断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2012年04月28日(土) 「ももへの手紙」

最近のアニメーションは客寄せのために芸能人をつかう傾向がありすぎやしないか。
優香のたんぱくな声に現代のお母さんとはこんなものかと納得しちゃったけどねw

 『ももへの手紙』
 気がつけば、私、ひとりじゃなかった

父が遺した書きかけの手紙。
そこには、ただ、「ももへ」という一言があるだけだった。
「何を伝えたかったんだろう」
心ない言葉をぶつけ、仲直りもしないまま父を亡くしたもも。
11歳の夏、その想いを抱えたまま母と瀬戸内の島に移り住むことに。
そこで待っていたのは、おかしくも、不思議な出会いだった―
豊かな自然と、やさしい人々が生きる小さな島を舞台に、
いま、いちばん大切にしたい、家族の愛の物語が生まれる。

監督は『人狼 JIN-ROH』の沖浦啓之!
『人狼』は美術的にも物語もすごい作品でした…
わたしの中で未だに記憶にのこる問題作のひとつです。
そんな監督が7年もの歳月をかけた新作、いやがおうにも期待が高まりました。

 ファンタジー、この映画はまやかしでした

悪く言いたいんじゃありません。 〜そもそも映画は現実じゃない〜
驚いたのは『千と千尋の神隠し』『もののけ姫』スタッフが贈る、という宣伝文句で、
描いたのは猫バス…ではなく、妖怪が身を挺してつくるおぞましいバリヤー!!
台風をも凌ぐ、まったく可愛くない妖怪障壁に正直、度肝を抜かれましたw
物語が違えば世界がちがう、かわいいのとおぞましさ、それが面白かった!
わたしにとってこの映画はこれに尽きます。

 一言の重さ

 何気ない一言が、もしも最後の言葉になるとしたら
 それも、取り返しのつかない一言だったりしたら

それほどこころに突き刺さりはしませんでしたがそれでも生き死にがともないます。
実のところ、誰にでもおこりうる物凄く身近な現実問題です。
いつか味わうこととはいえ、何を大事にすべきかが早くにわかれば迷いはしません。
ももは妖怪に万事たすけられるという、世にも極楽なシステムを手に入れます。
 こんなの俺にはなかった
自身と、現実にただただ向き合ってやっと自分を取り戻したのです。
こんな寄る辺は偽者です、まやかしなんです。
うらやましいよ… 俺だってこんなふうにいつも誰かにたすけられたかった
自分自身に立ち向かうことがどんなに苦しかったか   どんなに苦しいことか
立場は違いますが、ももはおんぶに抱っこです。。

 ふざけるな

これはまったく悪気のない個人的な気持ちです
しかし、答えはまったく同じところでした   気がつけば、ひとりじゃなかった

 何が大事かわかることがその人を真にその人にするのかもしれません

さぁ本題です。
行き着く先は、どれだけ話ができるか。
思慮深く、なんてのはここではなしにしてみます。
そんなのは自然体ではないかもしれないからです。
良かれ悪かれ、感情の剥き出しこそが人間らしいともいえるからです。
だとしたら、大切なのは素直さだとおもいます
偽りない“わたし”でありさえすれば、ただそれだけでいい。
わたしはこの映画で泣いてしまいました。
ですが、それは妖怪見守り隊イワ、カワ、マメによるものじゃありません。
そして映像で泣いたわけではないのです。
たった一言、それだけでした。
わたしたちはいつでも素直にいるわけではありませんよね。
虚勢を張ったり、上から見たり、いろいろ取り繕って生きています。
素直に話せるタイミングなんて実はほとんどありません。
なぜなら相手があることだからです。
それを話せる人でなくては、聞ける人でなくてはならないのです。
あなたにはそんな人がどれだけいますか?
逆に一人で完結できる人もいます。 それが強いかというのは別問題ですが
大事にすべきこころはここです。

 親しき仲にも礼儀あり

いつでも素直に言えるタイミングを逃さない姿勢をもつこと。
ほんとうの自分をきっちり伝えられる努力を習慣にすること。
いつ何がおこるかしれません。
自分の気持ちが伝えられることは本当にしあわせなことなのです


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Taisuke [HOMEPAGE]