| 2023年11月19日(日) |
「ジュスカ・グランペール LIVE TOUR 2023」 |
比叡山で出会った高井さんとまた、 いよいよセッションするときが来た☆
ジュスカ・グランペール LIVE TOUR 2023
Guitar:高井博章 Violin:廣瀬誠
ゲスト:タイスケ(舞踊家) :木塲孝志(二胡奏者)
11月19日(日)開演14:00 会場:ぎゃらりぃ花うさぎ (ジュスカオリジナルスイーツ付)
■ジュスカ・グランペール プロフィール Jusqu'à Grand-Pereは ギター高井博章とバイオリン廣瀬誠による アコースティックメンタル・デュオ。 1999年結成(結成24年) 2007年Debut 通算13枚アルバムリリース ジプシースウィングジャズ、タンゴ、 スパニッシュ、ラテン、クラシック、 和、のエッセンスを融合した、 個性的なサウンドは、癒しでもあり、 情熱的でもある。 大竹しのぶ、押尾コータロー、KAN、 クレモンティーヌ、ゴンチチ、佐藤竹善、 夏川りみ、葉加瀬太郎、一青窈、たちと共演。 楽曲提供やレコーディング・ツアーサポート等 を行う。 化粧品「SK-2」のCM曲をはじめ、 Tvドラマやバラエティーなどの挿入曲、 NHKの番組テーマ楽曲を提供している。
えらい人と、、出会ってしまいましt… 知りもせず知らされもせずセッションしてますw ああ比叡山。比叡山でしたね。。 こうしてゲストとして呼んでもらえるとは。。 つづきがあることに震えるくらいです 自分の人生でも比叡山の時点で奇跡☆ バイオリニスト廣瀬誠さん、PA加護恵久さん、 二胡奏者 木塲孝志さんとは完全なる初対面。 奈良ナンバーのワンボックスカーが到着する。 プレッシャーしかない! 彼らは週末に限らず常に本番なのだ。 ダンスは、おどりは、、体力的にも計画的にも 毎日本番というのはまずない。 その分、チカラを「全力」で使っている その後1週間くらい廃人みたいになるくらいには。 それにしてもゲストであり、 自分を懸けて挑むのはたったの1曲 「あの日の夕焼け」 約10分 リハーサルは一発で決めたい—
いよいよ初リハーサル 頭の中に完コピした「あの日の夕焼け」音源 まずは音に嵌めている部分を外さないことだ ここで今年史上最大の試練が訪れてしまう
ことごとく外れてしまった
おそろしいくらいにすべて失敗してしまう これが本番直前、そして生演奏なのだった 正直、戦慄が走った 絶対におどりにならなければならない あらかじめいただいた音源とは 全くと言っていいほどステージの二人は違う 二人の掛け合いやフィーリングで、曲は変わる つまり完全には決まっていない 本番でさえ変化していく可能性がある 会場での音の響きでもインパクトが異なる あらためて本日の曲の進行を教えてもらうと 本当に色々と違うことがわかった 意図的に長くなった部分と短くされた部分がある 会場での曲の感じ方も音もカラダで捉えるしかない 合わせるのも初めてなのだから 力を温存している場合じゃない ここだけは外したくない音をあらためて伝えて OKしていただいてから もう一度リハーサルを全力で挑むことにした 自分のことも全力で知ってもらわなければならない 結果、約20分おどりっぱなしとなった そうしてなんとかビジョンを得ることができた ギリギリだ ギリギリだった ジュスカとの呼吸も揃った気がする ところがリハーサルを終えて楽屋に戻ると、、 非常事態に陥った。。 全力20分の余波が思い切りカラダを襲ったのか
貧血で動けなくなってしまった
さあ思い返してみよう、これまでの自分を。 今の自分の状態はこの数年来、最高の自分だった ようやく膝の痛みを克服するほどまでにきていた 比叡山に行く前には心の痛みが抜けなくて 痛みから不安がずっと続いていた 実のところ、ここまで動ける自分は奇跡にも近い ただしおどりになれる、とは言っていない あくまでも(動ける)話だ そして今日こそおどりになるときなのだった 本番まであと30分もない。 回復させるしかない—
そしてすぐに本番はやってきた 客として来ていた父の感想をまず記そうw
「よかったんじゃないか? でも、出がダメだったな」
そう、その(出)だが曲が始まった後に入場する。 舞台上手、客席から見える押し戸からだった… この押し戸が、、マグネット式で さらに取っ手がない☆ 押すしか、、できないのだ— 嘘だ、誰か嘘だと言ってくれ!! この開けるだけの力加減に、、辛苦が襲った… 扉の前にはまことさんが演奏している 扉が当たる距離には居ないと思うけれど、、 なにしろ見えないw とはいえ、演奏は始まっている バーンと開いちゃったら最後、試合終了である 最小限で扉を開けなければならない 今でも冷や汗とともに 開ける自分を思い出すことができる(爆) そして、、その、 自分が開けて入場するそのすべてが 客席から見えていることが 父のダメ発言であったと思われる リハーサルではおどりの合わせだけだった 扉を、、開けていなかったのだ
つづく
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