断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2015年03月27日(金) 「音の展覧会」

3/24のblogも感想の都合で後回し―
またも先祖返り、大人の都合です(爆)

昨今は通信手段がありすぎて、
唐突に来るメッセージが怖いときがありますよね?
で、今回は良いお話ですw

 『音の展覧会』
  様々な音楽大学から若き演奏家が集結。
  クラシックからクラシカルクロスオーバー、
  ミュージカルまで!

もう記憶の彼方になりかけていた女の子から
突然メッセージを受信しましたw
一緒に踊っていた時代。 あれは、そう…
わたしが代表を務めていたジャズダンス時代です!
現在、その女の子はソプラノ歌手として在学中。
そんなことはまったく知りませんでしたが、
メッセージでわかった人生の選択肢w

 ◎その成長を拝ませてもらおうじゃない◎

わたしは久しぶりにDancing課長に連絡を取った。
お互いに見知っている女の子だからですw
そもそもその子はライオンキング・ヤングナラ役で、
舞台デビューを果たした過去を持ちます。
すべてはそこから始まったのでしょう。
舞台には人の人生を変える引力、感動があります。
今回の舞台はプロを目指す若者たちのものですが、
お金を取ります。
若い演奏家の場数修行とも言える本番。
たしかにみんな上手だった。

 だったのに感動がこない

感想は「上手」でよいのですが、
やはり舞台に立つにはそれだけでは不十分です。
このstageでは、それを痛切に感じました。
技術は感じても情緒を感じない。
その技術には並並ならぬ努力があるでしょう。
だけど「上手」で感動を呼び起こすには、
「圧倒的に上手」でないとむずかしい。
“圧倒的” とは、息もできないほどのものです。
これとは逆の視点、感動が技術ではないのなら、
ハートが歌に乗っていること。 これでしょう。
この世には下手でも涙が出る歌があるんです!!

 上手とか下手では量れない何か

その歌を聴けば情景を感じてしまいます。
そこにはその人から溢れるリアリティがある。
これはダンスでも同じです。

 何かを現出できるかどうか

これが必ず問われてきます。
キーワードは “何が伝えたいのか” や、
“どれだけ大切におもっているか”
やはりフツーでは足りないのです。
舞台では、その向き合い方が丸見えになるからです!

このstageではライオンキングメドレーもありました。
わたしはライオンキングを見たことがないので、
期待していたのですが、、まったく思い出せません。
Dancing課長は主役を張るようなミュージカル俳優
ですから、こう言ってました。

 「知ってたら楽しめる」

それを聞いて、わたしはこう思いました。

 知らないからこそ楽しませてほしい

歌だってダンスだって、
知っているから楽しいんじゃないはずです!!
初めて聴いたとき、見たときの衝撃
押し寄せる感動
わたしは、知ってるものを見に行きたいとは
あまり思っていません。
もし見に行くとすれば、役者・ダンサーの内実です。
だから、あくまでも《人》なんです!
そうなるとやはり舞台に立つには責任が伴います。

それだけの魅力を磨かなければ!!


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Taisuke [HOMEPAGE]