遊戯王感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
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2003年01月22日(水) オベリスクの怒り ソウルエナジーMAX

第141話「オベリスクの怒り ソウルエナジーMAX」(1月21日放映分)
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    今日のお言葉

      リシド 「(生け贄になっているマリクを前にして)…マリク様〜!!」


      あぁ…リシドが叫んだ!! そしてマリクが応えた………。
      バトルシティ編ってこうやってみると王の記憶探しというより、イシュタール一族の宿命解放物語だったということがハッキリしましたね。
      リシドのマリクに対する忠誠心など語りたいコトもあるのですが、やはり心を打つのはリシドの真摯(しんし)な態度ですねぇ。
      来週、リシドがどんな行動に出るのか今は分かりませんが、生も死もマリクと共にありたいと願うリシドに感動しましたよぉ〜。
      くそ〜、こんなところで純愛見せられて、ちょっとホロリと来ちゃいました(T_T)
 

★前説は今週もまたまた王様で〜す\(^o^)/★

    不死の壁、ゴッドスライム…オレのオベリスクの攻撃すらもはね返す
    再生してはマリクを守る…壁モンスター
    奴はゴッドスライムを壁にしてラーを復活させるカードを待っている
    しかしへたに攻撃すればダメージはオレに跳ね返る!
    相棒を闇がむしばんでいく!
    だがオレたちはあきらめない!
    ピンチにこそチャンスは生まれるんだ!!


    いつも気になってるんですけど、今日の作画監督さんって「武藤さん」なんですよね…。
    主人公と同じ名字ってどんな気分なのかな…。
    ああ、武藤さんに聞いてみたいなぁ〜、「身内に遊戯っています?(笑)」
    番組で誰も遊戯を「武藤」って呼んでくれないから、かえってストレスたまったりして…(^_^;)。

    今日は派手なアクションやドキドキ・イチャイチャシーンはなかったけど、
    ストーリーに引きずり込まれ、30分が本当に短く感じられました。
    デュエルの展開に息を飲むのは、ペガサス&王様編の時以来かもしれない…。
    見終わった今も心臓がドクン☆ドクン☆…(*^_^*)。

    このデュエル…本当におもしろいよ〜、王様もすごいがマリクもすごい!
    この二人の応酬をみていると、申し訳ないが城之内や社長のデュエルがとてもおとなしく感じてしまう…(^_^;)

    生け贄として表くん&表マリクが登場した時は表&王様のラヴラヴシーンはあるだろうな〜とか思ってたけど、
    まさかリシドが最後の最後にキーパーソンとして登場するとは…
    う〜ん、この展開は想像できませんでした(^_^;)。まさに「まいりました、ありません、投了」ですよ〜。

    そうそう、今日のモンスターは格好良かったなぁ。
    最近はオベリスクの腹筋に萌え〜だったので、今日はバッチリ見られて幸せでした(^_^)v。
    一瞬だけ登場のオシリスが、 「てへっ、焼かれちゃったよ…」 な表情が良かったです。


    今日のデュエルは空前絶後&複雑怪奇&奇想天外なので、ちょっと紹介しきれませんでした。詳しく知りたい人は原作読んでね(^-^)

★マリクの攻め攻めモードが王様を悩ませる(-_-;)★

    闇マリク:(目を充血させながら)よーく見ろ、『死者蘇生』が再びオレの手札に戻ってきたぜ…
    それがどういう意味だか分かるよなぁ〜
    次のターン、再びラーが特殊召喚される…いよいよ地獄の闇がお出迎えだなぁ〜遊戯!

    王様:マリクのフィールドに『不死のゴッドスライム』が立ちはだかるかぎり、奴のモンスターを倒すことはできない
    いや、真にオレの前に立ちはだかる壁は、生け贄となっているマリクの主人格!
    闇人格のマリクに攻撃することは、主人格の命をも奪うことになる!

    このシーン…昔の王様だったら攻撃してただろうな…なんて思いましたが…(-_-;)
    こういうやり取りって「バクラ」とのデュエルでも出てきましたよね…。
    あの時、バクラは王様が攻撃すると踏んで、マリクの制止も聞かず、自分がオシリスの攻撃を受け、散っていきました…。
    表くんがあの駆け引きを「もう一人のボクが人の命を奪うことができないことを知った上で仕掛けてきたマリクは、バクラより一枚上手」と解説してましたが、闇マリクも同じ手を使うあたり、外からみると王様のこの性格って意外につっこみやすい弱点なんだな〜とか思いました。
    まぁ、正義の熱血オーラを最近は四方に振りまいているので当然と言えば当然だけど…。
    これが社長なら勝ちをとるために、表のマリクなんて気にせず攻めまくるだろう…と、一応考えてみる(^_^;)

★闇のゲームを解説する表マリク★

    なんとなく様子のおかしい王様を心配する愉快な応援団
    御伽:遊戯くん…
    本田:このターンでなにか仕掛けねえと次のターンでラーを召喚されちまうぜ!
    城之内:だが遊戯はこのデュエルに迷いを感じているように見えるぜ
    御伽:迷い?
    城之内:あぁ、何か攻撃することさえ躊躇しているみてえだ…
    マリク:そうか…君たちには見えないんだね…あの二人がデュエルリングでどんな闇のデュエルを繰り広げているのか…
    二人は互いにもう一人の自分を…「ボクと遊戯のもう一人の人格」を生け贄にして闘っているんだ
    どちらかのライフがゼロになった時、その生け贄は永遠の闇に葬られる…杏子に残したこのボクのカケラも
    本田:永遠の闇?
    御伽:いったい何人、闇に葬れば気が済むんだ!!

    このやり取りを見て、「そうそう…、こいつらには見えてないんだから、当然、社長にも見えてなくて、そうなるとこのデュエル、冷静に腕組みして観戦しているけど、内心は『えええええぃ!何をためらっているぅぅぅ〜!!ゴゴゴゴ』と、ジレているんだろうな…」と思ったり…(^_^;)
    そんな心の声を想像すると笑えてしまうなぁ。

★王様の気苦労を分からないマリクちゃん★
    遊戯はボクの命を奪うことをためらっている…なぜだ?
    今までさんざんお前や仲間たちの命を奪おうとしたこのボクを…なぜだ?

    だから〜、あんたも知ってるでしょ!王様はそういう人なんだよ…。
    マリクちゃんが自分に復讐しようとした動機を分かっているから、よけい助けたいと思うのさ。
    でもキミを好きなわけじゃない…きっとね…。

★脳内作戦会議−さすがにくちびるは動いていない★

    表:もう一人のボク、僕たちの真の敵はマリクの邪悪なる心…奴だけを倒す手段はきっとあるはずだよ
    王:あぁ。だがどうやって闘えば…たとえ奴のライフをゼロにしたとしても生け贄になるのはマリクの主人格…
    邪悪なる闇の人格を消し去ることはできない
    表:もしかしたら奴の弱点はラーの能力に隠されているのかも…
    王:ラーの能力に?
    表:うん、確かラーは三つの戦闘モードを備えていたよね…その1つ、ラーがプレーヤーと融合する能力…
    でも神とはいえ、モンスターにすぎない…つまり融合することはプレーヤーもモンスター化するってことでしょ
    王:プレーヤーがモンスター化…そうか! 礼を言うぜ、相棒!まだ手は残されている!!

    推理とか戦略とか、先を読んで手を打っていくようなゲームは苦手なので、このあたり、もうやたら心臓がドキドキするだけで王様がどんな作戦を立てようとしているのか、さっぱり分かりません(T_T)
    ボーっと見ていると、ラーの攻撃力とかオベリスクの攻撃力などは見落としちゃうし、魔法カードの効果とか聞き逃しちゃうし…
    このあたりの勝負は原作でじっくり読む方がいいんでしょうね。
    ただ迫力&気迫は画面からめいっぱい伝わってきました。
    圧倒されるというのもアニメの醍醐味! 幸せでございます(^_^)

★リシド目覚める★
    よろよろとデュエルタワーへ向かうリシド

    マリク様…早まってはいけない…あの時、私には聞こえていました…マリクさまの心の声が…


      マリク回想シーン
      リシドボクはもうじき暗闇の世界へ行く
      その前にお前には言っておきたいことがあるんだ
      ボクは一族の掟に背き罪を犯した
      父上へのつぐないは永遠の闇の裁きによっても許されるものではない

      リシド、墓守の儀礼の日、お前はボクと同じ苦しみを受け入れてくれた…
      すべての業と宿命をボクと共に背負い闇の中で生きる覚悟をきめた
      でも…もういいんだ、お前はもうこれ以上苦しみを背負う必要などない
      たとえ生か死、どちらかであってもお前は光を目指せ (『それは違います…マリク様…』とリシド)
      ありがとうリシド…


    なんと記録を調べてみると、リシドが倒れたのは去年の1月8日…第89話の頃なんですよぉ〜。
    私たちにとっては1年ぶりの動くリシドだけど、アニメじゃ、2〜3日のことなんだね…(乃亜編での時間の経過がわからんが…)
    いやぁ〜、しばらく見ないうちに全体的に細くなったような…(^_^;)
    で、久しぶりに聞く「KONTA」さんの声…ハスキーなのにトロリとした甘さがあるところが好きですねぇ。
    「リシド…一曲唄ってよ」とか言いたいぜ!

★起死回生の担い手として王様があのシモベを召喚★
    闇マリク:だが神を失ってオレに勝つ手段があるというのか遊戯ぃ!!
    王様:オレには仲間がいる、どうようにオレのデッキにも共に戦い抜いたシモベがいる
    マジカルディメンションのもう一つの効果! 手札より魔法使い族モンスター一体を特殊召喚することができる
    闇マリク:何!?
    王様:出よ、ブラックマジシャン!
    このターンへのラーへの反撃! マジックカードオープン!!『ラグナロク(神々の黄昏)』
    このカードはマジシャン2体が場にいる時、発動でき、自軍のデッキ、手札、墓地のモンスターをすべて取り除いて
    相手モンスターをすべて破壊することができる! マリク、貴様と神の融合モンスターをな!!

    闇マリク:ふふ、だが遊戯、ラーを破壊すればオレのライフポイントはわずか1ポイントしか残らない
    ふへへへ…もうオレの主人格さまには1ポイントを耐えきれる精神力も残されちゃいねェ
    ラーが破壊されりゃ生け贄であるオレの主人格さまも確実に死を迎えるだろうぜ!

    王様:ライフ1ポイントを残すことができても…マリクを救うことができないだと!
    闇マリク:さぁ、こいつを殺す覚悟があるならやってみな
    表くん:そんなぁこれじゃもう一人のボクは攻撃できないよ
    闇マリク:ははははぁ〜!!この生け贄がある限り、オレは負けネェのさ!!


    表くんと王様の声がダブる…W遊戯ファンの皆様、ちょっと嬉しかったですね。
    でも顔半分が重なるという演出は個人的にイヤぁ〜んでしたが…(^_^;)
    二人で協力して闘う…マインドシャッフル以来の興奮でございます。
    そして二人の間に割って入るがごとく、ブラマジ登場!
    ちょっとヤキモチ焼きながら、弟子のガールがいる手前、威厳を保ちつつ、フィールドにたたずんでいるようです。
    来週…あぁ、どうなるんだろう………もう目が離せません!

★リシド登場★
    マリク様〜!!!!!!!!!!!!!!



    やはり話が凄すぎて、ツッコミとか入れられないなぁ。心に余裕がない…(^_^;)



★★★次回予告★★★

    あの人はリシドさん?
    意識不明のまま、バトルシップで寝ていたはずなのに
    どうしてここに?
    でもリシドさんが語り始めると、マリクの様子が変わったの…
    マリクの主人格が目覚めたんだわ!
    1ポイントの生命力にかけ
    攻撃を決意する遊戯
    バトルシティもいよいよクライマックス
    遊戯はマリクの闇人格を倒し、みんなを救うことができるの?

    次回 「バトルシティ終結!」
    デュエルスタンバイ


    ★★★次回予告★★★

      あの人はリシドさん?
      闇マリクが貢がせるだけ貢がせ、あとはゴミのように捨てたって聞いたけど、
      どうしてここに?
      でもリシドさんが語り始めると、マリクの様子が変わったの…
      マリクの中に後悔の念が生まれたとでも言うの?
      リシドさんの説得によってマリクが遊戯から離れてくれれば…
      一すじの希望にかけ、じっと様子を見守る海馬くん

      海馬くん、闇遊戯、そして闇マリクとの恋の三角関係もいよいよクライマックス
      遊戯は闇マリクの誘惑を振りきり、海馬くんの胸に飛び込むことができるの?

      次回「恋の回転木馬終結!」
      デュエルスタンバイ


作画監督=武藤公春
脚本=前川 淳
絵コンテ=辻 初樹
演出=鶴田 寛


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