LORANの日記
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先日の参議院本会議で政府与党提出の郵政改革関連法案が否決されたことで衆議院が解散になりました。
私は郵政改革をやってみなければ結果はわからないと思っていますから、賛成でも反対でもありません。
もし思うような結果が得られなければ、さらに違う改革が必要になるでしょう。
この参議院本会議では政治家の姿勢がよく表れたと思います。
与党自民党から37人もの反対票を投じた議員がいたことです。
民主主義とは話し合いで問題を解決することです。
全員が賛成というケースばかりではないのですから、反対意見をよく聞きそれを全員が理解したうえで賛成多数の意見が優先されるのです。
自らが所属する政党で選んだトップが決定した政策に対し、法案を議会へ提出する前に自分の意見があれば主張すべきでしょう。
小泉党首は就任時から郵政改革を主張しつづけているのですから、党内で何年間も討議されていたのでしょう。
もしどうしても法案に賛成できなければ、離党するのが当たり前です。
離党するほどでなければ、この法案の実施について詳細に自分の懸念を反映すべきでしょう。
離党しないで、本会議での採決に反対票を投じるのはルール違反です。
自分が所属する党に対する裏切りそのものですから、除名処分が相当でしょう。
しかし造反組のとった行動はあまりにも自分勝手で稚拙と言われても仕方がありません。
造反組リーダーの亀井静香氏や綿貫民輔氏の採決後の言葉にいい加減さがよく出ています。
「離党して新党を結成する気はなく、自民党が自分を公認しないなら、悪いのは自分ではなく自民党だ。」と言うのですから、開いた口がふさがりません。 彼らは民主主義という考え方さえわからないのでしょう。
選挙出馬を断念した能勢和子前議員は「まさか衆議院解散はないと思っていた。小泉首相による造反組への公認外しも。」 あれほど党首が「否決されれば衆議院解散、造反すれば公認しない」と言っていたのに。 党首の危機感を感じず、自分だけは大丈夫だろうという甘さが命取りだったのですね。
このような政治家が国民の負託に応えて、わが国の政治の舵取りをしているのですから、お寒いかぎりです。
所属する党を裏切る人たちですから、その場その場で態度を変え、国民を裏切ることも当然なのでしょう。
「経済は一流、政治は三流」と言われていますが、それを痛感した出来事でした。
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