断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2012年05月30日(水) 旭山動物園 〜動物たちは治外法権〜

特急スーパーカムイで旭川へ!!
天気もいい、今日しかない、タイミングがない!

 ◎旭山動物園◎
 死ぬまでに一度は行きたい!

なんとか間に合いそうです。  一回死んでるけどw
しかしその本体はこんなんでした。
もう腰が痛い、特に背筋が痛い、ケガなんて絶対できない―
連日のリハーサルでさすがにダメージの蓄積が激しい。
ダンサーとしてあたりまえのこと文章にするのもどうかと思いますが事実です。
毎日ケアをしていても蓄積する疲労がある。
ダンスとはそういうものです
わたしが師事する先生の言葉を借りれば、一言でケリがつく世界。

 「弱い」

車窓に見えてきたのはペシャンコに潰れた家。  雪の重みだと思った。
地面に屋根しかないなんて景色、初めて見た。
完全に潰れた家なんて初めて見た。  ゾッとした
北海道はそんな世界なんだとおもった
ひたすら真っ直ぐ続く道はリアル北海道そのもの。
広告板を観察しているとフツーじゃない表記に気づきました!

 【●●ボデー】  ※ほんとに多いボデー表記

北海道ではボディーって言わないようですw
次に現れた広告表記に度肝を抜かれました―

 【ヂーゼル】

北海道ではディーゼルって言わないようです。
このぶんじゃ人気ブティックDIESELさえも「ヂーゼル」って呼ぶんじゃないかなw
今度ディーゼルのファッションアドバイザーに教えてあげよう。
「チ」に濁点でヂーゼル、なんともイイ響きです!

ちなみに【カムイ】とは神威、アイヌ語で神格を有する高位の霊的存在のことらしい。
とするとこの列車は“特急超神格を有する高位の霊的存在” 〜名前ってすごいや〜
その土地でしか見れないものがここにある!
こんなに煙突がついてる家もそうそう見れないよね。
特急電車で1時間20分、旭川駅に到着。 ここから動物園まではバスで35分。
札幌から約2時間かかる。 往復で4時間か…  急がねばなるまい
ガイドブックで園内の上手な歩き方を熟読確認。
さぁいよいよ死ぬまでに一度は行きたい動物園に到着!
◎ぺんぎん館、水中トンネル。
ペンギンが空を飛ぶように泳ぐ姿を初めて目視…っていうか、は、速ッッッ!!

 ペンギンの泳ぎは超速かった―

◎あざらし館、マリンウェイ(円柱水槽)。
円柱前でアザラシが現れるのを待ちました。

 アザラシの足はちゃんと2つにわかれてた―

人魚みたいに尾ひれなのかと思ってたよ。。
この世は知らないことばかりだ

◎ほっきょくぐま館、大水槽。
ホッキョクグマが飛び込むのは…もう待てんw   微動だにしないんです
ほっきょくぐま館、シールズアイ。
捕食対象のアザラシの視界を体感できるドーム状の窓。
平日だったけど行列はすごかった。  ここは退けん
やっと順番がまわってき!

 っていきなり眼前にクマいた―

デカイ、でかいぞホッキョクグマああああああああ  感動です
次の人に「すごいですよ!」って言ったら「はやく譲れ」ってケチつけられたくらいです
人間ってどうしてこうなのかなぁ…
つまらない人類なんかほっといてあらゆる動物を見て回るぞ。

◎もうじゅう館、ユキヒョウ。
ユキヒョウは白い豹、高度6000m 付近の高原や高山に生息している猛獣。
ユキヒョウの所では空中にせり出した檻で、真下からユキヒョウが見れました。
その姿は、まるで空中に浮かんでいる絨毯のようでしたw
いつもなら床にあるふわふわ絨毯が…宙に浮いてる!肉球ついてる!呼吸までしてる!
猛獣をこんなアングルで見れるなんて旭山動物園はほんとに凄いね。
そこから離れようとしたとき、美人の叫び声があたりに響きわたります!!

 「きゃあああぁあ!!!いやぁああ!!ヨ、ヨダレがああぁぁああッッッ」

真下にいた美人に、ユキヒョウのよだれが直撃したのですw
しかしユキヒョウを訴えることはできません。  動物のほうが人間よりも偉いからです
わたしはその悲鳴におもわず心の中でこう思った “ユキヒョウ、ナイス☆”
それはなんとも素敵な声でした。
ヒトの命を感じましたね   旭山動物園サイコー

 〜伝えるのは命の輝き〜

裏腹にわたしはおそろしくさみしい気持ちにかられていきました
旭山動物園は他の動物園とは一線を画したパイオニア動物園です。
あたらしくつくられる動物園は旭山動物園にならってつくられるほど。
たしかに動物たちは他の動物園よりもいきいきとしているかもしれません。
わるくいうつもりはありません、それでも行き着くところはここでしかない。

 “他の動物園よりも”

彼らに本物の自由があたえられることはないのです   すべては檻、オリの中
人間に管理されていること自体がかわいそうでたまらない
動物を“展示する”人間ってなんて傲慢なんだろう
動物園は楽しい、でもその楽しさは彼らの自由を奪ったうえでなりたっているのです

 彼らが本当に輝けるところはここじゃあない

旭山動物園は他を圧倒するすばらしい動物園だとおもいます
旭山動物園ならば明るい気持ちで帰れるかもしれないと期待していたのが本音です
わたしには病院から出られなかった時期をとおって今の自分があります
苦しくてたまらなかったあのときを思い出すと涙がとまらないのです
そう、今も病院ですごさなければならない人たちがいます
その事実がわたしにどれだけの自由があたえられているか突きつけるのです

できるなら、死ぬまでに一度は外に出してやりたい
自由にしてやりたい


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Taisuke [HOMEPAGE]