LORANの日記
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| 2006年12月21日(木) |
そろそろ聞いてみますか? |
あなたが毎日、一生懸命努力していることは知っています。
それがあなたにとって、生きがいであることも。
大切な家族を、寒空の下で路頭に迷わしたくないことも。
なによりも、家族と一緒に暖かい家庭生活を大事にしていることも。
あなたが何年間も、自分の信念に基づいて努力してきたことも。
その結果、あなたが相応の評価と待遇を得ていることも。
それでなにも、不平不満が無ければいいのですが、
あなたの中に、いつもくすぶって煙が出ているのはなんですか?
こんなに努力をし、一定の成果や評価を得ているのに。
骨身を惜しまず、皆の気持ちを汲みながら組織を維持していたのに。
自分では精一杯仕事をし、満足しているのに。
ふと、なにか満たされない思いが湧いてくるのはなぜ?
夕焼けの赤い空が次第に薄れて、星が瞬きだしたとき、
ふと、なぜいまここにいるのかと疑問が浮かんできます。
時間を忘れ、仕事に夢中になり、熱中していたときがありました。
休みの日の夕暮れ、川面を吹き渡る風に、
ふと、自分はなにをしているのだろうと思います。
あなたはそのとき、自分の真実に触れたのでしょう。
あなたの真実は、いつもあなたと共にいます。
あなたが生まれてくる前から、ずっと一緒にいます。
あなたが真実を忘れていても、
あなたが何かに夢中になっていても、
あなたの真実は、あなたが気づくまで待っていてくれます。
そして、大自然の息吹きの中や、密やかな夜の帳の中で、
やかましい喧騒が消えたときに、
あなたが真実に気づくのを待っています。
そして、あなたが真実の声に耳を傾けるのを待っています。
あなたが求めるのは、あなたの真実の声だったのです。
あなたは心を静かにして、
周囲が静寂になるのを待って、
あなたの真実の声を聞いてみませんか?
もう何年も、何十年も、
あなたの真実は、あなたが振り返るのを待っています。
そして新しい夜が明けたとき、
あなたは真実と共に、
大きな希望を持って、
歩き出すと思います。
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