| 2015年07月28日(火) |
「ああ、正負の法則」 |
◎今日から始める美輪明宏 大研究◎ これまでほとんど知らなかった人です。 知ってる人からすれば非国民だったかもしれんw
『ああ正負の法則』 美輪明宏
美輪明宏本を大量にもってるお方:U井さん。 わたしの数少ない読書友だちの一人です! 2015年後半、断続的にお借りすることになりますw まずはその初手から!
開いていきなり美輪明宏直筆サインあるッッ
ほ、ほ、ほ、、ほんものです!! 思わず3mくらい跳んでしまいましたッッ!! 美輪さん達筆すぎ! もう全然読めやしない 笑笑 これは引き締めて読まなくてはなりません。
汚したりしたら友だちやめられそうです(爆)
この本はものすごい本です。 特に半分くらいまでがすごい。 序文からすごい。
この本は、地球大学 つまり人生のカンニングペーパーです。 アンチョコです。 人間の《心》《精神》《魂》の、 《修行》《修練》《試験場》である、 この地球学校の、定期的に行われる試験問題の 答案早見表です。
そういうわけで立て続けに真理の襲撃きますw でもアンチョコって何でしょうか?? 初めて聞きました! 食べるものですか―
【魔界人の見分け方】 まず、ひと目見たときの第一印象がひんやりと した感じ、凶々しい、闘争的、自己中心的、 傲慢な感じ、陰険、陰湿、 ヌメッとした蛇のようで、どことなく暗い。 暗いくせにエネルギッシュ。 強欲、すべてに貪欲、何にでも妬み、そねみ、 ひがみ、悪口ばかりを言う人、等々です。 彼または彼女たちには、反省とか後悔とか 懺悔などという成分はひとかけらもありません。 実際にそういう魔物はいるのです。 注意しましょう。
います。 たしかにいますねw 暗いくせにエネルギッシュって観察眼…ヤバッッ
【幸福論】 いったい幸福とはなんでしょうか? それは充足感です。 何もかも満ち足りた気分になった時、 それが幸福なのです。 しかしその成分は泡で出来ています。 ほんの短い時間、一瞬で消えてゆくものです。 もしその幸福感が絶え間なくずっと持続したとし たら、人間はシマリのないボケーッとした 薄らバカになってしまうでしょう。 それなのにどういうわけか、世の人々は 「幸福になりましょう」「なって下さい」 「なります」と、 まるで一度手に入れたら永久に形が変わらない固形 物でもあるかのような錯覚を起こしています。 永久不変のものなんてこの世にはあり得ないのです しかし、いつでもどこでも今すぐ幸福になる方法、 常に幸福感を味わえる方法があることはわかります それは簡単なことです。 つまり、どんなことでも何でもよいから 《感謝すること》 それを自分の中に、周りに探して見つけることです 「見える、ああ有難い」「聞こえる、ああ有難い」 「話せる、ああ有難い」 「手足が動く、雨風をしのげる天井や壁のある所で 寝起きができる、ああ有難い」 「着るものがある、食べ物がある、ああ有難い、 幸福だなあ」 もしそれが「えっ、何で?どうして?」と理解でき ない人は一度それらの病気をしたり、ホームレスに なったりして一切を絶ってみれば、有難みや感謝す る気持ちが、感覚でよく身に沁みてわかります。 ですから世の中で忌み嫌われている、病気や貧困や 不安やトラブルという《負》の部分は、実は幸福を 感じるためのバロメーターなのです
ざっくりすぎるその記述に度肝抜かれましたw みんなに「死にかけたら?」と言ってるのと同じです だがしかし!! まったくそのとおりです― わたしたちは、不自由になってみなければ、 “今” の圧倒的な自由に気がつけないものだからです
【努力をしなければ現在はない】 私は若い頃、めちゃくちゃな苦労をしました。 行き倒れになってみたり、いろんな悲惨な目に 遇ってきましたし、男なのに女のような顔を しているというだけで世の中から化け物扱いを されて、狂ってると言われ、金銭的にもいろんな ことがありました。 それでも私は仕事の面では人の十倍くらい努力を してきました。 それがいつか花を咲かせるだろう と思ってやってきたのです。 どんなに忙しくても、いろんな展覧会や演劇公演や 図書館などに足を運び、自分の目で確かめたり、 楽しんだり、知識を広めたりするのも努力の内なの です。 それをずっと続けてやりました。 【待っているだけではダメ】 でもそうでない役者さんはそういう努力をしません から、それができない。 だからそれをやりなさいと言っているのです。 他の人を妬み、そねみ、ひがむ前に。 売れない人に限って、何ひとつ努力もせず女や酒や パチンコなどの快楽ばかり追いかけまわして、安酒 で酔っぱらってはグダグダと他の人の悪口ばかりこ ぼして、ひがみまくっているだけなのです。 演出家がいなければ自分で演出すればいい。 プロモートしてくれるプロデューサーがいなければ 自分がプロデュースすればいいのです。 自分がプロデュースして、台本を書いて、演出して 照明プランも立て、衣裳もこうやれば安い生地で 縫えるという知識を持っていれば自分で出来る。 美術や装置も、多くの芝居や美術文化を見ていれば じゃあこういうものをやりましょうという知識が あちこちから引っ張ってくることができます。 ところがみんな売れない女郎さんのように、軒先に ならんで、声がかかるのをただじっと待っているだ けなのです。 《打って出る》ということを知らない ですが、努力するということは大変なことです。 苦しいですし、歌や踊りを習うにしても、月謝を 払わなければなりません。 その分だけアルバイトでも何でもして月謝をはじき 出すのです。 また、時間も寝る間もなく、心も 身体も休める暇なんてありません。 私はそうしてきました
偉大です。 舞台人の偉大なる先人 説得力が半端ない 正直いって、一緒にダンスを修練してきた仲間でも 《打って出る》ことをしている人はごく少数です。 わたし自身は “時期がきた” という感覚でした でも、これはかなり分けられます。 できる人とできない人。 そこには大きな秘密があります。
何かが “したい” と心から思ってるかいないか
したいものがある人は、明らかに違うのです。 美輪さんのように、どうやったらできるか、に考えが シフトしているからです。 そこには迷いがありません。迷うものがないからです いくらでも努力を払うことができます やろうとする、というより “既に” やっているのです
生み出すというのはそんなものではないでしょうか
歯車の一部ではなく、 自発的にやりたいことがあるのです
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