| 2014年09月27日(土) |
BE YOURSELF. |
今日は同じ病棟に入院していた、 あるおばあさんの話をします。
あれはわたしがバカみたいに朝昼夕の日課として 車椅子で10周を課していたときのこと。 カラダの連動性を確認する時間。 そして、自分の体力のためと、体力を奪うため。 夜を寝るための努力ともいえるものでした。 おばあさんは大部屋の廊下側にいて、 その日、毎周回の最中、丸見えの位置にいた。 おばあさんはおそろしく暗い顔をいつもしており、 生きている顔をしてなかった。 感情がある顔を見たことが一度もありませんでした。
おそらくは、 それほどにカラダが動かないんだとおもう
カラダが動かない事実はとんでもない影響を与えます。 そこに陥ってしまうとやる気が一切湧いてこなくなり、 状況をなんとかしようとする勇気さえ失います。 出来ることがある人間にとって、 それは時間の無駄です 考える余裕を与えては “できないこと” に陥る だから、常に何かをして余裕を与えないこと。 何か行動してさえいれば余計なこと考えなくて済む。 《陥るために手術したわけじゃない》 なんとかするためです!! わたしは見ないようにしていたと思います。 おばあさんを見たらエネルギーを奪われる。 ところが、10周目。 おどろくことがおきました
そんなおばあさんが わたしに笑顔を向けてくれたんです
そんな表情見せてくれるなんて思いもしなかった それがどんな内実の笑顔なのかはわかりません。 だとしても、そんなことは問題じゃありませんでした。
《笑顔》
その表情がすごく、すごくよくて… だって笑顔になれるんだったらきっと大丈夫だよね。 おもわず目に涙があふれました すごくすがすがしい何かが心に流れたんです
たとえバカにされてても、いいじゃない そこから笑顔を引き出してくれたなら
どんなことも《生きている》につながっていたい 生きている人を感じたい その人がほんとうにその人であるのをたしかめたい
車椅子10周、考えてみればおかしなことしてるのかも。 それをバカにする人もいると理解しています。 そんなバカバカしいことでも人の何かになっていたら こんなにうれしいことはありません バカバカしいことはバカバカしいことじゃないかも しれないんです
おばあさんの笑顔はわたしを救ってくれました
踊りを踊ることだけがダンスじゃない 真剣さがあらゆることをダンスに変えてくれる 誰かの光や風になれる そうしんじています
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