
6日には自宅教室、10日には夫の実家の教室で弾き初め会をした。 クリスマス会をする教室も多いようだけれど、正月もしっかり練習してもらおう、ということで、わが教室はこの時期毎年行っている、いわゆる「弾きっこ会」。またクリスマスプレゼントでなく、「お年玉」としてささやかプレゼントを。今年はロイズのチョコレート。お菓子の差し入れなども多く、それもわけあう。
1人ずつ、自分の名前、弾く曲の題名と作曲者をいい、皆に書き取ってもらう。書き終わり、エンピツをおき、全員が自分に注目したと思ったらお辞儀。 これだけで結構いい勉強になる。皆に聞こえるように、はっきりと名乗ること、弾く曲の題名などを正確に言うこと。注目された時、てれずに堂々とお辞儀すること。 もちろんその後の、1曲を披露することが一番大きな勉強になるのだけれど。 そして、弾き終わり拍手をしたら、感想をすかさず書く。この、短い時間の中で、ちゃんと相手に伝わるように言葉を選び、感じたことを書くというのもいい経験だと思う。
そして、1枚1枚にその子の思いや気持ちがあふれているその感想用紙を読むときには、あらためて全員の生徒に対する愛情が深まるのだ。 「○も△ちゃんのようにはやくひけるようになりたいです」と、ほとんどの相手に書いている小さい生徒さん。相手に対する、というより、自分のストレートな思いに心を打たれる。うんうん、頑張ろうね。 「〜〜がとってもよかったです。〜〜にすると、もっとよくなると思います。がんばって!」と、いいことを書いてくれ、さらに改善点も書いてくれる中くらいの生徒さん。 「自分がその曲を弾いた時はもっとゆっくりでした。速くて迫力もあり、すばらしかったです」と自分の経験も踏まえて誉めてくれる大きい生徒さんなどなど。
もちろん自分の反省も書くのだけど、これにはその子の性格が一番現れている。結構上手に弾けていたのに「だめだった」と一言だけ。「楽しい気分で弾けました」「ちょっとドキドキしたけれど、落ち着いて弾けました」と、字も嬉しそうに踊っている。「これからも、ピアノずっと頑張りたいです」なんていう、泣かせる一言がつけくわえられていたりもする。
と、感想のことばかり書いてしまったけれど、もちろん、どの子もしっかりと弾けていて、お正月も頑張ったんだなぁ、と感心することしきり。 皆が弾き終わった後での、音符カードの神経衰弱も、案の定「ほくろほくろ!」(爆)ともりあがり・・・点だけでなく、四分音符の上にスタッカート、と、書けばよかった・・・学校も違い、レッスンでもめったに顔をあわせない同士が楽しくうちとけて盛り上がる様子を見るのは、先生としては至福の時だった。
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