断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2015年07月18日(土) 初心者の王

プール自主トレ。
初心者レーンで疾風怒濤の1000mをこなす日々。
この頃には完全に独壇場でした。
まず。 他にビート板バタ足で1000m泳いでるような
輩はいません。 皆無w
泳げる人たちにとってみればビート板を使うこと自体
に抵抗を感じてもおかしくありません。
正直、疾風とは程遠い速度です(爆)
そんな中で筋持久力をつけたわたしは、もう、マジで
休みなく 1000m 泳いでいました。
終始ビート板バタ足で。
絶対無敵のリハビリバタ足を展開していたのです。
◎そんなわたしにこの日とんでもないことがおきた◎

 同じビート板バタ足で、女の子に完敗

そんなバカなーーーーーーーーーーーーーーッッ!!
しかしこれは、どう見てもスピードが違う。

 そのバタ足には体中の気迫がみなぎっていた

一目見ただけでわかる。 “根本” が違う
その女の子と自分を比べたら、
俺のバタ足はおおよそ惰性バタ足にしか見えん!

 なんてこった

自分でも信じられませんでした
わたしの最大の武器は《休まないこと》
断続的に進みつづけることです
とにかく速度が遅い自分にはこれしかない
女の子は明らかに経験者です。
そうじゃなきゃ女の子に負けるはずがない!
ここでこんな人物が現れたのも何かの啓示でしょうw
なによりもバタ足だけしてるなんてようなのは
この二人以外いません!! 笑笑
一目見ればわかること、それは―

 《キックにあからさまに意志力がある》

意志力というのは “見えてきてしまう” ものなのです
“見えてきてしまうもの” とは “その人” です
これは、いわばダンスそのもの
ここにこそ意識を払わないわけにはいきません。
すべてはそれとともに伝播するものだからです。
これまで相手がいなかったことで、適度に、
テキトーに泳いで満足してしまっていた―
これはいかん。
このままじゃあいかん。
女の子に負けたのも遺憾です!
決してテキトーに泳いできたつもりはないのに、その
瞬間、自分の泳ぎが《テキトー》になってしまった
わたしは女の子に声をかけました
悔しかったからです
そして25m競泳を挑みました
女の子は言った「いいですよ」
突然始まるビート板対決。

 【タイスケバタ足 vs 女の子平泳ぎキック】

人生で大切なことは一生懸命やって結果を出すこと
その次に大切なのは一生懸命やって負けることです

 わたしは負けました

最後の5mくらいであっさりと

人生は、、あまくない。


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Taisuke [HOMEPAGE]