| 2013年03月02日(土) |
「踊りに行くぜ!!�競札�ンド」 |
知人友人が出演するステージを見に行きました。
ここはもう、理屈抜きにこれでしょうw
『QUICK』
Gとは、重力、負荷、一つの方向。
何度倒れても立ち上がる。 それが僕たちのベクトル。
物凄いインパクトでした。
まったく“僕たち”なんて感じやしない強烈な作品ですw
わたしにとっては“ダンス”じゃなく“パフォーマンス”に映ったけど。
エンターテイメント要素が強く、矛盾と混沌でした。
ほんとによく“つくってる”
ダンスとしては理解できませんでしたが、この作品は面白かった
理由はどうあれ目が離せなかったのは事実です
単純に爆音とフィジカルの一致が心地よかったんだとおもいますね。
その後半、いきなりマイクパフォーマンスに至ったのは奇妙でしたがw
まるでプロレス会場かとおもっちゃったよ―
さすがにマイクパフォーマンスはダンスじゃあないぞ。。
そのダンスからは、わたしは特に何も感じませんでした。
そういう種類の作品ではないのでしょう。
どちらかというと“まったく考えずとも面白い”これでしょうか
人間性やその情緒を度外視した“音”作品だとおもいます。
衝撃を与える一発モノだったと言えるでしょう。
ダンサーとしていろんな葛藤が巻き起こりましたが、凄い作品です。
こんなゴリ押し作品は久しぶりに見たよ
そのほかは心が揺さぶられるようなものを見ることができませんでした
みんな上手だったり、その美術には目を見張るものがあるのに
何をダンスにしているのかまったく見えてきませんでした
ダンスって本当に不思議です
あくまでもわたし個人の感想ですから決定づけることはできません
それでも、“あんなダンスが踊りたい”と思えるものはありませんでした
とてもさみしいことだとおもいます
もっともっとダンスは踊りたくなるものじゃないのかな
もっともっとダンスは見たくなるものじゃないのかな
言うことは簡単でも、自分を客観視するなんて至難の業です
自分のダンスが、見ている人の何を引き出せるのか 何を引き出したいのか
それは常に自分自身に問わねばなりません
何も考えずに踊って大拍手がもらえるなんて到底おもえない。
そのフィジカルと技術で大拍手がもらえるというのは想像つきますが、
それはおおよそ“凄い”でしかないのではないでしょうか
凄いじゃない。 ダンスで拍手がもらいたい
これはもう求めるものの違いです
それでも面白いものは面白いというのが真実。
いいとかわるいで測れない角度が一生に一度のものにするのかもしれません
| 