〜病状は深刻です。 まだまだ別府滞在中のお話w〜
滞在中、“金粉ショー”を初めて見ました!! それも元ストリップ劇場でw 80年代は温泉旅館やキャバレー、ストリップ劇場にダンサーはいたらしい。 舞台活動だけではなく、生計をたてるために稼いでいたのである。 現在、「A級別府劇場」だった名前は「永久別府劇場」に改名。 舞台は縦長、客席の中心に円形の舞台が突出しています。 そして、その円形は時計回りに自転するのでしたw
こんなの初めてだ
ここで踊るなんてことになればあらゆる角度から見られることになります。 どうお客さんと向き合うかが問われることになる。 これはフィジカルだけでは肯定できません、頭脳が必要です。 つまり、ストリップな人たちは見られることに対して相当頭を使っていたはず。 どう魅せるか、がそのまま稼ぎになっていたはずだからです。
一般常識から来るこういう場所だからこそ付きまとうある種の“いやらしさ” しかし金粉ショーはすごかった 照明効果を受け、パフォーマンスは驚くほど崇高なところへいきました ぜんぜんいやらしくないよ―
完全に偏見を覆されましたねw もう首下全身金色ボディーが目の前にいるだけですごいのだ 金色なだけで別世界が現出!!
あきらかにこの世じゃなかった
うっとりしそうになる瞬間、葛藤とともに現実へ引き返しました。 その葛藤は“ある意味で、立ってるだけでお金がもらえる”事実です。 もちろん金色に塗るだけではダメですよね。 引き締まった身体、引き締まったおしりは不可欠なんです。
“丸見え”ですからね
わたしたちが汗流して挑むところを汗一滴かかずに終われる。 飛んだり回ったり床を這ったりしなくていいのだ 夢のようですw
生身でその域にいくことは究極のダンスです
照明効果もなく、生身で立っているだけなのに押し寄せてくる景色。 そんなダンスを見たことありますか?? いつか、いつかそんなダンスが踊りたい そのためにはそんな生き方をしなければなりません これが、ダンサーという職業が素晴らしいその理由です。
さて、あとから聞いた話じゃ身体を塗ることで皮膚呼吸ができなくなるとのこと。 「20分が限度」とか聞きました! これはもう塗ってみなけりゃわからないw ほんとうにそうならたいへんなお仕事です!! だって呼吸できなくなったら過呼吸間違いなしだよ!! 前言撤回だよ!!
パフォーマンスが終わると写真撮影会が執り行われました。 みんな激写してるのを見ると複雑な気持ちになりましたね。 最後には金粉女拓(にょたく)を採る人までいます! どこまで好きなの!? さすがについていけませんでしたね ついていきたくもありませんでしたね
ひとつわかったのは、身体に何かを塗ることで、 踊る人の精神や、それを見る観客の気持ちも変わるのかもしれないということ 舞台ってほんとうに面白い!!
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