断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2024年03月03日(日) 「PSYCO-PASS SS Case.3」

つづきです。
いよいよ4部 最終作☆


『PSYCO-PASS Sinners of the System』
 正義は、歪んだ世界を照らす。
 Case.3 恩讐の彼方に—

 「わたしの、先生になってもらえませんか」

 2116年に起きた東南アジア連合 SEAUN
 での事件後、狡噛慎也は放浪の旅を続けていた。
 南アジアの小国で、狡噛は武装ゲリラに襲われ
 ている難民を乗せたバスを救ってしまう。
 その中には、
 テンジンと名乗るひとりの少女がいた。
 かたき討ちのために戦い方を学びたい、と
 狡噛に懇願するテンジン。
 出口のない世界の縁辺で、復讐を望む少女と
 復讐を終えた男が見届ける、
 この世界の様相とは…


狡噛慎也と槙島正護こそがPSYCHO-PASSの
物語で、最も焦点の大きな根幹だった。
正直言って、槙島正護の在り方が度肝すぎて、
一体この物語がどこに収束するのかわからず、
一気に進んでいくのが1st seasonだ。
4部最終作ではその狡噛慎也が主人公として
大活躍する、待望の狡噛続編。
そんな終盤のことだった—


槙島正護が高僧を上塗りしてあらわれる


「君は、悪霊に取り憑かれている。
 この王国の西の方ではね、
 死者を葬るとき、
 死体の腰の骨を斧で折るんだそうだ。
 死者はこの世に未練がある場合、
 ノロンという悪霊になってしまう。
 それを防ぐために、骨を折るんだとか。
 悪霊とは過去のことだ
 未来からやってくる悪霊はいない
 君は復讐を望んだ。
 それは、死者のために生きるという選択だ。
 そして君は復讐を果たし、
 日本に居られなくなった。
 僕を殺したために
 生きている君が振り回されている。
 死んだ人間に支配されて生きること、
 それはつまり、
 悪霊に取り憑かれているということ」


この台詞には… 度肝を抜かれてしまった
《未来から来る悪霊はいない》
これは殺人を含んだ娯楽映画ではあるけれど
ここには、みんなに当てはまるものがある。
それを抜き出せることこそが、
《娯楽を超えてくる正体》
これにはきっと救われる人もあると思う。
だって、自分を蝕んでくるのは自分自身なんだから
未来に悪霊はいない!!

そう。 だ か ら 1st season なのだ。
続編はどうしたってここに帰結してしまう…

 狡噛慎也 × 槙島正護

槙島正護のPSYCHO-PASS数値
ぜひ、見てください☆


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Taisuke [HOMEPAGE]