|
遊戯王感想とか雑文とか(遊戯王の謎) 日記&アニメ感想の目次|前の日|次の日
「目覚めよ、クリティウス」で明らかになった、「アメルダ過去のエピソード」をなんども見直しています…。
使いやすいネタだけど、そのまま敵キャラが死んじゃったりするなら良いけど、 立ち直っていく場合、恨みをプラスに変えるきっかけを慎重に選ばないと、 つじつまが合わなくなるからな…。 この文章がどうも気になって、「じゃぁ〜どうしたらいいんだよぉ!!」と自問自答してました。 アニメを何度も見直し、弟が燃えていく姿を見つめるというのはどんな心境なんだ?とか…。 「ボクの心は死んだ」と語るアメルダだから、きっと感情を押し殺して、戦車に残った遺灰をかき集めて埋葬したんだろうなとか…。 気丈に墓地にたたずむチビアメルダを想像して、また泣いたり…(T_T) そんなアメルダの気持ちを慰めるコトなんてできるのかな〜。 その復讐心を消す方法をアニメスタッフはどう描くつもりなのか…。 若い頃は『同病相憐れむ』という言葉が嫌いでした。 安っぽい同情心から「あなたの気持ち、わかるよぉ〜」とか言われるのが嘘くさかったからなんですが、今はこの言葉が好きです。 いやされるのは同じ体験をした人の言葉だし、その優しさは本当に心の奥に届くから。 アメルダをいやせる人がキャラクターの中にいるかなぁ〜と思った時、「獏良くん」のコトが浮かびました。 獏良くんは交通事故で死んだ妹に手紙を書いていて、そのコトに私は大変な衝撃を受けました。 だって普通、お仏壇にお線香をあげながら、ぶつぶつと語りかけることはあるだろうけど、手紙を書くなんて尋常じゃないと思ったのですよ。 で、ひょっとしたら妹さんが事故に遭った時、獏良くんもその場にいて、その死を見ていたんじゃないかなと思いました。 事故のショックが強く、その死を受け入れなければいけないのに、それができない。 死んだのではなく、遠くに住んでいるような感覚にすり替え、手紙を書くことで精神をいやす。 机の引き出しの中には宛先の書かれていない封筒が何十通もしまわれているんだろう。 同じ境遇のモノだから分かり合えることってあると思うから、アメルダと獏良くんが出会い、 互いの中に悲しみを見つけ、なんとなくなぐさめられて、復讐とか死者への手紙とかを やめられるようになったらいいのに…と思う。 すべて私の希望。なんの根拠もない。 でもアメルダも獏良くんも肉親の死というトラウマから脱出して欲しいと思う。
遺跡馬鹿
|HomePage
|