LORANの日記
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2006年10月23日(月) 酸素の功罪


私たちは酸素が無ければ生きられません。

そんなことは誰でも知っています。


もし酸欠になれば、助かっても脳死状態になります。

かっては未熟児が保育器内で酸素濃度の高すぎで、網膜症を

起こして失明する事故が多発しました。

また活性酸素がガンの原因になることも知られています。


このように酸素は必要ですが、酸素はトラブルの原因でもあります。

どうしてこんなことになるのでしょうか?


酸素は植物が光合成の結果出した廃棄物です。

かって酸素は大気中には無く、炭酸ガスが充満していました。


それで炭酸ガスを呼吸する植物が出現し、繁茂しました。

石炭は古代に繁茂した植物の化石です。


廃棄物である酸素が増えて、それを利用する動物が現れました。

現在の大気中の酸素濃度は、約20.95%で、80%近くは窒素です。


酸素は様々な物質と化合し、酸化します。

鉄などの金属は錆びてボロボロになり、終には自然に還ります。


草や木は水と酸素で腐敗し、土に還ります。

酸素は燃焼を助け、可燃物は燃焼により土に還ります。


このようにエネルギーは酸素と結合し、燃焼して元へ戻ります。

動物や人は酸素を呼吸し、体内のエネルギーを燃焼して生きています。

そしてエネルギーが燃え尽きたとき死亡します。


しかし植物は自分を滅ぼす酸素を排出しています。

ですから植物の生命は動物とは比較になりません。


屋久島に自生する杉は世界でも最も長寿と言われています。

その中でも縄文杉は、なんと推定年齢が 7200年だそうです。

世界最古と言われるメソポタミア文明の6000年前と比べると、その

寿命の長さに圧倒されます。


植物は自分を破壊するシステムが無いので、半永久的に生きます。

動物は自分を破壊する酸素を必要とするシステムですから短命です。


こう考えると、地球の王様は人間ではなく、植物であることが分かります。

私たちは思い上がっていたと反省しなければなりません。


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