断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2015年06月08日(月) 入院 2015

◎本日 いよいよ入院です◎
身支度をすませてお風呂に入っていざ出立。
受付でおもむろに体温計を渡されます。
病棟入りするには体温検査をパスしなければなら…

 37度

あれっ… ダメじゃん!! 笑笑
この体温計は自分ではリセットできません。
受付まで行ってリセットしてもらいます。
食堂兼、待合室にて再度計測開始。
偶然目の前には休憩中の美人受付嬢リエちゃんが。
体温計の音が鳴ったとき、リエちゃんに問います!

 た「二度あることは〜??」
 り「三度ある!!」
 た「三度目の〜??
 り「正直!!」

さすがはリエちゃん。美人です!!
そして体温計は―

 37度 …おいッッッ

かるく二度目も失敗。
そんなわたしにリエちゃんは言った。

 「入院当日にそんな体温だなんてクズですね」

さすがはリエちゃんです。。
美人だからって、許せることと… 許します!
この病院はDr. よりも受付嬢が厳しいんだッッ
もうずいぶん前から知ってるよ!! 笑笑
また受付に行きました。
そして、三度目も失敗。。 37度の壁が破れない!
かるく看護師さんに言われました

 「クールダウンしてきてください」(超実話)

さすがに呆れられたんでしょう…
っていうかクールダウンって何??
そもそも何もしてないんですけど―
さすがに自分のこと疑ったけれど、考えてみれば
原因はお風呂に入ってきてるからなのだった
しかしこの時はそんな冷静じゃあなかった。
何しろ “今” 入院しなきゃならないのです!!
かなり慌てていたとおもわれます
とにかく、わたしはいつだって本気の男です。
さっそく《伝説》をつくってやろうじゃないの☆
何回体温計を計るのか。
いつになったら無限輪廻から解脱できるのか!?
今こそ看護師さんの忍耐力を試すときですッッ
「そろそろやってみましょうか」

 36.9度  キターーーーーーーーーーーーッッッ

これで入院できます!入院できるんです!!
リエちゃん「やりましたね!」
リエちゃんとハイタッチまでしました 笑笑
病棟入りするだけでこの騒ぎ様です。
この先どうなるやらw
ようし! せっかくだから写メでも撮るか〜
絶望が襲ったのはそのときでした―

 突如エラー表示出たあああッッッ

何これ!? 嫌がらせ?!
またやり直しかーーーーーーーーーーーッッッ 涙涙
常温でした〜 なーんて信じてもらえるわけがない!
わたしはゾンビのように受付に行きました。。
そこには、笑顔がまるでアンパンマンみたいな可愛い
受付嬢が立ちはだかります。
さっきまで体温計を渡してきた受付嬢。
笑顔がとっても可愛いyミちゃん。
いつも屈託のない笑顔が持ち味のyミちゃん。
体温計渡すのも、もう五度目ですw(爆)
その目を見てわかった。

 完全に見下されている

アンパンマンも人を見下せることを知りました
アンパンマンも笑顔の下では人を差別できるんです
知りたくなかったです
こりゃあ新ニックネームまでついていそうだ。。
“入院当日に5回も体温計り直したタイスケさん”
うっわ、、長ッッ 涙涙
まあこのblogに比べれば屁でもありませんw
わたしは決して負けたりなんかしない。

 36.9度  だーーーーーーーっしょい!!!

小躍りしながら看護師に確認してもらいました。
こうして病棟へ行くことが許されたのです。

病室が与えられただけで、
何だか今日が終わった気分でした―


◎そして剃毛へ◎
19世紀以降、手術の準備段階で行われる処置。
とは言っても怪しい場所じゃありませんw
左膝からスネまで。
絶望が襲ったのはそのときでした―
いつだって一寸先はヤミーです!!
敷かれた新聞紙をよく見たら、、

 スポーツ新聞のいかがわしいページだった

上下逆だったので気が付くのに時間かかったけど、
なんでビキニでストレッチしてるのこの人!?とか、
やたら胸が強調された写真やら。。 出張アロマ。
その詳細説明には性感マッサージ(爆)
ドリンク剤の広告までもあります。 その名も…

 【凄十】 〜何度でも立ち上がる〜

しばらく何故こんな名前なのか頭を抱えてしまいま
した。。 〜いや、マジでわからんかった〜
普段まったく見ることもない記事に唖然としながら
スネ毛は刈られていきました
もちろん看護師さんを問いつめましたとも!!
そしたら…

 「これよりも、こっちのほうが凄かったのよ?
  見せないけどw」

ってええええええええええええええええええ!?!?
一応、破壊力すくなめにしてくれたんですね―

 小さな親切、大きな裏切りです

とにかく。看護師さんの親切でこうなっていたw
なんとも複雑〜な気分でしたね。。
できることなら、、
厳かに今日という一日を過ごしたかった…(遠い目


◎そして院長診察へ◎
なにしろ明日は手術です。
院長は言った。

 「いやぁ〜 すごい!!
  大人になって君みたいな人は見たことがないよ!
  子どもならあるけどね。(可動域がすごい)
  でも、子どもにキツイ筋トレさせるわけには
  いかないし。。(からだをまもるため)
  可能性引き出してみたいのはやまやまだけどね。
  私が “わからない” って言うんだから、まあ…
  《医学の限界》やね〜 はっはっは〜!!!」

わたしは《医学の限界》だったのか…
はっはっは、、じゃないぞーーーーーーーーーーーー
院長の一言で、ますます意味のわからない一日になり
ました。。

 なんだそりゃーーーーーーーーーーーーーーーー

このままじゃモヤモヤがとれない。
わたしはここで昼寝するほど賢くはありません。
こうなったらリハビリ室に行ってトレーニン…

 マッキー「今日は手術にそなえてください」

こうして最後の希望も絶たれたのでした
希望とはあっけなく失われるものです
覚えておいて損はないでしょう。。

しゅ、、手術、がんばるぞおおおおッッ


この日、外は暴風雨でした
台風がゆっくりと接近していたのです―

つづく。


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