| 2012年01月08日(日) |
「2012NewYearConcert」 |
急遽行けなくなった父の代わりに行くことに! 代&行 〜代行〜
『2012NewYearConcert』
ここ数年、両親はニューイヤーコンサート鑑賞を欠かしたことはありません。 しかし、地域で重要な役員をしている父は急用で行けなくなったのでした。 わたしが母と二人でコンサートに行くだなんてことめったにありません。 なかなかない機会だからきっちりエスコートしてみようw さすが新年、会場超満員。 新年にオーケストラを聴くだなんて大変な贅沢です!
【第一部】 喜歌劇「こうもり」序曲、悪魔の踊り、歌劇「ジョコンダ」より“時の踊り” ワルツ「スケートをする人々」、歌劇「イーゴリ公」より“だったん人の踊り”
って、その全てが踊りの曲ばかり― 嫌がらせだろこれ!! なによりも“時の踊り”がキツかった。。 そのあとがわたしの出番だったからです 軽くトラウマが現出。 その音にカラダじゅうが軋みました… ここでもやっぱり突きつけられる踊り。 まさかこんなことがおきようとは ダンサーとして、舞台人として、どうしたって避けられない現実です。
【第二部】、わたしは人生で初めて見るオーケストラアクシデントがありました。
弦楽器の女性が演奏寸前に弓を床に落としてしまったのです
指揮者の動きが止まった。 突き刺す空気が会場をのみこんだ― 音楽を職業にする人間なら、おそらく絶対にやってはならないミスではないでしょうか… 集中が途切れてしまうからです。 踊りも同じ。 集中がなければお客さんを、会場全体を別世界には連れていけない わたしは落ちた弓を見て青ざめました。 とつぜん現実にかえってしまったのです。 それはおそろしいことです
そのうちわたしは客席で、ある事実に感付きます。 それは、寝ている人がやけに多かったこと。 なんのためにコンサートに来ているのかわかりま― そう思った瞬間にわかった!
そうか、これがNewYearConcertなのかもしれない
新年の節目として来ている人もいる、つまり音楽を楽しみに座っているんじゃない。 これはイベント、ニューイヤーコンサートその会場にいることがステータスなのです。 もちろんすべての人がそうとは言いません。 しかし全く聴いていない人が実際にいるんです。 わたしは舞台人のひとりとして、それがどういう意味なのか考えたくもない! それはほんとうにおそろしいことだからです
本当にすばらしいものならば、観客は必ず引き込まれるはず この唯一絶対のところにたどりつくために、わたしたちは鎬を削っているのです つまり、そうじゃないのなら“力が足りていない”ということです
そう、いつだって舞台は厳しい だからこそやりがいがある素晴らしい仕事なのです
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