LORANの日記
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2004年04月10日(土) イラクとアメリカ

イラクで日本人3人が誘拐された事件の期限は明日に迫っています。
「自衛隊の撤退」を求めていますが、政府はテロリストの要求を拒絶の構えです。
明日の最終日はどのような展開になるのでしょう?

どのような理由があったにせよ、主権国家の国民の要請なしに、軍隊を派遣し
大統領を逮捕し、宗教施設を攻撃するなどの暴挙が許されるはずがありません。

大量破壊兵器や細菌兵器の開発・保有が世界に脅威を与えたとする理由で、攻撃
がはじまりましたが、肝心の兵器は発見されていません。
最近の報道では、不確かな情報によるものだと為政者が言い出す始末です。

中近東には世界の半分以上の埋蔵量の石油があります。
サウジアラビア以外の産油国であるイラン、イラクはアメリカとイギリスの
石油資本の世界戦略には、「目の上のたんこぶ」に違いありません。

イランはパーレビ国王を追放してイスラム革命が成功しましたが、アメリカは
何回も革命政府を転覆させようと活動し、結局、失敗しました。

イラクはバース党のヒットマン(暗殺者)上がりのフセイン大統領のクエート
侵攻をわざとさせて、政権の転覆をはかりましたがうまくいかず、でっち上げの
情報を世界へ流して、直接、攻め込むという最も悪質な方法をとりました。

このような国際法を無視した目茶目茶なやりかたをするほど、アメリカは堕落
したのです。

かって、アメリカ大陸に1607年に初めてのイギリス人開拓地がつくられました。
スコットランドのジャガイモ飢饉などで、難民同様の農民が大陸へ渡りました。
その中には、ケネディやレーガン大統領の先祖も混じっていました。

1775年に独立戦争を始めて、多国籍の人々だけの国を作りました。
これは、人類の壮大な実験でした。
貧しい人々が一致協力して、新しい国を建国したのです。
最初は30州でしたが、それぞれが自由な国として運営されていました。
自主、自由、独立が保障されていたのです。
ヨーロッパから独立した人々は貧しい同士が助け合う国を作ったのです。
国籍や民族、宗教の違いを差別にすることはありませんでした。
ただ、唯一の例外は、先住民族からすべてを奪い取ることでした。

現在のアメリカの政治姿勢には、かっての新鮮さは微塵も見えません。
思うようにならなければ、すぐに軍事力という暴力を行使します。
これは先住民族から奪い取った歴史を繰り返しているのでしょう。

このようなアメリカの専横に危機感をもったヨーロッパはEU連合を立ち上げました。
ドルと円が下がって、ユーロは25%以上上昇しました。

かっての自由の風が吹いていたアメリカではありません。
お金に狂ったガリガリ亡者に支配される哀れな国になってしまいました。

日本は戦後60年間、アメリカをお手本にしてきました。
もう、それをやめなければ、アメリカ同様、世界から嫌われてしまいます。


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