断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2015年11月17日(火) 「終わりのセラフ」

ある日突然、未知のウイルスにより世界は滅びた。
生き残ったのは子供だけ…
そして、その子供たちは地の底より現れた吸血鬼に
支配された。
百夜優一郎は家族同然の絆を持つ百夜ミカエラたち
孤児たちと、吸血鬼に血を捧げさせられていた。
家畜同然の扱いに耐えかねた優一郎。
共に生活していたミカエラ、そして
幼い孤児たちと外世界への脱出を謀るが―
◎見事に優一郎だけが脱出成功◎
っていうか、家族みんな… 全滅です!!
四年後。
日本帝鬼軍・吸血鬼殲滅部隊、
《月鬼ノ組》に入隊を果たした百夜優一郎。
吸血鬼たちとの戦いにその身を投じていく―

 『終わりのセラフ』
  世界の命運を握る禁断の業

なんだかわかりませんが、昔から吸血鬼いる世界!
地の底から出てきてなかっただけらしいぞw
そんでもって無茶苦茶強い。
四肢を切断してもあとでくっつくくらい強い。
吸血鬼貴族に至っては瞬間移動できます!!
どう見てもフツーの人間じゃ太刀打ちできんッッ
吸血鬼の描かれ方が実にタチが悪い本編。
なんたって…《強さの基準》まるでわからないw
そんなに強いんなら最初から地上支配できたよね?

 主人公と戦う吸血鬼は
 なぜかフツーにやられてくれます(爆)

身体能力差どこいったーーーーーーー!? 笑笑
正直言って主人公たちの都合でやられていきますw
その曖昧さがもうね、ほんとね、、見てて嫌でした

 吸血鬼… 意味わからんッッ

世界観や生物に違和感はぬぐえませんが、
意外にも衝撃的な発言が三つもありました 笑笑
物語には特段感想がないので一点突破しますッッ
じゃあ早速《終わりのセリフ》いってみよう☆
まずはこれ!ドーン

 「俺の評価は俺が決めるんだよ」

これ…言えちゃうって物凄いことですよね!?
なぜなら。
わたしたちは他人の評価を常に恐れているからです

自分が決めるというのは自分に自信を持つのと同じ

自分に自信がもてない人の決定はたいてい危うさが
つきまとうものです。
危険なのは努力を伴わない選択かもしれません。
努力は “自分を律すること” ではないでしょうか?
自分を律さずに健全な自信なんて生まれないのでは
ないでしょうか??
努力して乗り越えるからこそ自信になる!
努力がなかったら後ろ向きになり得ます!!
“一か八か” そりゃ自信とは程遠い選択です!!
主人公・優ちゃんの場合は超自意識過剰w
やみくもに自信があるタイプww
これが、これがねえ、、
主人公なので最後はできてしまうんです!

フツー、これ 絶対 勘違いだからね?(爆)

なんたって努力の裏付けがまるでないのだw
“できちゃう” っていうのは、
人間社会では最高の武器なのです。
努力なしにできるって気持ちわるいよね? 笑笑
それも “天賦の才じゃなくて” ですッッ
気持ちや気合いだけで困難が乗り越えられるんだっ
たら、誰も苦労しやしませんw
次はこちら!ドーン

 「過去にはなにもねえぞ。あるのは未来だけだ」

この考え方はある意味、非情です!
しかし、この台詞は、つらいことや思い出に囚われ
そうになるときに使える奥義に他なりません☆
◎前を向くことを何よりも最優先させる技術◎
こんな台詞を言ってくれる人が友だちにいると、、
おそろしく進めます!  実体験です(爆)
ラストです!ドーン

 「強くなるには実戦が一番だ。
  死ななきゃ強くなる」

この作品でもっとも度肝抜かれた台詞です。
“死ななきゃ強くなる”
要は《生きる=すなわち強い》!!!
6年前、わたしは救命病棟で寝たきりでした。
正直に言えば本気で《死にたい》と思いました。
カラダがまったく動かずこれからどうすればいい
のか、本当にわからなくなりました。
今では冷静にあのときを振り返れますが、自分の
人生、自らのカラダで、一番苦しかった時代です。
それを乗り越えようとしたとき、実は上記三つの
台詞にかなり近いものを支えにしていました
人間、なんとかしようともがいたら、あがいたら、
強くなるしかありません
自分を生かそうとすることは強さだとおもいます
「死ななきゃ強くなる」
この台詞には唸りました
生きているかぎり強くなれるんです


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Taisuke [HOMEPAGE]