断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2019年01月01日(火) 「NoN GENRE」

目出度く数字上は2019年に突入しましたが、、
身に起こったことを忘れてはいけない都合で
元日からX'masに戻る、という…
普段なら絶対に起こせないことを
不本意ながらやります。。
blogではそれが出来るんだなあって
ひしひしと感じています☆
いいや待てよ、、
むしろそれしかやってない気さえします(殴)



あーーーまだ2018年は終われませんでした!
この日は学びと不思議の
後にも先にもない1日でした―

2018年12月23日、、X'mas イヴ(爆)
この日も人生で今のところ壱ドキリのものに
遭遇してしまっています!!
blog化は、、避けられない!! 笑笑
どうぞ不穏さを味わっていってくださいw

2018年12月23日。 友達が本番でした
ギリギリ見に行けました!!
なっちゃんを焦点に出かけたのは
第三の人生で初めてのことです
わたしの再復帰公演にも駆けつけてくれて
心配してくれていた、二児のお母さん
今こそ そのダンスをこの目で見なくてはッッ


 『NoN GENRE』

  ピアノ / 三村磨紀予
  オンド・マルトノ / 西山恭子
  ダンス / 辻菜津子 小林陽子
  振付 / 井野禎子
  インスタレーション / yuiyu

  アーティストが純粋に今考えていること
  表現をぶつける場として発足しました
  成功は量的なもの、幸福は質的なもの
  質的な幸福、オリジナルな幸福を
  仲間と皆様と共に共有できる時間になれば
  幸いです


なっちゃんは元より知っていますが、
プロデューサー&振付の先生も知人です。
そんな本番に、さらに知っている出演者が!?
ピアノの三村磨紀予さん☆
こんなところで目にするとは驚愕です!
知っている人がいればいるほど
期待してしまうのは人間のサガでしょう☆

しかしこれはおそろしく前衛的でした

どう文章に為すべきなのか吐血しそうです!

まずは、楽しい感じがない。
心おどる感じがありません。。
X'mas イヴなのに超暗いな。。
質的な幸福とは、、一体なんなのだろうか
わ、わからない!!
とにかく空間を占めているのは無機質感
有機的な何かが著しく削られているようだった

 感情が、、わかない!

なっちゃんは言っていた
そのダンスはとにかく難解で困難を極めた、と。
どうやら完璧にカウントで決まっているらしい。
しかし、しかしだ。。
気持ちに何も変化が訪れない…
もちろんわたしの超個人見解なので
みんながそうではないだろう。
ないだろう、ないだろうが、、難しい
そして(楽しくはなかった)

実は、人生で初めてのことは 既に
この会場にたどり着くまでに遭遇した
初めて降り立った駅だったし、
会場に足を踏み入れるのもそうだ
初めての土地にはワクワクしてしまう
ここがどんなところなのか、
それは歩くことで体感できる気がする
《実感》が湧くのは体感することなのだ
しかし今は会場に急がなくちゃ、
そう思って地図どおりにすす、、、、


 その道には叩きつけられたケーキがあった

 箱ごと叩き潰されたケーキの箱の中で
 丸ごとケーキが潰れて、、いた。。


 一体ここで、何が… 起きたんだーーーー


それもこんな道端で。。
あまりにも尋常でないケーキの姿に、
思わず写メ撮っちゃったよ!
どうにもこうにも不穏な物語がよぎる…
頭によぎってしまう!!
いやいや、、よぎってる場合じゃない!!

数年経って思い返してみると本日の本番とおして
《不穏なものがよぎっていた》
明らかにわたしたちが考える幸福に満ちたその
(幸福)じゃあなかったのだ!!
なっちゃんたちがやっていたのも
もしかしたら
もしかしたら同じ《幸福》かもしれないが
角度が、道筋が、見え方が、斜め上すぎる!!

もしかしたら
もしかしたらだが
潰されたケーキにも幸福があるのかもしれない

だとすると幸福のすべては
わたしたちに依存しているのかもしれない

こんなことを考えられるのも
もしかしたらステージを見られたからかもしれない


会場にはヨ、、チョン様がいたw
わたしが京都にいたときや灯明ダンスに参加した、
韓国の気鋭の振付家です。
会うのは数年ぶりでした―
自分に色々なことが起こった後会ったのは初めて。
チョン様はわたしのことを憶えてくれていた
どうも自分の事情も誰かから聞いていたようだ
なんだかとても嬉しい
こうしてまた会えるのは奇跡にも思えます

そうだ、この感じこそが幸福そのものじゃないか


幸福に難しさが
幸福に別の角度が
果たして必要なのだろうか

もっともっと単純なところに幸福はある気がする
そして単純なものであればあるほどいい気がする



その帰り道。

 潰れたケーキは、あとかたもなく消えていた…

驚いたのは、、ケーキの欠片も生クリームの欠片も
まったく無くなっていた 何もかもが消えていた
どうやったらこうなるの!?
夢だったんじゃないかと思うくらいに
マジックだったんじゃないかと思うくらいに
(何もない道だった)

こんなイヴは、、もう二度と来ない気がしますw


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Taisuke [HOMEPAGE]