あなたの“最初の記憶”はなんですか?
どういう経緯だったか忘れてしまいましたが、それは記憶の話でした。 テレビでそういう何かについて言及していたのだとおもいます。 突然、父が言いました。 それは、父が四歳のとき。 汽車に乗って引越しをしたときのこと。
「防空頭巾をおふくろにかぶせられたのだけ憶えてる」
父の最初の記憶は“おふくろにかぶせられた防空頭巾”でした それを話す声色や雰囲気から、とてもショッキングな出来事だったようです
最初の記憶が言えるということだけでも凄いとおもいました
それに準じてわたしは母にも尋ねたのだとおもいます。 小学生のとき、母はみんなで焚き火をしてあったまっていたらしい。
「気がついたら自分のズボンが燃えていたのよ」
えぇえええッッ津 さ、最初の記憶それ―!? しかしながら大変ショッキングな出来事です!! 面白すぎるぞ母ッ☆ そのとき燃え尽きたりなんかしてたら、わたしはこの世に生まれてませんw ってゆうか、どっちもショッキングだけどその方向性まるで違うよ?? 二人の血をそっくり受け継ぐわたしです。 こんな息子になってしまったのもなんだか頷ける気がしてきましたw
記憶に共通していたのは強烈なインパクト
やはり記憶とは、強烈なインパクトが引き金なんでしょうか― そんなわたしも“最初の記憶”を探してみました。 今まで自分の記憶についてこんな真剣に巡らせたことなんかありません。 〜いつだってただただ漠然と、記憶はすぐそばにあったんです〜 わたしの記憶は何度繰り返してみてもここに帰結しました。
幼稚園のとき、年長組に転入してきた女の子を見た瞬間
不思議なことにあれから【思い出せる記憶】が始まっています それだけ“強烈なインパクト”だったのではないでしょうか 今から遡ればまるでファンタジーです しかし、わたしはその女の子に告白することは一度もありませんでした 自分で言うのもなんですが、その記憶はおっそろしく純心です あいまいな記憶ならいくらでもあるだろうに ほんとうに驚きました
自分自身に驚くなんてこと、フツーないよw
記憶は共有されます みんなの記憶に残る生き方を見つけたいですね
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