LORANの日記
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2004年04月13日(火) 力を抜いて

なぜこんなに緊張しているのでしょう。
体中が固まっている人がとても多いのに驚きます。
神経が張りつめている人が多いのにも。

ゴムを引っ張り続ければ、ゴムは弾力を失います。
神経が緊張を続ければ、神経は過敏になり余裕がなくなります。

緊張が日常的な状況は異常な状態です。
首・肩・腰などの緊張や頭痛は日常的になります。
眠りは浅く消化不良、下痢や腹痛、体温や血圧、脈拍の異常、貧血など、様々な
異常が起こります。

それらは自分のリラックスできないことが原因です。
リラックスできないのは、何らかのストレスが原因です。

そのストレスの原因は様々な要素がありますが、大きな要素は自己防衛です。
自己防衛は本能ですから、否定することはできません。

「自分をこれ以上傷つけたくない」
「正常な状態を維持したい」
という本能が自己防衛であり、外的な刺激や攻撃から守るために防衛します。

この自己防衛は、戦争の最前線の緊張によく似ています。
いつ敵の攻撃があるかも知れないという、待ったなしの緊張状態です。

緊張が日常化しているのは、発展途上国より先進国の方が何十倍も多いのです。
都会の方が田舎よりも、また、頭だけで考えている人は、体を使っている人より
何十倍も多いのです。

緊張は相手に対する攻撃を生みます。
知的な人ほど相手に対して攻撃的になるのは、この理由によります。
高学歴な社会の人間関係が、殺伐としている理由がここにあります。

どれほど物質的に、経済的に豊かであったも、精神的に豊かでなければ、まったく
意味がありません。
「仏作って、魂入れず」のことわざ通りです。

「はあ〜」と力を抜きましょう。
体と心の緊張を開放しましょう。

そして、本来の自由で健康な自分を取り戻しましょう。


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