ◆もう一人のボク…そんな弱音を吐くためにボクに会いに?
    こんなトコロで泣き言を言うためにキミの魂はこの世界に蘇ったの?

    ◆いつかこんな時が来ると思っていた…、いつかキミと闘う時が…それが今だ!

    ◆キミが本当に心の闇に染まってしまったというなら…この場でボクがキミを倒す(ええええええっ!(>_<))

    ◆ボクは必ずキミに勝ってみせる! それでボクとキミは永遠にお別れだ!!(お別れぇ????(>_<))
    (王様をビシっと指さし) さぁ、構えるんだ!! 名もなきファラオぉぉぉぉおおおお

    (王様、脊髄反射でデュエルディスクオープン!!(笑) ホントにデュエルバカ…(^_^;))


    一見、キミは完璧さ!けどボクにはよく分かる…キミの弱点…心の闇が!!
    キミは心の底ではとても傲慢なんだ
    プライドにこだわってイザとなれば自分の考えだけを貫こうとする…でもそれじゃダメなんだ
    たったひとつの価値観なんかで人の心は割り切れない
    たとえ自分が傷つこうと相手の心の闇ごと背負う覚悟がなければ
    人の苦しみや悲しみはぜったいに見えてこない
    羽蛾くんだって舞さんだって、いや…ドーマの三銃士だってみんなが苦しむ悲鳴は聞こえてこない
    けど今のキミじゃ誰も救えない
    自分が傷つくのを怖れているだけの臆病者のキミにはね…
    そんなキミが人々の上に立つ王だったなんて笑わせるよ


    吉田さん…言わせるだけ言わせました…(^_^;)
    私はダークな表くんが好きなので、竜崎の言葉を借りるなら、こういった表くんの「優等生的なセリフ」がどうも気に入らないですねぇ。
    まぁ、王様にこれだけガツンと説教をたれることができるのは表くんしかいないので仕方ないですが…。

    でも裏を返せば、表くんもそれだけ闇を抱え、闇と向き合っているってことだよね。
    そう思えばまた味わい深いセリフになるなぁ〜。


★ちょっとビックリしたセリフ★
    クリス:あなた達が来ることは星の導きで知ってたよ
    名もなきファラオが失った自分を取り戻したがっていることも
    だって私たち、あの人に託すしかない…
    あの人は二つの世界に選ばれた救世主だもの


    救世主…すごいセリフ、でたーっ!!
    そうですか、救世主…(-_-;)


★表くんの想い爆裂★
    王様:相棒!! しっかりしろ
    表くん:もう一人のボク…
    王様:相棒はわざとオレの為に…
    表くん;もう一人のボク…どんなに苦しくても迷わないで、絆を信じて…キミは一人じゃない
    いつもキミを信じている仲間やモンスター達が一緒に…離れていてもボクも側にいる


    こんな言葉を言われたら、王様もメロメロですねぇ〜(*^_^*)



羽蛾っちは無事だったようです(*^_^*)





★★★次回予告★★★
    もう一人の自分とデュエルし、
    失いかけていた自信を取り戻して
    絆を確かめた遊戯
    もう大丈夫よね
    だけどなんだか雲行きが怪しいわ
    ああ!? 何? あのモンスターは…
    アトランティスの兵の亡霊ですって!

    次回の遊戯王デュエルモンスターズは
    「オレイカルコス・ソルジャー」
    再来週の火曜日、22日夜7時30分から
    デュエルスタンバイ



      ★★★次回予告★★★

      もう一人の自分を抱きかかえ、
      「オレってこんなに華奢な身体だったのか!」と
      あらためて自分を知る闇遊戯
      しなだれかかる表くんの感触にドキドキしつつも
      海馬くんの腕の中にいる自分をオーバーラップさせる闇遊戯…
      オレはもう大丈夫だ!
      もう一人の遊戯に誓う闇遊戯
      だけど突然、大地が割れ、巨大なモンスターが現れる!
      ああ、何? あのモンスターは!
      ストーリーから外されたバクラくん!?


      次回 「オレ様を忘れるなよ!」
      デュエルスタンバイ


163話 
作画監督=寺澤 伸介
脚本=吉田 伸
絵コンテ=辻 初樹
演出=広嶋 秀樹


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