LORANの日記
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日本は戦後、アメリカのおかげで小作人は解放されて地主になりました。
それまで無かった普通選挙権を獲得し、自分が政治家を選ぶことができるようになりました。
封建的天皇制や軍部の威力がなくなり、民主的になったと思われています。
確かに占領軍が実施した農地解放は日本の有効需要を創るためには絶大な効果がありました。
全国農業協同組合中央会(JA全中)に、恩人・連合軍最高司令長官マッカーサー元帥の銅像
が無いのはふしぎなくらいです。
しかし世界の歴史を見ていると疑問を持たないわけにはいきません。
人類最古のメソポタミア文明から6000年、エジプト文明から5000年、中国文明から
4000年を経過していますが、人間の歴史=戦争の歴史です。
日本は戦後60年間戦争をしていない先進国唯一の国と言っていいでしょう。
超大国・アメリカは戦後だけでも、どれほど戦争を続けているのでしょう?
日本が戦争を止めてから60年間、アメリカは毎日戦争を続けているように見えます。
ではアメリカは誰のために毎日戦争をしているのでしょうか?
それは「全アメリカ国民のために」という大儀があることになっているでしょう。
では全アメリカ国民は大きい戦争だけでも、第1次、第2次世界大戦から朝鮮、ヴェトナム、
湾岸、イラク戦争と毎日のように戦争を続けたいと思っているのでしょうか?
戦争をすれば家族が徴兵で兵役にとられて、戦死するかも知れません。誰が望むものですか。
それなら全アメリカ国民が反対すれば、戦争は無くなるはずですね。
でもそうならないのはなぜでしょうか?
戦争が無くならないのには理由があると思います。
多分最大の理由は、「国家は私物」だからでしょう。
日本が戦争に負けたのは、日本の支配者とアメリカの支配者が戦って、アメリカの支配者が
勝ったからです。
その後、北朝鮮の支配者とアメリカが戦い、休戦して今に至っています。
北朝鮮の支配者は親から息子へ代わりましたが。
イラク戦争もイラクの支配者サダム・フセインとアメリカの支配者との戦いでした。
これもアメリカの支配者が勝ちましたが、その周囲の国の支配者との緊張が高まっています。
イスラエルの建国も、ユダヤ国家を再建したいというユダヤ支配者の希望が実現しました。
そこにあったイスラム国家の支配者との戦争は起こらざるを得なかったでしょう。
サウジアラビアという国名は「サウド家のアラビア」という意味ですから明解ですね。
こうして考えていくと、「国家はすべて私物である」と定義できるでしょう。
すべての戦争は宗教的、民族的な理由があっても、最も大きな理由は支配者同士の国の
取り合いだったのでしょう。
宗教的、民族的な理由は戦争を正当化するために作られたのでしょう。
それならもう、支配者の言いなりになる必要もないでしょう。
支配者が作ったシステムから脱出してもいいと思います。
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