LORANの日記
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明日8月15日は終戦記念日です。
私が生まれて1年足らずで敗戦の日を迎えました。
あれから60年が経ち、3流国と言われた日本は世界でもトップの経済大国になりました。
「人生万事塞翁が馬」と言う言葉があります。
「幸不幸はあざなえる縄の如し」とも言います。
何が良くて、何が悪いのかは、後で判断しなければわからないと言う意味です。
敗戦して戦争を放棄したおかげで若い労働力が確保され、国家予算も産業の推進へ集中して投入できました。
農地解放のおかげで小作農は自立でき、購買力が増大し消費活動が盛んになりました。
朝鮮半島の人には悪いのですが、朝鮮戦争が勃発し特需景気で経済が救われました。
これもすべて敗戦のおかげでした。
チベットは中国に侵略されて多くの国民が犠牲になりました。
政治と宗教の最高指導者であるダライ・ラマ14世はインドへ逃亡し、亡命政府を樹立しています。
国民の殆どが仏教徒であるチベットの寺院が破壊の対象になり、弾圧されました。
しかし現在は旧貴族による支配から開放され、所得が増大し交通網が整備され、住宅環境も改善されました。
信仰心は旧来通りでも、開放前の生活に戻すことはもう不可能です。
このように、いかに大義名分があろうとも、歴史の変化には逆らえないのです。
あれから60年、さて毎年3万3千人もの自殺者や22万人の自己破産者、200万人に及ぶ多重債務者という現在の世相は幸不幸のどちらなのでしょう。
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