2003年10月22日(水) 新しい生徒さん

 私は途中からの生徒さんは基本的に受けないようにしている。それにしばらく前から、いっぱいだったり、産休もあったり、レッスン時間の調整もあって、新しい生徒さんも受けない期間がしばらく続き、なじみの生徒さんとの馴れ合いレッスンしかやっていなかった。

 それが、他の先生からのお話で、10月から小3の男の子を引き受けることになってしまった。産休に入るし、と一旦は断ったのだけれど、待つ、と言う。前の先生とあわずにやめるわけではないので、比べてどう思うかな、akiyoせんせいの方がこわいと思うだろうな、でも、変に気を使ってこっちのペースに巻き込めないと面倒だな、初日くらいお化粧しようかな(爆)なんて、めずらしくちょっとドキドキしたりしていた。

 そして10月1週目。Tくんは張り切ってやって来た。3人兄弟の末っ子(ああ、なぜ私のところには3人きょうだいばかり来るのだろう…)で、お母さんに甘えている。みづきより子どもっぽい感じ。
 まあいいか、と、いつものように、地をさらけ出して(結局顔もスのまま)の初レッスンをTくんは楽しんだようで、「次からもakiyoせんせいんちに来ることに、けってい〜!!」と宣言して帰っていった。

 2週目。先週よりこわいakiyoせんせい。言い訳を「はいはい、言い訳やめー。言い訳聴かなくても、弾いてくれればわかります。言い訳聞かされて、弾けてない曲聴かされたら、せんせいの耳おかしくなるから、せめて言い訳は聞かさない!言い訳しないですむようにやってくる!いい?」と、口をふさぐ。お母さんも後ろにいるけれどね…。

 3週目の昨日。「言い訳じゃないんだけどさ」と言いながら、言い訳をする(笑)。かわいいー。でも、先週よりもしっかり練習してあった。
 それに、書いてきて、と渡してあったパーソナルカードの「好きなこと」に「サッカー・ピアノのレッスン(せんせいのうちでひくほう)・うた」と書いてあった。かわいいー(×2)。

 この日のある曲で、
「前半で、粒のそろったビーズの指輪を、2小節で1つずつ2つ。ネックレスを4小節で1つ作って、こっちはお母さんに上げるの。お母さん何色好き?」
Tくん振り返ってお母さんに聞く。お母さん「みどり」。
「じゃ、みどりのビーズで作ったのが見えるみたいに弾いてね。最後は、プレゼント、って感じに弾くんだよ」
そして、後半の指輪とネックレスは何色?誰に上げる?って聞いたら間髪いれず、「akiyoせんせい!」
かわいいー(×3)。
わざと困って「akiyoせんせいもみどりが好きなんだよ」。Tくんも困った顔して、「お母さん、違う色にしてよ」。
「ああ、いいのいいの。じゃあ、せんせいはピンクにする。ピンクも好きだから」。来週、楽しみ。

 またほかの曲。耳を澄ます、というのに、左耳をピアノに近づけて、聴いてね!というパフォーマンスをしたら、聴いてほしいとマークした音が出てくるたびに首を曲げて、左耳をピアノに近づけてるし。かわいいー(×4)。

 この日は、前の先生から引き継いだバーナムの1の、グループ1の10・11・12番が○。「次のグループに入るんだ!」とうれしそうなTくんに、「次も、だけど、今週はグループ1の1から12も、全部毎日弾いてきて、来週、全部聴かせてね」。Tくん、言葉なし。

 でも、きっとやってくるでしょう。もうすっかり、私のペースにはまってくれている。

 新しい生徒さんとの出会いは楽しみ。時間が取れないから、あまりその機会はないのだけれど。


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