遊戯王感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
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2003年01月31日(金) マリクのサレンダー

王様とマリクの勝負が 『サレンダー(降参)』 で終わったことに違和感を感じてます。

    イシュタール家の3000年の長きに渡る墓守の宿命…
    闇に包まれたこの運命が引き起こしてきた悲劇を
    ボクは終わらせなければならない
    すべてこの手で…
    それがボクが犯した罪に対するつぐないであり、
    その先へと進むための光への一歩となる…

このセリフから分かるのは、
    ★宿命を終わらせるために
    ★父親殺しの『罪』を謝罪するために

      ………マリクはサレンダーした………


童実野スタジアム建設予定地でマリクがリシドに 「遊戯を抹殺し、ボクが王の称号を手に入れる」と言ってました。

だから私は、「マリクは王になりたいという野望を持っている」とずっと思ってました。
それだから、あっさりとサレンダーした行為にちょっと腹を立てたのかもしれません。

闇マリクの

    1ポイントありゃ、まだデュエルに勝つ可能性がある! 遊戯を殺せ!!

この意気込みこそ、マリクの言葉であって欲しかったと思っています。
だからサレンダーなんかしないで、ライフがゼロになるまで闘って欲しかったです。

トップ絵を作っている最中、「『オレが勝ち』ったって、相手の降参で勝ったんだから…」と、
王様に突っ込んだりしてましたが、やはりこの「降参した&降参させた」というあたり、
過去の主従関係からの影響なんでしょうかね。
けっして「負かした&負かされた」という状況にはしない…。

つまり、「自らが降参する」のと、「王様に攻撃されて倒れる」というのとでは、
どちらが精神衛生上良いか…ということなんだけどね。


私のイメージするラストは、マリクが「ドン★」とライフゼロになり、ファラオによって完膚無きまでに叩きのめされる。
    この『完膚無きまでに…』が大切で、マリクの心の中に、一片でも「降参してやった」という気持ちが残っていてはダメなんだなぁ…。
    そして神に選ばれた者の強さをおもいっきり見せつけてやらなければダメなんだよ…。

      「いやいや、ライフが1ポイント残っている状況でのサレンダーは、
      マリクの強い意志を表しているんだから、そんな心配は無用だよ!」と、いう
      意見もあるでしょうが、ほれ、私は疑い深いから…(^_^;)


そして「やはりあなたこそファラオの称号をつぐものだ」とかマリクが言い、うやうやしく背中の刻印を見せる…というのがイイ。
ずっと『ファラオ』という言葉を特別な感じでとらえていたのだから、急にお友達感覚も変でしょ!?
ちょっと時代錯誤だけど、王様に敬服し、高貴なお方という感じで見て欲しいのも私の希望。
だって本当に「神に選ばれた人」なんだもの…。


くどいが、サレンダーさせたのが王様ではなく、自分自身の内的な理由で…というのも確かに大切だが、
やはりなぁ〜、ライフはきっちりゼロにしてほしかった。
きっと社長もそう思っているだろう…。

たぶん、この決勝戦、一番納得がいかないのはこの人だと思う…(笑)


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