断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2018年11月22日(木) す、、好きですね

2018年11月20日

「タイスケさん… 仏像が好きなんですね☆」



本日はこのメモを読み解くぞ(爆)

それを言ったのは、スタジオの男子生徒。
たしか… 小学生のセリフです。
思い出すとちょっと怖くなった。
なぜならその時の、男の子が
まるで《絶対の存在》だったんです!!

 おそろしく澄んだ目
 なんにも疑問がない声
 曇りが一切ない表情

一体なぜそのセリフになったのかというと、、
わたしのバレエシューズ入れを見られたのが
原因だったと思われる。。
バレエシューズを入れているのは、、

 国宝 阿修羅像 展で購入したポーチ

表は完膚無きまでに阿修羅像シルエットw
どこからどう見られても逃げられない。
そりゃあ「好きなんですね」来るよ…
しかし。
しかし、だ!
わたしは《仏像が好き》なのだろうか 笑笑
その阿修羅像シルエットポーチは
単純にその時に面白かったグッズのひとつ
好きか嫌いか問われたら好きと言わざるを得ないが
徹底的に好きか、と問われたらそうでもない!

問題はここです

あのセリフが来たとき。
わたしは「いやいや、そうでもないよ」って
言おうとした!! 訂正しようとした!!
ところが。
ところが、だ!
わたしは男の子を見据えた時、、
何も言えなかった
いや、何も言えなくなった

その姿が、その声が、そのすべてが、、
あまりにもイノセントそのものだった

わたしは基本的に言葉を呑みこまない。
自分の言いたいことしたいことを貫く人間だ。

それがどうしちゃったの―

あ、あり得ない!!!
思い出すと、、どう思い返しても、、おかしい
これは明らかに打ち負かされている
ぐうの音も出ないくらいに
こんなのは人生ではじめてのことだ
そう。

少年が(少年だったこと)に打ち負かされていた


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Taisuke [HOMEPAGE]