LORANの日記
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| 2006年07月24日(月) |
「中村 哲」医師の本から |
「中村 哲」医師を知っていますか?
私がいま最も尊敬する人物です。
彼の行動力は正に「神業(かみわざ)」と言っても過言ではないでしょう。
それを可能にしているのは、彼の中の「神性」でしょう。
「中村 哲」医師は1946年福岡生まれの60歳です。
1978年、福岡の山岳会でパキスタンとアフガニスタ国境のヒンドゥークッシュ山脈へ登って、
初めてその峰の神々しいまでの美しさと、そこに住む人々の貧しい医療の現実を見て衝撃を受け
られたそうです。そこでの子供の死亡率は50%です。
1984年、JOCS(日本キリスト教海外医療協力会)より派遣されてパキスタンのペシャワール
で医療活動を開始されました。
あれから22年間、彼の着実で足が地に着いた医療活動は大きな成果を挙げています。
その活動を支える経済的な基盤は、「ペシャワール会」というボランティアの民間支援団体です。
国や国連の援助を期待しても、その中の抗争や予算獲得競争などの煩雑に嫌気がさしたそうです。
欧米では宗教活動として献金や寄付が当然にありますが、東洋でもわが国の喜捨はほとんど目立ちません。
福祉活動は政治がするものであり、国民は命じられたことをするだけでいいと思われているようです。
そのため中村医師の活動は常に財源不足との背中合わせでいます。
そこでは、たった200円の薬が買えないために人が死んでいくそうです。
それとは反対に死が迫った末期の患者に数百万円もの医療費が投じられる、わが国の医療があります。
これでも人は平等なのでしょうか?
劣悪な環境の中で、中村医師はこの22年間を正に孤軍奮闘で活動されてきました。
彼の活動は下記の本に詳しくあります。
「ペシャワールにて」(癩そしてアフガン難民)石風社
「ダラエ・ヌールへの道」(アフガン難民とともに)石風社
「医者 井戸を掘る」(アフガン旱魃との闘い)石風社
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