断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2015年10月05日(月) 可能性とエネルギーのファンタジー

〜残すところあと1回の予定です〜
【死んだら心はどうなるか】
ながかった、ひたすらながかったw

※予定どおりにいくかは文才次第です


スティーブン ラバージ博士。
脳の研究者として臨死体験に似た、特殊な夢の存在
を世界で初めて明らかにし、その《夢》を見る方法
を追求し続けていた―

 《明晰夢》

ラバージ博士が研究しているのは《明晰夢》と呼ば
れる特別な夢。
博士は何年もの訓練を経て、この夢を自在に見るこ
とができるようになりました―

おいおい、どういう夢だよそれ―
その説明を聞けば聞くほど怪しさが込み上げます!

《明晰夢》とは、自分が夢を見ていることを明確に
自覚しながら見る夢のことです。
しかも訓練することで、夢の内容を自由につくりか
えることもできるらしい!!
なにそれ!? 夢に対するテロ行為じゃないの?!
◎My dream TERRO◎
明晰夢を見ている最中は、まるで現実の続きのよう
にはっきりした意識をもっており、そこは思い通り
の世界。
たとえば眠りから覚めて、普段通り家のドアを開け
ると砂漠が広がる世界にもなります。
体外離脱して、その砂漠を自由に飛び回ることもで
きる。
その夢の果てに、大いなる存在に会うこともできる
という―

30年間、瞑想する技術や精神の集中を高めること
で、夢の中では自分のやりたいことは全て実現して
きたというラバージ博士。
もっとも印象に残る夢は “死に瀕した自分” を
イメージしたときの夢だ、と語ります。
死に瀕したとき、ラバージ博士ははじめ、深く暗い
海に落ちていく小さな雪になるといいます。
そして海に落ちて溶けてしまうと感じた瞬間、
自分が海全体に広がったように感じたらしい!!

そんな瞑想を超えた《明晰夢》の達人に立花さんは
問いをふっかけますw
「死ぬとき、あなたの意識には何が起きると
 お考えですか?」

ラバージ博士
「私はそれについて明晰夢から得られた面白い見方
 をしています。 死に瀕する感覚は、雪の結晶が
 死の海に落ちていくような体験です。
 最初、雪の中にある私の意識は海に落ちると永遠
 に失ってしまうと感じます。 しかし、雪が水面
 につき、死の最後の瞬間を向かえると、自分はた
 だの雪ではなく、海の中の一滴の水だったのだ、
 と思い出すのです。 そして、自分という存在が
 無限に広がるのを感じるんです。
 私という存在は死ぬ瞬間、生まれる前の原初の存
 在、無限の存在にもどるのです―」

ぬぬぬ… 興味深い。
明晰夢がぜんぜん理解できないけどッッ(爆)

博士は、意識は脳でうまれ、消えると考えていた。
同時に人間は意識によってどんな夢でも見られる
無限の可能性があるというのです。

立花さん
「夢は神という存在を作り出す装置なのですね?」

ラバージ博士
「そのとおりです。 脳は夢を見る機械であり、
 私たちはその中で、願うとおりの存在となれる
 のです。 起きているとき脳は数百万年の歴史
 の中で決められたとおりに動きます。 しかし
 私たちは明晰夢を見ることができるのです。
 それは人類が言語を手にして以来の新しい可能性
 です! 夢は、私たちの底なしの想像力が生み出
 す、可能性とエネルギーの塊なのです―」

マックスプランク研究所 〜睡眠研究室〜
この研究所では明晰夢を見ている脳と、フツーの脳
の特徴をつきとめました。
明晰夢では通常の夢とは異なる、複数の場所が強く
活性化していることがわかったのです!!!

なんてこった

脳内の多くの部分が同時に活性化することで起きて
いる《明晰夢》。
神秘体験はこの明晰夢に近いものなのではないか?
立花さんはそう考えるようになりました

立花さん
「よく考えてみれば、みんな人生の3分の1は眠っ
 ているわけです。 眠ったときにはその人の意識
 はいわば失われているわけですよね?
 で、朝 目が覚めると共に意識がもどってくる。
 意識が消えては戻る、そういう繰り返しを人間は
 一生やり続けているわけです。
 その眠りと意識の間の部分。
 そこが微妙に入り組んだ状態というのがありまし
 て、それがたとえば夢の中の世界なんですね。
 夢の研究が進んで、人間の意識の深さ・深み、
 その中の不思議さというものが今どんどん
 わかってきた。
 そこが取材をしていて面白かった―」

まだわからないこと。
それは、死の間際にこうした神秘体験をする仕組み
が何故 人間の脳にそなわっているのか?という
ことでした―

つづく


 < 過去  INDEX  未来 >


Taisuke [HOMEPAGE]