断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2018年01月27日(土) 「血界戦線&BEYOND」

先日1/3の『血界戦線』の続編です。
2017年末に録画したままだった(超実話
たぶん超忙しかったんでしょう その時期。。
そして、、かるく2年半が過ぎていた―

 『血界戦線&BEYOND』 全12話

本来なら2020年にblog化すべきところですが、
前作の感想を投稿した手前ですw
今しかない

 そうじゃなかったら何年かか―



第9話
レオは超虚弱体質の友人・リールと街を歩いていた
するとチンピラに絡まれ、金を巻き上げられてなお
ボコボコにされるレオを横目に、、
リールは逃げ出してしまった
そんなリールに怪しげな影が忍び寄る。
「結局、世の中は力だ」
その甘言にリールは乗せられてしまう…

これまでの負の感情を糧に、リールは膨張。
まさに天を衝く巨人に成り果ててしまった。

「すげえなああぁ お前。
 まるで限界まで引き絞られた弓だぜ。
 たまりに溜めた負の感情と俺の術式のシナジー。
 予想を上回る結果を出したぞ!
 ほおら その目で見てみろよ!
 頂上の風景を!!
 いい眺めだろ。
 さすがの馬鹿連中ももう遠巻きに逃げ散ったぜ。
 お前を踏みつけ、気にもしてなかった中途半端な
 強さのクソどもより、
 お前はいまやその、上の上の上の上だ。
 一歩踏み出すだけですりつぶしてやれるぞ!」

「ちがう! ぼくはこんなこと望んじゃいない!
 何が頂点の風景だよ…?
 誰も見えない!声も聞こえない!
 ひとりぼっちの世界じゃないか!!」

「お前、、さびしいのか
 てっぺんが孤独なのはあたりまえなんだよ
 同じ風景見てるヤツなんか存在しねえからな」

「もとにもどしてくれ」

「嫌だね。
 こんなにでかくなったのは奇跡中の奇跡だ!
 お前を選んだ俺の天才ぶりに総毛立つぜ!
 このままとことんまでなりゆきを見てみてえ!
 どうなんだよ一体よ??
 お前は、、
 お前の身の丈から見える世界を放棄したんだ
 でもいいじゃねえか!
 そんだけつらかったんだろ??
 戻ろうなんて小せえこと言ってないで、
 ぱーーーっと暴れて終わろうや!!」

「意気地なしのぼくの代わりに
 誰よりも先に怒ってくれたレオ君。
 ぼくの大事な友だち。
 あのとき君を置いて逃げてしまった自分が、、
 心底 許せなくて、許せなくて、
 許せなかっただけなのに、、、、、
 ごめんよ こんなことしてるなんて
 ぼくはなんて大バカなんだ。。
 ここからはもう見えないけど
 いま君はケガをしたりしてないかい??

 たすけてレオ君!たすけてよ!!」


てっぺんが孤独。。
てっぺんが孤独なのは当たり前
鋭く、、刺さりました
この話では自分の努力じゃないところで
突然てっぺんに行ってしまったリール

 てっぺんには自分の力で行かないと
 そのてっぺんに耐えられない

わたしたちはその生きてきた年月とともに
少なからず知ることになります。
自分の足で、自力で歩んできた人ではなく、
誰かの力で大きな力を得た人たち。
そんな人たちの顛末を

この《自力》というやつは、、
本物の苦しさを伴うものです
どうにもならないことをどうにかしたい
そういった割り切れない自分と
たたかわなくちゃならないからです
もしかしなくても割り切ることの方が
ずっとずっと楽かもしれない
言葉では簡単に「自力で歩む」なんて言えますが
これこそ言葉ではまったく足りません
だから踊りたい、踊るしかない
と思っているのかも、、しれない!



最終話
レオはこれまでの事件を経て、最初のあの台詞、
クラウスの台詞を自分で言えるようになっていた!
「光に向かって一歩でも進もうとしている限り、
 人間の魂が真に敗北することなど、断じてない」
ここではバカにする人もあるかもしれません。
あるかもしれませんが、
こんな大それた台詞、現実には叫べません!!
わたしたちの心の中で掴み取るものだからです
それを代弁できるのが《物語》です

レオの妹 ミシェーラ
「知っていますか?
 カメはその構造上、
 後ろに下がることができないんだそうです。
 私、それを聞いたとき
 真っ先に兄を思い浮かべました!
 足がすくんで動けなかったり
 途方に暮れて立ちつくしても、
 この人は絶対に逃げない。
 うずくまってじっと耐えて いつかまた歩き出す
 私のトータスナイト」

クラウス
「おぼえているか?
 我々が初めて会った日のことを。
 あのとき君は自分を卑怯者だと言った。
 無理もない。
 件の事件が
 君に落とした暗き影を思うと胸が痛む。
 だが、こう考えることはできないだろうか?
 絶望的な負い目が己を支える礎となり、
 痛切極まる悔恨が不退転の爪となるなら、
 今の君をつくったのはあのときの挫折だ。
 その強さが妹さんを、果ては人類を救った。
 これは厳然たる事実であり、
 卑怯者からもっとも遠い行いだ。
 よくやった!
 これからもよろしくたのむ レオナルド」


この作品2SEASON通して一貫していたのは、
《見方、その角度は、変えることができる》
それを伝えたかったんじゃないか

クラウス最後の台詞は
まるっきり先日1/1のblogのお話と同じ
『君たちはどう生きるか』
わたしたちが人類を救うことはないでしょう
現実にはないでしょう ないでしょうが、、
自分を救えるのは自分だけです

物語を読むのはわたしたちの主観です
阻んでしまえばそれまで
それまでですが、
最後まで読むことでわかることもある
わたしは思います
最後まで読んでもらう、
見てもらうことができるのが、プロのわざ
ダンサーの場合であれば、
その見た目だけで終わってしまいかねない主観です
好き嫌いを圧してなお 見てもらえるすべ
どうやったらそのすべにたどりつけるのか
いまなお頭を抱えています リアル底なし沼w
終わりのない場所なのかもしれません

だからこそ踊りたいのかもしれない!


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