喫茶店やレストランのお気に入り度は、おいしさももちろんですが、使っている食器、家具、インテリア、それからおしぼりやお茶、お水、店員の態度など、いろいろな要素で左右されます。 入ったときは「いい感じ」と思っても、そのどれかに裏切られると少しがっかりします。とりあえずおいしければ「惜しい」と思いますが、おいしくなければ他の要素もあいまって「もう来ないでしょう」の評価に。 私の住んでいるところは「超田舎」なので、なかなかいろんな条件がすべて満たされているお店というのがなく、どこかどこか妥協しながら、でもこの土地の人が頑張ってやっているお店は応援したくて、いくつかひいきにして通っています。
今日は赤ちゃん連れ仲間5人で、目をつけていたお店に初ランチしに行きました。 まず駐車場が狭い。マイナス2。少し遅れて到着したところ満車で、ついでがあった警察の駐車場まで行き、止めて、歩いて再び店へ。散歩日和だったのでさほど気分を害さなかったため、マイナスポイントは加算せず。 お店のロゴがちょっと変(ほっといてくれと言われそうですけど)。マイナス1。外観は普通。スロープがあるし、玄関の感じはいいので、プラス2。 Sさんが予約を入れてくれてあったので、仕切りのある準個室へ。少し狭いけど、この存在自体ありがたい。プラス3。 そしてほどよい暗さ、シックなグリーンがポイントのインテリア。漆喰風の壁。ちょっと貼り付けレンガがチャチだけど、まあまあじゃないでしょうか。プラス1。しかし、イタリアンに、南仏や和も混ざっているような・・・。 観葉植物はとりあえず、といった程度にドラセナなどが。しかしこのお店。日が差し込まない造りにしてあるので、あえて観葉植物は置かない方が。植物がかわいそうだし、穴倉的な空間にはあわない。しかも通路ふさぎ。マイナス1。 店員さん。朴訥な青年。うーん、彼にも仕事は必要だ。いろんな注文を出して、「憶えられた?」とかからかって遊ばせてもらったので、マイナスにはしないようにしておきましょう。 おしぼりは紙のふかふかの塩素くさいやつ。マイナス1。 メニューはなかなか。金額も良心的。食器もシンプルで使いやすい。プラス5。 そして肝心の味。一応ランチでは一番上の1500円、サラダ、パン、パスタorピッツァ、お肉orお魚、ジェラート、ブレンドorエスプレッソ。 パンとピッツァはさすがにパン・ピッツァ屋さんが始めただけあっておいしい。パスタもおいしい。お肉も焼き加減もソースもちょうどいい。ここでプラス10。スープは、金額的に入らなくてもまあ仕方がないでしょう。でもマイナス1。 食後は・・・紅茶は私は飲まないので、選べないことは特に問題なし。しかし、ジェラートは口直し程度。やはりちょっと重い甘いものが欲しい!!マイナス3。 と、ここまではなぜ音楽日記にこんなことを?と思われる内容でしたが、問題のBGMです。 他のお気に入りのあるイタリアンではカンツォーネが流れていたりして、いかにもイタリアだわ!と気分が乗るのですが、ここの雰囲気はちょっと合わない感じです。ベルカントはパス。で、ふと聞き耳を立ててみると、なぜがボサ・ノヴァが流れているではありませんか。個人的には好きですが、ちょっと違うのでは?? 終始ボサ・ノヴァというわけではなかったようで、その後はいろんなジャンルが飛び交っていましたが、特にこだわりも統一性もなかったのね・・・と、少し気落ちしました。マイナス3。 例えば私のとってもお気に入りの和食屋さんはバロック〜モーツァルトが流れていて、舌にも耳にも目にも嬉しい場所だったりします。考えてみれば日本食で日本の音楽、という組み合わせではありませんが(日本の音楽が流れていたらちょっとひいてしまいますし)、とにかく店構えやお料理に、ここの場合はそういった音楽がぴったりで、いい時間を過ごせた満足感が、満腹感とともに味わえます。 やっぱり大好きなタイ料理屋さんはタイの演歌みたいなのが流れています。タイ料理にはぴったりで、また働いているタイ人のお姉さんが、鼻歌交じりで楽しそうにお料理しているのもとってもいい感じ。 まあ、イタリアンだからイタリアの音楽、というのもなんですし、漠然と、気持ちよく感じる音楽を集めたいわゆる「BGM」を使っているのでしょうが、この点でかなりポイントを下げてもったいないと、私個人は残念に思ったわけです。
で、このお店。結局プラス10くらい。(かな?) また気が向いたら足を運ぶ点数です。トイレチェックもし忘れたし。味はいいのですから、他の点はだんだんと洗練されていくといいな・・・。 なんて偉そうなことを言っていますが、自分達が赤ちゃんおんぶして食べてるんだから、洗練も何もない、という気も実はします。
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