LORANの日記
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2006年11月10日(金) 原因と結果


原因があるから結果がある。

こんなことは誰でも知っていますね。


仏教ではこれを「因果」(=原因と結果)と言うそうです。

原因は種で、結果は実です。文字通り「実が結果」するのですね。


良い種を播けば良い実がなるのは当然です。

これを良縁や好機の到来と結びつけて考えます。


「果報は寝て待て」という言葉もありますが、これでは何時に

なったら結果が現れるのか分かりません。


ですから先ず第一に、日頃から良い種を播く必要があります。

良い種を播くとは、良い行いをすることですが、相手が喜ぶ

ことをすればいいことになっています。


私はこれだけでは少し物足りないと思います。

良い行いとは、「良い思い」による行為だと思います。


相手が喜んでも、それが「良い思い」による行為でなければ、

遅からず問題を起こすでしょう。


いまの社会がどんどん悪くなっているのは、「良い思い」による

行為が行われないからでしょう。


一人ひとりは悪い人ではなくても、構成している社会がめざしている

ものは利益であり、権力と権威です。


日本のことはよく判らなくても、お手本にしているアメリカを見れば

何をしているかよく分かるでしょう。


「自由と民主主義」を標榜して建国されたアメリカに、いまそれは

ありません。


一部のお金持ちのために多くの国民が犠牲にされている現実があります。

いまだに人種差別はなくならず、ホームレスは増加の一途です。


そこには「自分の力がすべて」というアメリカン・ドリームがあります。

力がある者には無限のチャンスがあるという言葉です。


これでは永遠に力同士のぶつかり合いが続くだけです。

勝った者は権力を手に入れ、自分の王朝を築きます。

これでは北朝鮮の金王朝と変わりません。


東洋の思想は西洋とは異なります。

権力闘争の虚しさを数千年前から説いています。


もちろん日本は東洋の国ですが、明治政府が西洋文化を偏重したために

教育の学制をイギリスなどに模倣してしまいました。


そのために今の日本人は全員が西洋的教育を受けた人ばかりです。

日本人が「イエロー・ヤンキー」=東洋人の顔をしたアメリカ人と

呼ばれる所以(ゆえん)です。


頭の中の思考や服飾、文化もアメリカ的なのですから。

でも、すべてを見習えば、今のアメリカになってしまいます。


アメリカ人以外のアンケートでは、世界で一番脅威を感じる国は、

北朝鮮でも、イラク、イラン、中国でもなく、アメリカなのです。


もし私たちがより良い未来を志向するなら、良い種を播く必要があります。

それは良い思いで播かなければなりません。


自分だけが栄えれば、他人が滅びてもいいと思うのは間違いです。

人という文字はお互いが支えあっています。

これが東洋の考え方です。


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