断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2011年10月22日(土) 光さす明日へ

いよいよ旅立つときがきた―

 ANA国際線 NH201 NRT→LHR

あたらしいわたしになって初めて長距離国際機に搭乗☆
その翼はこれまで見たどんな飛行機よりもしなやかで強い。

 折れない翼は 堂々と、ひたすら堂々と空に浮いていた

いいな… そうありたい ほんとうにそうありたい
わたしはその翼から目が離せませんでした。
NH201は地球の自転を追いかけてすすむ。 日は落ちない。 いつも光が射すほうへ。
なんだか“旅立ち”にふさわしい航行だったんです!
わたしの未来もそうあってほしい そう思った
高度35000フィート、13時間 空の旅。
NH201機内はすべての席にモニターが常備されていて誰とも話す必要がない。
たしかに時間をつぶすには最高の設備だ。
でも、心地いい空間になればなるほど人と話す機会がなくなることを知りました。
 意外とショックです
そのうちわたしのカラダが疼きだした―
気圧も大きく関係している気がする。 とにかく違和感がヒドい。。
窓ぎわだったから席を立つ際少々むずかしい。 毎回道をあけてもらわなきゃ出れない。
何度もストレッチに出るうちに客室乗務員さんと話すチャンスがうまれた。
こんな身なりだ、やはり訊かれましたw

 「何をなさっている方ですか?」

わたしはすこしばかり話しました。
イギリスがわたしのあたらしい初めての舞台だと
なんとかここまでやってきたこと
ちょっとしたことでも人と話すことはとても気分を変えてくれる。
モニターなんてなくたってこんな豊かな気持ちになるんだから すごい力です
ヒースロー空港到着90分前、光に照らされて輝く翼はほんとうに美しかった
あんまり美しくてわたしは泣いてしまいました
この時この瞬間を感じる気持ちは二度とやってきません
そのとき客室乗務員さんからとつぜん声をかけられました。

 「タイスケさん、わたしたちから応援させてください」

ANA袋を手渡されました。 Miracleです!
都合上タイスケ表記ですが名前を呼ばれるなんて思ってもみなかった!!
名前にはとてつもない引力があります。

 実感するんです 自分がいま生きていることを

おおげさに聞こえるかもしれませんが、これは“あたりまえ”のことです。
ただ、それが単なるあたりまえでないことを知っています。
そのときのわたしにこれ以上ない応援でした
涙がでるくらいうれしかった
なにげない言葉がわたしに力をあたえてくれたんです
なにかとても大事なものを受け取った気がした
わたしは前回のblogにあるようにいろんなものを複雑に抱えこんでいました。
憤りや不安、期待と希望です。
しかしこの瞬間 すべてがシンプルになりました  あした、明日です
最後に添乗員さんたちと写真を撮りました。
おぼえておかなくちゃいけない
それは顔じゃなくて気持ち、想いです

わたしは言いました
 「わたしはただ 夢をあきらめていないだけです 何者でもありません」

添乗員さんはこう答えてくれました
 「わたしもこの仕事につくまでにあきらめかけたことがあります」

 そうだ、あきらめないこと

それはまわりから見れば小さな小さなことかもしれません。
だけどそうじゃありません。

ANA袋には手紙も入っていました!!
「タイスケさんの想い、気持ちが多くの方へ届きますように。 思いっきりダンスされて来てくださいネ!! またのご搭乗 心よりお待ちしております」

 “踊る” わたしは空に誓いました


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Taisuke [HOMEPAGE]